こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2023.1.20] -[インフォメーション・活動トピックス]
まず、感染者の状況をお聞きしました。全件把握をやめた(4類型のみの把握 65歳以上、基礎疾患ありなど)ので、今上がってきている数字は一部分となっており、全体像は掴めていないということ。
第7波と比較すると、感染者数は4類型で1割となおり、医療機関での把握してる総数で3割ほど。
恐らく第7波を超える感染者はいるということなので、感染者の3割程度の把握となっているようです。(八尾市で)
大阪府にレベルになると登録センターへの登録数が追加されるので、把握する数がもう少し多くなります。(それでも第7波のピークの5割ほど)
お亡くなりになった方は、第6波で67人、第7波で42人、第8波で28人でした。ただ、第8波ではこれから亡くなる方が増えていくと考えられるということです。
クラスターの状況は、第6波の時は34ヶ所、第7波は67ヶ所、第8波が70ヶ所で、ほとんどが高齢者施設でした。
保健師がやはり疲れてきており、人員を増やしてほしい、他の業務もあるという要望をお聞きしました。(市立病院もお医者さんを増やしたいと言っておられた)
救急搬送困難は1月に入って18日までに170件。昨年の同時期を既に上回っているということでした。
現在、コロナ感染者の救急搬送よりも、それ以外の搬送に困難をきたしているということです。
この130件の救急搬送困難中、搬送中に心肺停止になった件数が2件。
救急要請があって6台の救急車が全て出払っていた件数が35件、予備救急車が出動した件数が2件でした。凄まじい困難ぶりです。
救急車はすぐに来るが、搬送先がなかなか見つからない。救急隊員が2台の携帯を持って交互に電話をかけ続けている。数時間後に搬送先が決まって、病院に着いたら救急車の行列ができていたなど。
救急要請をしたら、全部救急車が出払っており、遠くにいる救急車を呼んでくるの1時間待ってほしいなど。
命を救おうと最前線で奮闘をしておられるにも関わらず、限られた条件の中で命が失われていく状況がよくわかりました。
今、すべきことは明白ではないでしょうか。どこに人、物、金を投じるべきか。