こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2023.10.17] -[インフォメーション・活動トピックス]
ヤマト運輸は、”ネコポス”のうち顧客から荷物を預かる集荷業務だけをヤマト運輸に残し、配達業務は再来年の3月末までに日本郵便に順次移し、カタログやチラシを配達する「クロネコDM便」については、集荷業務を除いて来年2月から一斉に日本郵便に移す予定です。
このため業務委託契約の解除をされた個人事業主は全国で3万人。雇用契約の解除を予告されたのはパート社員は数千人に上ると見られています。
大きな変化が生まれています。
茨城県で建交労貨物ユニオン・茨城班が結成され、16日にヤマト本社と初の団体交渉が行われました。
会社側は「整理解雇ではない」と答え、今回の解雇に対する根拠がなくユニオン側は雇用を守る足がかりを得ました。
ある青年労働者は、8月に会社に呼び出され、「もう仕事は終わりだ」と上から告げられました。その青年に労働契約書を確認してもらったら、「”無期雇用”って書いてあるんすけど、これってなんですか?」との返答。
彼は、長く勤めていたので法律に基づき無期雇用転換になっていたのです!!!
とすると整理解雇でもないのに会社都合で仕事を辞めさせられる根拠は全くありません。
仕事の継続を要求するかもしくは退職するなら条件を会社に求める権利があります。
実はパート労働者も同じです。毎年更新がなされているならば、合理的理由がないのに”雇い止め”はできません。
しかし、一人一人の個別では会社はなかなか動かせません。でも諦めないでください。労働組合は団体交渉権があります。
対象者の皆さん、まず、今一度 ”労働契約書” を確認をして下さい。有期雇用ですか?それとも無期雇用ですか?
どちらにせよ、労働組合に相談して下さい。組合が会社に間違いを指摘し、仕事の継続や補償のための交渉を行います。
大阪では建交労大阪府本部が相談にのるということです。
ちなみに前述の青年労働者は、コロナ禍の時期に労働時間を本人との協議なく8時間から5時間に短縮させられています。
これも不利益な変更にあたります。
大阪 建交労 http://www.ctg-osaka.jp/
労働相談ホットライン 06−4800ー7115
八尾にお住まいの方は、10月27日(金)の夜7時からアリオ前事務所へ。田中ゆうこの生活相談。
田中裕子へのメールでも OK。 t.yuko1972@icloud.com