こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2023.3.30] -[インフォメーション・活動トピックス]
八尾市では、小規模特認校が始まりました。
桂小・北山本小・桂中学校校区と高安小中学校区に限り、八尾市の全域から入学可能になりました。
しかし、実際は転入と転出を合わせるとほとんど動きはありませんでした。
今回、3月議会での当初予算にこの小規模特認校の特別扱い予算4000万円が可決されました。(日本共産党は反対)
その内訳は、SSW、SCの特別配置、英語講師の常駐、漢検や英検の受験料を当該生徒だけ受験料全額補助。
明らかに特別扱いです。
しかし、最も問題なのが、4000万円の半分以上を占めるのが、体育の授業や放課後や長期休みでの学習支援、部活などの株式会社からの人材派遣です。入札をかけて契約すると。
しかも、現場の先生がこの対応に追われて授業に出られないため、4人の先生を特別に小規模特認校に配置します。
現在、八尾市内の学校では学校の先生が足らなくて、教頭先生が授業をしているところもあるほどなのに。
そもそも公教育とは、すべての子どもたちに等しく最善の教育を保障すること。
本来、この4000万円は、八尾市内すべての公教育の穴埋め、底上げに使うべきです。