こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2023.11.12] -[インフォメーション・活動トピックス]
土・日で2ヶ所の市政報告会を行いました。
まず、身近な地域の要求である、小学校前の凸凹道の工事の予定や市立病院行きのバスの減便に対するし市立病院が市民の足の確保を前向きに考えている答弁が議会であったことなど報告しました。
予算要望では、高齢者の補聴器助成や給食無償化の継続など、来年度予算に対して前向きな感触があったことを報告。実現に向けて引き続き推していこう!と。
イスラエルによるジェノサイド(集団虐殺)の中止を求めていること。日本政府の態度はありえないことなど思いをお伝えしました。
それと万博問題!
子どもに聞いても「何それ」状態。今、別の意味で注目が集まっているが「ほんまにやるの?やめた方がいいんちゃう…。知らんけど」
世論調査では、7割が万博の開催に否定的です。
この前、視察で大阪を出ましたが、大阪以外では万博の”ば”の字もないですね…。
①
会場費だけで約2倍近く膨れ上がっているとか。淀川左岸線2期工事費用も2.5倍にアップ!さらに地下鉄も延伸するんですよね…。
その新駅は『夢洲駅』だそうで、IRカジノ予定地のまん前でーす。何のための万博かこれでもよくわかります。
ちなみに、この交通基盤整備や地盤対策などで総額1兆円超え!さらに土壌汚染対策などいろいろあるらしい。何が何だかよくわからないけど、とにかくお金がかかることは間違いない。
「万博よりくらしに税金を!」万博中止の決断を今こそ!
②
問題になっている海外パビリオンの会場の位置ご存知ですか?
このイメージ図の輪っかの中。万博とは文字通り海外パビリオンが中心です。これが暗礁に乗り上げていたら土台から崩れていきますよね…。繋ぎ止めるよう必死だそうですが、そのために税金ザブザブで労働時間の上限規制撤廃はあり得ません。
ちなみにこの輪っか、”日よけ除けリング”というネーミングでブレーク中。全木製で350億円かけて、万博終わったら解体するんですって。
輪っかの外が企業のパビリオンや自治体パビリオン。大阪ヘルスケアパビリオンは北東の端っこにあります。ここに八尾市が府内唯一出店をすると広報中。2週間、160m2。そのために1000万円の予算を投じ出店の準備をしています。
そもそもの原因は、夢洲に万博を誘致したこと。そら今の世の中、金と人をかけたらでけないことはない。
だからやってしまおうと思ったのでしょうか。なぜならその先にIRカジノがあるから…ですよね。
しかしここにきて、この万博建設、運営の矛盾が今一気に噴き出しています。責任者出てこい!と言いたいところ。
最後に今の万博工事状況。素晴らしいイメージ図を見た後に現実をお知らせしたいと思います。
ここをさらに金と人を注ぎ込んで前に押し進んでいくのか、それとも「万博より暮らしに税金を」という冷静な判断を下すのか、今こそ求められています。