こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

女性支援法を知り役立てる学習会に参加して

[2023.10.21] -[インフォメーション活動トピックス]

 

八尾の日本共産党の市会議員団3人で参加させていただきました。

 

渡辺和恵弁護士のお話しを中心に、堺市の市職員さんから女性相談事業の報告がありました。

 

困難な問題を抱える女性にとって、「お金を払わずに助けて!」と安心して相談できる権力を保障すること、その女性を「よくここまで来たね」と受け止める施策や施設があることの重要性を生野学園の例を紹介してわかりやすく教えていただきました。

 

継続的な支援が求められていること。堺市は体制として切れ目のない継続的な支援を行なっている報告もありました。

 

私たちが頑張れば大きくなっていく法律!この呼びかけを聞いて元気いっぱいになりました。

 

同時に新しい法体系の中で路上売春が残されていることの指摘も。

 

売春防止方法が、「売春がオモテにでては困る。人間のサガで仕方ないから基本的には容認」という上から目線で女性を見ている問題。

 

女性の性の売買の現実を正面から見るなら、人間の尊厳はどうあるべきかという点で合意形成ができるのではないか。

 

性搾取をその視点で見る必要があるのではと問題提起がありました。

 

路上売春が行われるとして、最近若年女性の大規模な逮捕も行われました。

 

なぜ路上売春を残し、売った側だけを処罰の対象にするのか…。そこにはやっぱり権力による“女性は違うんだぞ“という烙印を推しているのではとの指摘も。

 

人間の尊厳の点から改善を求めていく必要があると。

 

その基礎には包括的性教育を法律で位置付けていくことの重要性も指摘がありました。

 

私の持っているモヤモヤや問題意識に応えていただく学習会でした。参加して本当によかったです。

 

最後に参加されていた堺のいぬい友美市議と一緒に写真をパチリ!

 

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