こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2021.12.29] -[インフォメーション・活動トピックス]
12月議会には、暮らし学習館の指定管理者指名の議案が提出されました。現在、指定管理者である団体を今度も非公募で指名するという議案です。
しかし、この団体は以前から議会で指摘があるように、平成17年から公共施設内に事務所を設置しています。
ちなみに民間団体で、公共施設に事務所を設置しているのは2箇所だけです。
この暮らし学習館内のこの団体と桂人権コミセン内の元地区協である西郡まちづくり協議会です。一方は公共施設内の電話を使い、一方は電話線を引いて使用しています。
昔から八尾では公共施設内で会社が営業活動をしていたり、特定団体が事務所を設置していたりしてそのつど議会で問題となってきました。
くらし学習館は指定管理者制度が導入されており、指定管理料が毎年1200万円投入されています。指定管理者は、NPO法人と任意団体の共同企業体です。任意団体には700万円の公金が投入されていますが、定款作成も財務資料の公開義務もありません。
その他、出前講座がコロナの影響で半分になっているのに、開催されなかった講座の講師料が払われていたり、今回の指定管理料がお掃除の回数を増やすという理由で250万円増額されていたり…。以前から指摘をしていた不透明な部分が改善されていません。
そんな団体が非公募という事実上の随意契約でこの公共施設の指定管理者になる議案に反対を表明しました。
市民説明をきちんと果たせる施設へ!社会教育施設としてすべての市民が等しく利用できる施設へ!
八尾市HPより くらし学習館