こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2019.2.7] -[インフォメーション・活動トピックス]
ようやく平成31年度の第一次選考の実態が明らかになりました。現課から聞き取りで。
平成31年度の募集(1317人)に対する新規申し込み(1570人)の差は、253人。
これは、昨年の222人を上回っています。
ただし、この数は、あくまでも定員と希望者の数の単純の差であり、実際の数はこれ以上のものになります。(昨年の一次選考での不承諾は約300人)
やっぱり、すべての子どもを受け入れる計画とは程遠いものだったということが、4月を目の前にして示されました。この計画は破たんしているのです。
これから、2次選考が行われますが、現在の2次選考の定員枠は、現在(2月7日)で約150人。ただし、場所や年齢のマッチングがあるので、全てが埋まるとは限りません。また、2時募集に当たり、募集数が増加します。
計画が破たんしているならば、公立保育所・幼稚園を残すべきです。みんな言ってますよ。
そして、今回の特徴は、転所の申し込みが急増したこと。平成31年度は303人で、昨年度の214人を約100人近く上回っています。
これは、認定こども園さくら保育園の唐突な休園宣言に対して、山本南への希望が4え割程度で(物理的事情から)、6割が転園を希望したからのようです。在園児が150人ほどなので、6割で90人ほど、ちょうど数は合います。
しかし、2次選考からは、新規が優先となり、転園は後回しになります。結局さくら保育園の保護者は、線路を超えて踏切を渡るところに行かざる得なくなります。
休園を説明会で聞かされ、最初のアンケートには、多くの保護者が堤保育所を選んだにも関わらず、線路を渡った山本南へ。
そこを避けて、転園を希望したものの、結局山本南へ・・・。結局、休園の犠牲は子どもと親です。
休園を回避するための手立てを八尾市はまともに取っていません。休園を前提にしているからです。
このままで済むと思ったら大間違いです。