こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

緊急事態宣言発令 医療機関や介護施設へ聞き取り・アンケート実施中

[2021.1.13] -[インフォメーション活動トピックス]

 

菅政権によるコロナ対策の無為無策、逆行とも言える事態によって緊急事態宣言発令までに至りました。

 

日本共産党は、政府要望事項として緊急事態宣言の発令を科学的にかつ具体的に国民へ説明をすることや十分な補償と医療・検査の抜本拡充や追加の経済対策など求めました。

 

https://www.jcp.or.jp/web_policy/2021/01/post-857.html

 

同時に八尾市会議員団は、八尾市内のや八尾市内の特別養護老人ホームや老健施設、サービス付き高齢者住居施設などアンケートを送らせていただきました。

 

懇談もしていただいた医療機関や特養もあります。ご協力本当にありがとうございます。詳しくは今作成中の議員団ニュースでお知らせしたいと思います。

 

一例を紹介したいと思います。

 

八尾市内の民間病院では、昨年の2月からいち早く重症のコロナ患者さんを受け入れておられています。呼吸器内科の専門医がおられ、エクモも追加購入し、多くの命を救ってこられました。

 

医療従事者の皆さんは緊張が続き疲労もたまっていますが、職務としての使命感が強く、離職率も低く頑張っておられるとのことでした。

 

その他実情や要望もお聞きしました。お忙しい中お時間を割いていただいて本当にありがとうございました。

 

また、ある民間病院では、PCR検査を購入し検査時間の短縮と精度を上げる努力をしているが、コロナ患者の診察や受け入れについては課題も多く、非常に悩んでいる実情をお聞きしました。

 

受診抑制の結果、自宅に引きこもり、食生活も乱れ、アルコールの飲酒で体をさらに壊し入院で運ばれてくるケースもあるということです。地域密着病院ならでわのお話です。感染予防具の不足や値上げなども起きてきていたり、クラスターの情報などが不十分なのを改善して欲しいとの要望もありました。

 

ある特別養護老人ホームでは、自主的に職員や入所者のPCR検査を行い陰性の確認をしたが、継続でやらないと意味が無く、そのための費用は莫大になる指摘。通所介護の利用者の減少による利用者の介護フレイルも心配しておられました。昨年3月から緊張や自制を強いられている職員の皆さんのストレスは相当なものだとお聞きしました。

 

八尾消防の救急搬送の時間も聞きとりました。昨年の同時期に比べも、11月、12月、1月は少しずつ搬送にかかる時間が増えており、ベットが満床だからと断る病院が増えておりその影響も見られるのではということでした。

 

発熱で酸素濃度が低下している救急患者さんは、どうしても受け入れ先が限られてくるので、救急搬送先の選定も大変になってきていると思います。

 

こんな現場での奮闘が市民の安心につながります。そして医療や介護が崩壊しないために一緒に頑張れます。

 

引き続き調査をしお伝えしていきたいと思います。