こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

日本共産党大阪府会議員団の第4次要望 大幅な財政出動で府民の命と暮らしを守れ!

[2020.4.30] -[インフォメーション活動トピックス]

 

※( )内は億円

1 感染爆発、医療崩壊を絶対に防ぐ

 ① PCR検査センターを府内18の保健所所管区域すべてに開設 (18)
    診察~検体採取(ドライブスルー・ウォークイン)~PCR検査までの機能を備えたセンターを、医師会・看護協会等にも協力を要請し、全保健所所管区域に整備する。一般医療機関医師からの検査オーダーも直接受ける。
 ② 新型コロナ感染者受け入れ医療機関への支援強化 (124)
    病床確保・減収補填、発熱外来・ゾーニング整備などへの補助、陰圧装置・防護服・マスク・フェイスシールドなどの配備をさらに強化する。 
 ③ 救命救急センター、救急病院などへの強力な支援 (100)1
    十三市民病院の医療機能をバックアップする近隣病院をはじめ、新型コロナ受け入れ病院以外の医療機関へも支援を強める。
 ④ 介護・福祉・保育労働者への支援 (50)
    福祉施設における感染予防に従事する手当として、1人2万円の臨時手当を給付する。

2 くらしと営業を支え、誰ひとり取り残さない

 ⑤ 収入が減少した非正規労働者に1人5万円の「くらし支援緊急給付金」を給付 (629)
 ⑥ 1事業所50万円までの「大阪版休業補償金」を創設 (750)

    「休業要請支援金」を大幅拡充し、緊急事態措置に伴う休業要請対象の事業者だけでなく、収入が大幅に減少したすべての中小事業所に家賃など固定費を50万円まで補償する。
 ⑦ 府の緊急融資「新型コロナ感染症対応資金」に返済免除制度を設ける (200)
    100万円を上限に、収入が回復しない事業者の返済を免除する。
 ⑧ 雇用調整助成金特例措置の事業所負担分を府が負担 (60)
    解雇等を行わない中小企業の事業所負担分(1/10)を負担する。
 ⑨ 小学校休業等対応助成金におけるフリーランス等の方への助成を被雇用者と同等まで引き上げ (8.5)
    フリーランス等(委託を受けて個人で仕事をする方)への助成(定額4,100円/日)の、被雇用者(上限8,330円/日)との差額を府が補填する。
 ⑩ リストラや雇い止め、内定取り消しなどの実態調査を実施 (1)
 ⑪ 生活支援、営業支援の制度を紹介した「府政だより」臨時号を発行 (0.4)

3 子どもたちの心と体を守りぬく

 ⑫ 全公立学校に児童生徒のこころの相談員を配置 (5)
 ⑬ 学校、保育所、放課後児童クラブへのマスク、消毒液、換気設備等の購入を補助 (26)

 

 

【財源】

 ○ 国の「地方創生臨時交付金」「緊急包括支援交付金」の活用
    ※国に同交付金の大幅増額を求める
 ○ 財政調整基金の活用
 ○ 減債基金への積み立てを今年度は中止
 ○ IR誘致と「大阪都」の今年度予算を削減
    ※IR推進局、副首都推進局の府職員58人を保健所支援等に派遣する
 ○ なにわ筋線、淀川左岸線延伸部、モノレール延伸の今年度予算を削減
 ○ 「中学生チャレンジテスト」を今年度中止
 ○ 府議会議員報酬5割削減を1年間継続
 ○ 府債の追加発行

 

解説 主に検査体制と医療体制について

1の① PCR検査について、国では2万件を目標にしながら、8千件の到達。府の報道発表では、本日の検査数685人分(陽性率7.2%)。府は、検査のキャパを2倍に増やす計画だが、ドライブスルー方式のPCR検査は当面2箇所のみ。1日一か所で16検体。

(平日)せめて早急に全ての保健所所管(9ヶ所)で実施を!さらに中核市や政令都市など保健所設置市(9カ所でも)実現を!一ヶ所2億円でできる!

 

クラスターを潰す事を中心に置いた検査体制から大規模検査へ。

 

 

②新型コロナの患者受け入れ医療機関について。

(大阪府資料より)

4月17日現在で、コロナ感染患者受け入れ病院は公的病院で31機関443床。その他病院で31機関、231床。合計674床。

中河内医療圏(八尾・柏原・東大阪)では、5医療機関104床。

5月1日までに、プラス334床を要請により確保を目標。合計1008床を目指す。

 

ICUや人工呼吸器の台数などはまた調査したいと思います。(もし、知ってる方いらっしゃたら教えていただけますか?)

 

17時40分の大阪府より報道発表 感染者数の動向について
新規感染44人、うち感染経路不明12人、感染総計1597人。
(新規感染のうち第2警察病院関連で12人)
新規死亡3人、死亡総計39人。
(八尾市 新規感染2人 感染総計43人 死亡総計1人)

http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=38140

 

軽症者には、ホテルなど提供で1565部屋確保。(2事業者)

 

感染者を受け入れる病院では、病床を確保する事で減収が生じ、1ヶ月で1億3千から2億8千万円の減収になります。今回の大阪府の補正では、医療体制への整備への予算は、124億円。1ヶ月の40箇所の医療機関の減収分補填ぐらいです。(現在で31機関、さらに増加させる予定)

 

一定期間の減収分と、その他装備も考えると、せめてあと124億円、つまり2倍が必要です。

 

ざーと取り急ぎの試算も含めてのブログです。もし、間違いなど指摘があれば、教えていただけますか。

 

また、こういう点で示したらわかりやすいなどあればアドバイスください。手探りです。☺️