こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2023.1.20] -[インフォメーション・活動トピックス]
オミクロン株の強い感染力のもと、職員の感染が次々に起き、それが通所者やグループホームの入居者にも。
障害の特性から動き回ることが多く、感染者のゾーン分けが困難。全てがレッドゾーン。職員は感染覚悟で対応。便失禁、嘔吐の処理、食事やトイレ介助も。
しかし対応できる人も限られており、人手不足。
要望としては、同じ建物内のでの分離は困難。そういう作りにはなっていない。別の建物での対応など支援施設が必要では。
これは、高齢者施設でも同じ要望がありました。
年末年始は大変だった。グループホームで感染者が広がった。
自宅療養となったが、障害を持った子ども(感染)と高齢の母が一緒に過ごすので、たちまち高齢の母が感染。
もし、母親が体調を著しく崩した時は、ショートステイもどこもやっていないので、スタッフが自宅にケアに行こうと決意をしていたそうである。
要望として、年末年始や24時間など民間では対応できない場合、八尾市立の”きずな”などショートステイの開設はできないものか。
しかし、感染をしているとショートステイの利用もできないが…。
障がい者がやその家族が感染して、自宅療養になったら、全てのサービスから遮断をされて自己責任で数日を過ごさなくてはならなくなる。
検査は助かっている。(高齢者施設でも医療機関でも同じ声)ただ、月2回からもっと回数を増やしてほしい。職員だけでなく、利用者にも実施をして欲しい。小規模の事業所は、検査をして感染が判明したら、たちまち閉所になる可能性が多いので、検査に踏み切れないとこが多数あると聞く。
医療用のN95マスクが手に入らない。もう施設には無い。
保健所に感染予防の実地指導をして欲しい。知識がない中でとにかく捨て身でやってきた。
相談できるところがない。
障害を持った方で、発熱や転換発作も起きていており、急変に備えて入院要請をしたが、何かの基準があるらしく入院をさせてもらえなかった。(高齢者施設でも同様の事象が)
医療機関でも高齢者施設でも障がい者施設でも共通して出されたいたことが、コロナの位置付けの変更でした。今、議論するか?!と。
2類相当から5類へ。事態が改善されるとは思えない不安やこうして欲しいという要望でした。
訪問をしていての実感。世間(国の方針)では、withコロナだが、医療や介護の現場などはZEROコロナが求められている。
そのギャップの矛盾が現場に集中している。
この矛盾を解決するためには、市役所など公的機関が、各現場に実態調査に入り、要望を聞き取り、手立てを取るべきだと。