こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2021.12.29] -[インフォメーション・活動トピックス]
文教常任委員会の所管事務調査では、在宅の子育てがコロナ禍の元どのような状況になっているのか調査をしています。
その一環として、未就園児訪問の報告がありました。
八尾市では、大規模な公立幼稚園・保育所の統廃合が行われて、地域で歩いてかようことのできる就学前施設が奪われました。市議会には、5歳児になっても就園できないと保護者から陳情も上がっていました。
この問題を取り上げ実態調査と、大規模統廃合の総括と就学前施設の増設を日本共産党は求めてきました。
就学前の未就園児の訪問調査は今回初めて行われました。
そもそも平成30年の厚労省通知で乳児健診未受診と合わせて未就園児の調査以来があったということです。7から8月にかけて実施をされました。
対象は39人。全体から在園児を引いて、さらに障害児通所支援サービス事業を利用している26人を引いたもの。
39人中33人は、転出や転園による数。残りの6人へ働きかけながら支援につなげていくと。
現在4人は引き続き未就園。学校入学後にフォローが必要であるということ。
未就園の理由は家庭の方針だと言うことでした。
ただし問題は、障害児通所支援サービス事業を利用している26人の児童を未就園としていないことです。
議会に陳情を出されたご家庭も障害児通所支援サービス事業を利用していました。対象外となっているのです。
直ちにこの26人についての調査を求めましたが、残念ながら前向きな答弁は確認できませんでした。引き続き実態に即した調査を求めていきます。
ただ、4歳児まで未就園児の調査は広げていきたいとは答弁はありました。
たのんます。赤旗を読むトラより。