こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2024.9.22] -[インフォメーション・活動トピックス]
忙しくて、運動不足を痛感。ちょこザップや無人ジムを横目に見ながら、でもちょっと違うよな…と思案していた時…。
こども食堂でお会いしたお母さんから屋内プール”しぶき”が大変なことになっているんです!と相談をお受けしました。
利用していたスタジオが有料になったり、スタッフさんの配置がどうも少なそうだったり、市民の財産であるしぶきが公共施設じゃ無くなるみたいです!って。
なになに、実はしぶきのことは気になっていた施設。
なぜなら、昨年指定管理者の更新の際に、従来の体育振興会andオーエンスさんが手を挙げず、1回目はなんと不調!(12月議会)再度3月議会でようやく決まったのだが、公益財団法人も手を挙げていたのに、「縮減と利益を上げる」と標榜する株式会社に決定。どうなる事かと心配していた矢先の相談。9月議会で取り上げていこうと決心。
ならば!と潜入調査に。実はこの壁を越えるのが一番辛かった。質問を考えるよりも。
なぜならうん10年ぶりに水着になる必要があったから!でも今はいい時代ですね〜。全身おおい隠すような素晴らしい水着が存在。娘のそんな水着を借りながらいざしぶきへ。いわゆる人生の踏み切りだった。
なるほど!実際に行ってみてシステムから現場まで把握。さらに調査を進める。それでは飽き足らず、他の施設も見学。体育振興会が指定管理者になっているウィングにも。
なるほど!雰囲気からだんだん事態を把握することができてきました。
まず、しぶきの場合、指定管理者が株式会社単独になって、従来と大きく変わってしまったことがあります。
公共施設としての屋内プールやスタジオのあり方です。
多くの市民の皆さんにスポーツを安全に楽しんでもらう権利を保障する。そのためには十分な人手やできるだけ無料の企画など従来は心がけてこられました。それがガラッと変わってしまったようです。
そもそも市政だよりなど配架が激少!ご意見箱もどこにあるかわからず、回答も掲示されていない。
人手の面では、もっと調査が必要ですが、しぶきさんはこちらの対応をすると事務所のスタッフが皆無になるという事態。申し訳ない思いになるほどでした。こんなことは、他の公共施設ではありません。
そもそもしぶきなどスポーツ施設に対し、スポーツ施設運営審議会があって、市民など参加の場がありました。ところがそれを廃止、指定管理者任せになってしまいました。
指定管理者制度で株式会社が運営した場合、特定企業の儲けの道具になる危険があります。まさにその危険を利用者さんたちが危惧してSOSを発信されているんだと感じました。
しぶきを始めとした健康増進事業やスポーツを楽しむという社会教育施設としての役割は、素晴らしいものです。
90歳の方が、プールで生き生きと泳いでおられたり、多くの方が講座やスタジオで汗を流したり。無人ジムと違って、先生から教えてもらったり、励ましてもらったり、コミニティーを作って、何より民間より安い!
そして、たとえば病気をされて運動を始めようとチェレンじをされる方など、ひとりひとりきめ細やかな対応をインストラクターの先生が努力されていたり。
この分野!もっと行政が先生方の話を聞き取って、充実発展させるところやわ〜と感じました。健康宣言都市とかやってたと思うけど、今やってるここって財産〜。
そしてしぶきの極め付けが水の濁り。これも利用者さんから連絡あり。実はタンクの修理が必要なのにフル稼働で凌いでいることが判明。早く修理を!前の指定管理者からも要望があったのに、そのまんまだということがわかりました。必要なところに予算をつけるべきですね。少々水が濁ってても、水質検査クリアーしているから大丈夫!なんて言ってる場合じゃないほど濁ったそうです。(水質検査はクリアーしたそうですが)
9月議会の個人質問で取り上げました。ぜひご覧ください。他のテーマもありますんで一緒に。
https://www.kensakusystem.jp/yao-vod2/video/R06/R060909-00-4.html
八尾市議会HPを検索 9月議会 田中ゆうこ個人質問
そんなこんなでしぶきに関わっている時に、なんと次はかがやきのスタジオが廃止なる議案が9月議会にいきなり上程され、そこから今度はかがやきに関わることに!いそがし〜。