こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2021.12.11] -[インフォメーション・活動トピックス]
最初、手話でなぜこの質問をしようと思ったか紹介。(手話通訳さんが動画を作ってくれそれをみながらもう特訓!)
初めて聞いた聴覚障害者の皆さんのご苦労、手話が言語であるということ、条例や法律を求めているということ。
八尾市議会では平成26年に手話言語法を求める意見書を採択していますが、八尾市では手話言語条例が制定されていません。
全国では条例化が進み、中河内では八尾市以外の東大阪・柏原・藤井寺・羽曳野・柏原の全てが制定済みです。
八尾市での手話言語の普及は徹底的に遅れています。
市役所では、手話通訳さんは非常勤でたった方1人であり、手話通訳(17人)の派遣から、窓口対応まで全てをこなされています。
常駐者をもっと増やすことと手話通訳の登録者を増やす必要があります。
消防も市立病院も常駐の手話通訳さんはいません。
市政だよりも手話言語での対応をしていません。
市職員の手話言語への理解は、新採研修の4時間の1部だけです。
市職員で手話を勉強しており使える人はまだまだ少数派です。
条例を制定し、手話が言語である理解と言語であるがゆえの権利を認め、尊重をすることを基本理念とし、市の責務を明らかにする必要があります。
コミニティー条例を作るかどうかの検討が始まったばかりですが、手話言語についての条例化も同時に進めていくべきです。
「学んでいきたい。条例を作らないわけではない。」など市長さんから答弁もありました。手応えあり!
最後は傍聴の皆さんから手話の静かな拍手があったということです!(私は緊張していて気づきませんでしたが)
今議会では私を含め2人の議員が手話言語条例の質問をしました。どちらもはたくさんの傍聴がありました。毎年、要望で手話言語条例を求めている会派もあります。代表質問に条例を求め他会派もあります!この問題の関心の高さが表われています。
市議会が発信している動画(後日)に手話言語や字幕をつけたいですね。
世論と運動と議会の真価を発揮して制定に向けて力を尽くせたら。