こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2021.5.21] -[インフォメーション・活動トピックス]
今日は2回目の集団接種の予約日。聞くところによると5分でいっぱいになったとか。大変な状況です。
私たちが掴んでいる状況をとりあえずお伝えしたいと思います。(長文ですみません。まとまっていません。)
まず、65歳以上の人口が約7万5千人。高齢者施設入所者が約5千人。
まず、最優先の高齢者施設入所者への接種状況は5月18日時点で1117人が接種済みと言うことです。(2割)
集団接種は、前回(5月14日)と今日(5月21日)の予約枠で約4500人分(9000回分)。今日から生涯学習センターでの接種が始まります。
次回の集団接種の予約枠は6480人分(13000回分)。6月23日から予約が始まり、7月2日から接種予定です。
集団接種では、全体の人口7万5千人中の11000人分(2万2千回分)を実施予定です。15%未満です。
問題は、集団接種以外の個別接種の状況です。だいたい6万人分(12000回分)です。(施設入所者除いて。)
郵送で送られてきたたりHPでアップされている医療機関の名簿は60ほどです。
ワクチン接種可能の医療機関は100以上あります。名前を公開されていないところが4割あります。
まず、かかりつの病院が名簿にのっていなくても、とりあえずお問合せしてみて下さい。ワクチン接種を行なっている可能性があります。
公開している医療機関では、現在は限定的ですが、かかりつけ患者優先やいずれは一般可の病院はいずれ予約を取り出します。
これらのワクチン接種可能な医療機関には対して、八尾市では事前アンケートをとったということです。
これら医療機関の接種可能人数の合計は集団接種を受けない方の人数を満たしているということです。
ワクチンの供給については、厚生労働省が4月30日付で6月末までに高齢者人口分を送ると通知を送っています。この責任は国に果たしてもらいましょう。
また、いつどれだけ届くかの詳細情報が直前になっているらしくて、現場では困っているという声も上がっています。予約の設定が取れないと!
今の状況で言えば、ワクチンは届く予定になっているが、詳細情報が直前になり、予約枠の設定が困難なケースがあります。
それと最大の課題が人手不足。個別診療所では、ワクチン接種だけに専念しているわけではなく、一般の診療も行なっています。ワクチンの副反応にも対応しなければならず、どうしても予約枠が限られてきます。接種可能人数を報告していても、現在の限られた予約枠に多くの人が殺到したら現時点で溢れる人はたくさんでてくるという状況です。
「少しでも早くと、不安な気持ちでおかしくなりそう。」と焦って電話の前で一日中かけまくったり、親族総動員でインターネットでの予約申し込みなど混乱が起きています。
こんな不安な思いに答える適切な情報とメッセージが必要です。
総理大臣が7月末までに完了と言ったのは、「たら、れば」であり、現場の混乱を含め、煽りを広げているような気がします。
上から押し付けるのではなく、現場での実態をリアルにつかんで課題を明らかにして、全面的に支援するのが国の仕事です。
日本共産党は、“コロナ封じ込め“を戦略目標にすえ3本柱(ワクチン、検査、補償)の対策強を“を政府に緊急要請をしています。
https://www.jcp.or.jp/web_policy/2021/05/post-875.html
ちなみに今日から集団接種が開始されますが、余が出た分についての確認をしました。
未接種の医療従事者に回すということでした。
それと今後の課題として、孤立している高齢者などのワクチン接種についてです。移動困難や社会から孤立しているケースです。丁寧に掴んでいく必要があると思っています。