こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2024.1.26] -[インフォメーション・活動トピックス]
今日は志紀小学校、志紀中学校の通級指導教室(通級教室)と中学校給食を見学させてただきました。
最初に小学校。
ここは通級教室の拠点校なので、担当の先生がお2人です。1人の先生は通級教室のない学校へ巡回に行きます。
通級教室を利用しているのは20人。
今日、見学させていただいたのは小学四年生の2人の授業でした。週1回から2回、だいたい教師1人に対し1人から2人の児童と言うことです。
コミニケーション
自分を表現できるように
お友だちの気持ちを読み取り人間関係
身体を動かす
など通じて、きめ細かく子どもの心の動きや変化を捉え、自信と成長につなげていく丁寧な授業を見せていただきました。
「友だちのいいとこ紹介してくれる?」「書いてから話そうか」
「いっぱい話すことが勉強やねんで」
など3人でトーキング。
したいゲームを自分たちで決めてスタート。ルールも確認しながらちょっと激しく新聞紙を丸めたボールを勢いよく投げあったり。
あっ、片方の子がズルををしました。先生は黙って見ていました。今度は相手の頭にボールを当てました。でも「ごめんね」と言葉が出てきました。この子どもの動きや心の変化を捉え、先生はその子の成長や状態を的確につかもうとされていました。
単なる遊びではなく、一つ一つの取り組みに意味があり、子どもの変化や成長を汲み取っていく丁寧なかかわりが必要だと感じました。
担当の先生が、ここでの授業だけではなく、クラスをの様子も見に行く時もあるということです。
子どもたちの話を聞いていると…、今日の給食が揚げパンで楽しみすぎて大急ぎで学校に来たらしいです。同行していただいた学校給食課の職員さんにお聞きすると、まさに何年かぶりの揚げパン復活と。今日は子どもたちの間でその話題で持ちきりだったようです。
帰宅後、小学生の息子も珍しく給食の話しを。「今日揚げパンやった」と^_^。
ゆっくりと話しを聞き、書き、話し、そして体を動かす。担当の先生と子どもたちの様子を見せていただきました。
通級指導教室は全く未知の世界。イメージとはずいぶん違いました。そして、とても大切な役割を果たしていることを実感しました。