こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2025.3.8] -[インフォメーション・活動トピックス]
以前から取り上げてきた障害児の朝の通学支援について引き続き質問をしました。あ〜最後にもっと市長を詰めたらよかった。時間の関係で引いてしまったのが悔やまれる。次の機会に。傍聴に来られた皆さんすみませんでした。
八尾市では、障害児の朝の通学支援がありません。現在、個別対応をしています。過去5年間に単発の利用が実人数で7人でした。
20年前、お仕事をしながら子どもさんが支援学校に通っていたお母さんは、一番早いバスのバス停に子どもを車で連れて行って送り出すという毎日を送っておられた経験を紹介。
そして、12月議会では、就労のために朝の通学支援は個別対応もされず、このままでは仕事を辞めざる得ない。通学支援を実施してほしいという陳情が上がっていました。
過去には市に対して直接要望書を出されたお母さんもいらっしゃいます。この20年間変わっていない!
今回、日本共産党枚方市会議員団の協力をいただき、枚方市が20年以上前から実施している”障害児の通学支援事業”の詳細にわたる聞き取りをさせていただきました。
広瀬ひとみ枚方市議も一緒に聞き取りをしていただきました。(in枚方市役所)ちなみにこんな素敵な場所にあるのに、市役所の移転建て替え計画があるとか。日本共産党は現地のベストポジションを活かした建て替えを求めているということです。
やっぱり、実際に事業をされている市での聞き取りが一番!
20年以上前に事業が立ち上がった時は、やっぱり教育がやるのか福祉がやるのかもめたらしいです。このままでは話が進まない!と福祉がエイヤー!とやったとか。でも教育との連携を重視されていて、それが制度設計にも教育アセスメントという形で生かされています。
なんと年間の利用者が約70人!この事業がなく、個別対応の八尾では、5年間で日人数7人!
通学計画を立てて、継続的な利用が前提で、学校アセスメントをして、家庭と事業所と学校をきちんと結んで…。給付の申請をして事業所と契約をする。
事業形態は、障害者総合支援法の地域生活支援事業の移動支援サービス事業に並ぶ通学支援事業として実施しておられます。もちろん財源は国が半分、府が4分の1、市が4分の1。
八尾市でもこの形態で実施は可能かと質問すると「できないことはない」と答弁。
ただし財源がどうのこうのとのおまけ付きでしたが。
朝の障害児の通学支援は12月議会の答弁で「検討の必要があると考える」から今回の答弁は「慎重に検討をしている」に変化をしています。
市民の願いと思いが確実に状況を動かしているのは確かです。更なる運動と具体化への促進を!その一躍を担いたいと思います。