こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

感想の続き その② 一歩を切り開いた

[2023.9.12] -[インフォメーション活動トピックス]

 

今回の個人質問では新しい前進も生まれました。

 

谷沢議員の質問した高齢者の加齢性の難聴への補聴器の補助について、答弁は従来の中で一番踏み込んだものでした。具体的な試算結果も示しされ、非常に前向きなものでした。来年の4月からの実施に向けてあと一歩です。 

おち議員は、奨学金の返済支援の制度を作るよう求めました。

 日本共産党は、6月に高等教育の無償化に向けた提言で”いますぐ学費半分、奨学金返済補助を”求めています。

 大阪府内では、大東市と和泉市が奨学金の返済補助をしています。大東市では特に制限なしで返済の半額補助。予算規模は700万ほど。

 議会での答弁は「やりません」でした。しかし、意欲的な職員さんもいらっしゃるみたいです。

 皆さんの実態や思い聞かせてください!引き続き質問をしていこう!と相談しています。

 

市立病院への近鉄バス問題を谷沢議員が取り上げました。アリオ発のバスが、1時間に一本!午前中7が4。夜の6便が全廃。4月から実施されています。アリオが近鉄バスへの補助をやめての影響だと報告がありました。日本共産党は3月議会でもこの問題を取り上げ、ひきつづきの追及です。

市立病院の答弁では、「検討をしている」「何らかの形で患者の足の確保は必要だと考えている。ただ費用対効果の問題がある」です。一歩でも2歩でも進むように引き続き働きかけを行なっていきます。

 

アクトランド(大畑山野外活動センター)についての質問をしました。青空学校という取り組みを40年以上行っている団体があります。長期休み期間中を利用して5日間かけて集団で作り上げる行事!参加者は子ども、指導員は青年、そして徹底的に裏方の大人の要員。ようやく本格的な行事を今年復活させることができたそうです。しっかし!この猛暑。アクトの体育館は冷房施設なし。簡易な気温計で日中40度、西陽当たったら50度。夜8時で35度。テントを張ってもそこで寝られる気温ではないので、体育館で…もできない!何とか研修室も利用しながら乗り切ったそうですが、命に関わる問題です。教育委員会にも現地を見に来てもらいました。社会教育施設として体育館に冷房をつけるよう求めました。答弁は「予定はない」でしたが、続いて「非常に気温が上がっていることは認識している。注視したい」と無視はできないという答弁が返ってきました。これも前に進むよう頑張る!他にも冷房のない体育館は南木の本にあります。

 

フリースクールに通う通園補助について議会でも陳情が提出されています。この方は、教育委員会の委員さんにもお手紙を書かれ、教育庁とも懇談されました。他市が支援をしている例も調べ上げ表にしておられます!答弁では「研究をしたい」と!びっくり。代表質問で補助を求めたのですが、「予定ない」でしたが、今回前進をしました。切実な声が、実態が動かしているんですね!すごいです。