こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

かがやきへ移転する予定だった〝すみれ“が急きょ中止に さらに行き場を失う

[2024.9.26] -[インフォメーション活動トピックス]

今回、生涯学習センター〝かがやき〝の立派なスタジオを廃止して、執務室を広げる議案が提案されています。

 

ついでに男女共同参画センター〝すみれ〝も現在の社会福祉会館からこのかがやきに移転すると先週の木曜日の総務委員会で詳細な資料と共に報告がありました。

 

八尾市男女共同参画センター〝すみれ〝は委託事業になっており、設置場所がこの間、転々としてきました。

 

何と元々このかがやきにあったものが、ホップ(子ども総合支援センター)が入ると同時に公園の事務所に身を寄せ、次は現在の社会福祉会館へ。

 

いっとき、八尾図書館跡地に民間に建物を建てさせ(20年後には潰してもらう定期借地)、そこを家賃出して借りるから、そこに行くという報告もありました。

 

しかし、そんな虫のいい話に乗る民間もおらず立ち消えに。気づいたら、今回かがやきに戻って来ると。

 

あまりにも扱いがひどいということで、共産党含めて複数会派から文句殺到。

 

急きょ、週明けて火曜日に急転直下、移転やめますと報告がありました。

 

ところが、聞き取りを進めるうちに、さらにすみれをめぐる事態が悪化していることが判明。

 

そもそも〝すみれ〝が現在の社会福祉会館を出て行かなくてならない原因が、サポート八尾からボランティアセンターがやって来るので玉突きになるからです。

 

ここでおさらいです。

 

実は、八尾市はサポート八尾という公共施設を八尾市立養護老人ホームもろとも土地建物ごと民間に売却をします。

 

残念ながら、反対は日本共産党だけでした。

 

このサポート八尾の中にはボランティアセンターなど市が社協に委託している事業があるので、出て行かざる得なくなったということです。

 

つまり、サポート八尾という公共施設を売却するために、ボランティアセンターが出て行かざる得なくなり、社会福祉会館へ移動、そしてすみれが玉突きでかがやきへ。

 

さて、話を元に戻します。急きょかがやきに移転しないとしたすみれはどうなるのか?

 

令和7年からはボランティアセンターが社会福祉会館にきて、すみれのスペースを使う予定だそうです。すみれは相談スペースがなくなる可能性があるので、本庁に相談に行くとか。

 

しかも令和8年には、本格的に立ち退きを実施。何と本庁のどっか会議室でも確保しますと。

 

申し訳ありませんが、本庁には余裕のあるスペースがありません。だから困っているのです。

 

事実上すみれはさらなる根無草になります。

 

すみれだけではありません。ボランティアセンターが社会福祉会館に移動しますが、ボランティア団体が企画や会議をサポート八尾で行っていたけれど、現在それも想定されておらず、別の場所を探さなくてはなりません。社会福祉会館にそのスペースはあるのでしょうか?

 

無計画な公共施設の売却でボランティアセンターも、ボランティア団体もそしてすみれも被害を受けます。

 

またかがやきでは立派なスタジオを4000万で潰して職員の執務室を作り講座は空き教室で。これも無計画な支出。

 

いったい八尾市はどうなっているんでしょうか?

 

しかもこのすみれの移転について、議会に報告してから1日後(休日除く)には急きょ中止の判断。

 

無計画な行政の都合で市民に大きな被害が出ています。

 

さらに職員の逮捕に大量処分。最終本会議は嵐が吹きそうですね。