こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2023.9.14] -[インフォメーション・活動トピックス]
しずかちゃんのパパの話に続き、「コンサートに手話通訳を!」について。
ひょんなことから関わるようになったこの動き。
音の聞こえる世界と音のない世界に住む人をつなぐ言語が手話。音楽も手話でつなぐことができるとは!
この動きを作っているメンバーは多様です。
私は、手話言語をもっと知りたいというのが入り口でのぞかしてもらっています。
またある人は、KーPOPをあらゆる人と共有したいと手話通訳を求め、また聴覚に障がいがある方がKーPOPのコンサートを共有するために手話通訳を求めている。
またある手話通訳の方は、講演でもない演劇でもない、コンサートのための手話通訳の経験と技術を積んでこられ、それを普及させたいと活動。
聴覚に障害のある議員さんも参加され、手話を使いこなす議員さんも参加。コミニティー放送のスタッフも参加。
アメリカに滞在し、暮らしからコンサートまで手話言語が法律のもとで保障された経験を持つ聴覚障害者の方も。(日本に帰ってきて、KーPOPのコンサートに参加し、日本での課題を痛感されていました)
それぞれができることを!ということで企画運営会社や主催者に手紙や電話をし、交渉をしたりメディアに取り上げてもらうにはどうしたらいいのか相談したり…。
先日は、大阪のメンバー4人で、初めて大阪府立福祉情報コミニケーションセンターにお伺いし、大阪の聴覚障害者団体と情報交換を行いました。
演劇の分野で手話通訳者が俳優さんと一体となって劇を作り上げていたり、そのための研鑽を積んでいたりしている活動を紹介してもらいました。
また、文化庁に相談窓口があることも。
障害差別解消法と障害者情報アクシビリティコミニケーション施策推進法の徹底が望まれていることも。
このコミニケーション法では、手話や字幕、点字の提供など情報分野でのバリアフリー化が図られること。また、衆院では「手話言語法の立法を含め、手話に関する施策の一層の充実の検討を進めること」などの5項目の付帯決議がついています。
障害者差別解消法は、事業者の合理的配慮が来年から義務化されます。
本当にいろんなことを教えていただきました。手話言語法の制定が必要なこと。そのためには手話言語条例の制定が大きな役割を果たすことも。(八尾は手話言語条例がまだ無い!)
コンサートに手話通訳を!は時代の流れなんだ!時代の要請なんだと実感しました。
ちなみにこの4人。オンラインでは繋がっていたのですが、リアルに会うのはこれが初めての方も。一緒にお食事をして帰りました。K-popのことやこれまでの生き方などあっという間の時間でした。
たっくさんの仲間がいる。さらにさらに大きな流れになるといいですね!私には何ができるかな…。
ちなみに私は音楽は、今は洋楽とクラッシックが中心です。KーPOPは娘たちがファンで時々聞いています。コンサートは行ったことないです。一度行ってみたいなあ。