こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2019.3.22] -[インフォメーション・活動トピックス]
3月議会の最終本会議で、国保の請願署名(約4000筆)の請願項目1、「国に財政負担の拡充を求める」が採択され、意見書として国に提出することが賛成多数で決まりました。
(賛成) 共産党、自民、維新、市民クラブ (反対) 公明、自民創生
請願項目2の八尾市独自の国保料の引き下げは、賛成が共産党だけで、あとの会派は反対で、賛成少数で採択にはなりませんでした。
日本共産党は、国民健康保険料が今後8割の自治体で5万円の値上げになる問題を取り上げ、消費税増税とダブルパンチを許すのか、増税ストップ、国保料の引き下げを求めています。
国保料は、国の財政負担を1兆円投入すれば、協会けんぽ並みの保険料へ(ほぼ半額)引き下げが可能であり、全国都道府県知事会なども求めています。生まれたばかりの赤ちゃんにも均等割がかかる国保料は、人頭税と同じように負担が重い!
ちなみに、今回反対をした会派の皆さん。保健福祉常任委員会では請願の項目1に賛成をしていました。ところが、最終本会議では急に反対。
しかも、保健福祉常任委員会の全会派の総意として請願項目を意見書として国に上げると決めたことに対して、修正案同義を提出して、この意見書を潰そうとしました。
請願や意見書は、、一歩でも市民にとっての前進をと、会派が立場の違いを超えて一致点を見出す議論の結晶です。
制度が許せば何でもアリの今回の公明と自民創生のやり方は、さすがに通用しませんでした。