こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2022.9.12] -[インフォメーション・活動トピックス]
文科省にの通知による対応について、保護者への説明を一学期末のこんだんで行った学校、夏休み中に行った学校、二学期が始まって説明会を開いている学校など様々あります。
すでに一学期にこんだんを受けた方から不安の思いが寄せられていました。学校での説明は、無理にり推し進める気はない、保護者と同じ方向に向いていきたい、そのためにそれそれしっかりと話し合いたいと。柔軟性と含みは感じた。しかしやっぱりよくわからないと。
教育委員会の見解が9議会でも明らかになりました。しかし、その後も学校から説明会を受けた保護者から不安の思いが寄せられています。
ヒアリングや議会での教育委員会の見解を説明すると、学校で受けた説明ではそこまで聞いていないと。
まず、こんだんでも説明会でも資料が渡されていない。口頭やパワーポイントのみ。これでは正確に情報が伝わらない。
そもそも、新しい制度が始まったと思った。「考え方が変わっていない」という教育委員会の答弁を聞いてそうだったのかとびっくりした。それならば今まで通りでいいのではないかと思った。
文科省の通知では「週の半分を支援学級で過ごすかどうかは原則目安」となっているのですか?!説明では、原則的に移行しなければいけないという印象を受けた。(個人的な感想ですが)
11月中旬には考えをまとめてほしいと言われたが、一年の猶予があると教育委員会は議会で答弁している。ゆっくり考えることができる。そのように周知徹底してほしい。とにかく通級指導学級はよくわからない。一度支援学級を退級してまた戻るという事態は子どものとって良くないので避けたい。
うちの子は、いわゆる”全部入り込み”だ。支援学級でほとんど学ばずに通常学級で学んでいる。支援学級でのサポートがあったので通常学級で学べるようになった。もし、通級指導学級を選択するとしても見極めたい。それには時間が必要だ。障がい児教育の継続性と安定性を重んじてほしい。
他の会派の議員さんも質問時に危惧を表明していたことが起きています。肝心なことが保護者に伝わっていない可能性があります。
限られた情報で判断が迫られることがあってはなりません。また、決めきれなければ今年は現状でもいいと教育委員会は答弁しています。
一刻も早く、教育委員会は統一的な一番肝心な情報を誰でもアクセスできる方法で市民に知らせるべきです。
学校が説明をするときの統一資料の作成も必須です。
④に続く