こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2024.2.1] -[インフォメーション・活動トピックス]
現在、八尾市では全員中学校給食を2学期から実施しています。
民間工場で調理をし、デリバリーで学校に運び、スチーム室で温めて食べる方式です。
この日は、サバを中心とした和食メニュー。
議員団としてもこの方式で中学校の全員給食に賛成するかどうか悩みました。
あまりにも遅れている中学校での全員給食の状況を考え、賛成の決断をしました。ただし、親子方式や自校方式の追求を行うことを主張しています。
現段階で課題はたくさんあります。量の問題は改善がはかられてきました。
味の問題では、いろいろ課題があるようです。中学生の娘が言うには、今日の親子丼は卵と汁が分離していたそうな。フライものも油っこいらしい…。
今、生徒や保護者などのアンケートも実施をする予定です。しっかりと児童生徒の意見が反映されたらと思います。
保護者の試食会では、応募者が多く抽選となったとか。関心の高さがうかがえます。
私の個人的感想では、小学校給食で磨き上げられた食育によって、数々の課題を感じながら、生産者や作っていただいた食べ物への感謝を忘れずに向かい合っていると言う感じ?でしょうか。
同時に、食材選びや購入は民間丸投げであること。栄養職員が全校配置されていないこと。民間での調理は衛生管理や安定性で直営・自校方式には敵わないことなど等々、根本的な課題があることは確かです。
そのことを踏まえながら、なにより実際の現場を見てみたかったのです。
再加熱室のスチームで温められる給食。
配膳室へ
一階に並べられた給食を取りにくる生徒たち。
冷菜を取り分ける。
最初は量の問題が大きな課題となりました。ご飯やおかずを追加する工夫が行われました。
ご飯2段やおかず2段の生徒も!
放送で給食の紹介など生徒自身が行なっていました。
今回見学させていただいた学校では栄養教諭さんがいらっしゃいました。給食時に教室を回ったり、生徒たちがじゃれついていたり。
子どもたちの表情は?笑顔の顔、顔でしたがお写真は載せることができません
想像してください!みんなで給食を食べている姿!
その後、子どもが通う小学校に用事で行ったとき!やっぱり八尾の小学校給食の実力を見せつけられてしまった。
民間委託ですが、全校自校方式で栄養職員も全校配置!
給食コンテストの優勝メニューが給食に登場!みそクリームスープとは恐れ入った!
今月は郷土食に力を入れているとか。
そして極め付けは久々に復活した”揚げパン”。
実は、私が子どもの頃、八尾の給食はセンター方式でした。その時は、物理的な制限のために、自校方式とは違い、既製品が多かったり、パンばっかりだったりで今のような給食のイメージとはずいぶん違いました。その時でも大人気だったのが”揚げパン”と”ミルメイク”
いっとき揚げパンが途絶えていたとか。再び降臨!子どもたちにも大好評だったとか。これを楽しみに学校に一刻も早くと信号も間違って駆けつけた生徒もいたとか。
目指すは中学校給食も小学校給食の水準へ!