こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

水道事業を企業団へ統合する議案(広域化)の可決 ところがどんでん返しが

[2023.3.30] -[インフォメーション活動トピックス]

3月議会に、八尾市の水道事業を大阪広域水道企業団へ経営統合して、7市で共同事業を行うという議案が可決されました。日本共産党だけ反対。その理由は、八尾市から水道事業が無くなり、八尾市議会も関われなくなるからです。

 

なんとその理由で、7市のうちの和泉市が議会で否決。それを受けて東大阪市が議案提案を撤回しました。

 

あれ?企業団への経営統合に参加するのは、5市だけ?でも議案には7市だと。しかもシュミレーションも7市だったはず。

 

八尾市議会など5市で議決した議案は、実態がなくなりました。7市の共同事業でなくなるからです。

 

日本経済新聞の記事では、振り出しに戻り、統合そのものがなくなるのではと言うことです。

 

その後、八尾市水道局からも企業団からも何も報告がありません。

 

議会で議決した議案の実態が存在しないというのに。議決の重みを感じておられないのか…。

 

こんなことも想定せずに、全市が参加を前提に話を進めていくこと自体が、市民の代表である議会の役割を軽んじていたとしか思えません。

 

地元の議会の力とはこういうものなのだと実感しました。これが自治の力。

 

企業団への経営統合は、地元議会から権限を奪います。議会の矜持を発揮した和泉市議会に感謝です。

 

引き続き、企業団への経営統合(広域化)反対!

 

八尾でもいのちの水は八尾市で守ろう!八尾市議会が関わろうを市民の皆さんにお伝えしていきます。

 

最初は10市から始まった企業団への経営統合は、次々と3市が離脱して、今回和泉市議会が否決。残りは6市。

 

これでもまだやりますか?

 

もう1市抜けたら当初の半減ですね。