こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2018.10.20] -[インフォメーション・活動トピックス]
八尾市内の幼保連携型認定こども園を運営する法人が休園の意向を表明し、保護者説明会が開かれました。
このままでは、来年の4月から在園児が出ていかなくてはいけない状況が生まれます。(休止届けはまだ市に提出されていません。)
内閣府に新制度以降、休・廃園をした幼保連携型認定こども園を確認しました。
平成29年4.1時点で岐阜県、恵那市の公立幼保連携型認定こども園が廃園。定員が30人程の園で児童の減少のために合併をしたそうです。
平成30年4.1時点で奈良県、奈良市の公立幼保連携型認定こども園が休園。ここも、児童減少のためのようです。
今回の八尾市のケースでは、そもそも園児に対する保育園関係者の逮捕、起訴が発端となっています。
保護者や子供たちに対して、保育施設としての対応が求められましたが、結果的に今回の事態に至っています。
200以上の在園児がいます。来年、4月1日以降、160人近い1から5歳児までの在園児がこの園から出て行かなければならなくなります。
そして、この社会福祉法人は、一年後の再開を目指すそうです。?!
社会福祉法人が運営する幼保連携型認定こども園で、この法人が一年後の園の再開を目指すために休園を行い、在園児がこの園から出て行かなくてはなりません。
幼保連携型認定こども園での初のケースであり、しかもこんな理由で・・・。
社会福祉法人のあり方に一石が投じられそうです。
全国で、社会福祉法人として公益事業に励んでおられる方々に影響がないといいのですが・・・。
八尾市は、中核市になりたてほやほやで、認定こども園や社会福祉法人の指導監査の権限がほぼ移行されています。その市で起きています。
在園児の保護者の皆さんは、納得できない思いでいっぱいだとお思います。
市が用意している代替え案も遠い保育園。
こんなケースは、幼保連携型認定こども園にかぎらず全国初かもしれませんね。
このまま事態が進んでいいのでしょうか!!