こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

何もかも不透明なごみ収集事業の民間委託、今度は入札不調! 

[2023.12.25] -[くらし・労働なんでも相談インフォメーション]

 

八尾市ごみ収集事業の民間委託に異議ありとこの問題を日本共産党市会議員団は取り上げてきました。

 

だいたいごみ行政の最大の目的は、ごみ減量化です。今までそのために、直営が適切だとし、その効果をあげてきました。

 

しかし、今回、収集事業が直営であれ民間であれ“ごみ減量には関係ない“と言い出したのです。つまり今までの政策を180度転換して、否定をしたわけです。真面目な職員はやってられないと思います。政策を考える職員も含めて。

 

では、民間委託の目的は? ごみ収集を効率的にするためであると答弁。コストカットすると。でも例え一見非効率に見える方法でも、ごみ減量のために必要なことがあります。その結果が、ごみを減らし、それが焼却費用も減らし予算削減につながっていました。

 

だから聞いたんです。調べたんです。どこをどうコストカットするのかと。

 

するといっさい答えないんです。債務負担行為の8億6千万の根拠を。議会に提案されている数字なのに。共産党は反対したけど、根拠も示さない数字が議決されていることも異常です。

 

この根拠を情報公開で求めた方がいます。するとノリ弁が出てきたとか。

 

少しだけ見せてもらいました。真っ黒でした。ひどい〜。すぐさま不服申請をされました。

 

つまり、コストカットの根拠も示されないのです。

 

そして、今回の入札不調。参加事業所が全て2回目で辞退をしました。その情報は八尾市のHPに少しだけ載っていましたが、現在削除。見当たりません。見つけた方いたら教えてください。

 

議会では、債務負担行為も議決されており、4月から民間委託の予定で職員体制も組んでいるはず、どうなることやら。見通しが立たなくなっているはず。

 

なお、この12月議会には、ごみ収集事業の直営の維持と住民への説明会を求める請願署名が1000人以上議会に届けられ、日本共産党は紹介議員となり、採択の立場で討論もしました。(他の会派が賛同しなかったため不採択)

 

市民の関心と運動が大きな力を発揮していることに確信を持ちました。