こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

9月議会個人質問を終えて 排外主義・極右主義と平和の問題 ②

[2025.9.15] -[くらし・労働なんでも相談インフォメーション]

参議院選挙でデマ情報も含めて広がった外国人問題。

 

日本共産党は暮らしのしんどさや不安の原因は、外国人のせいではなく、自民党政治のそのものにあることを訴え、差別と分断を許さない新たな国民共同、民主共同を呼びかけています。

 

また、日本の排外・極右主義は歴史認識も独特のもの(侵略戦争の美化肯定や君主天皇制)を持っており。経済・社会・歴史的な背景を持つことを明らかにしました。

 

この中長期的的な闘いを見据えての質問構成が必要だと考え、挑戦しました。

 

八尾市は外国人が4番目に多い街です。(大阪市、」東大阪市、堺市に続く)

 

外国人問題では、全国知事会の青森宣言です。この在留外国人は地域住民であり市民であるという立場を評価し八尾市に見解を問いました。そして八尾市の多文化共生計画についての考えを答えてもらいました。

 

その答弁は概ね一致をするものでした。

 

平和の問題も問いました。侵略戦争と植民地支配の歴史の事実を国民的に共有することが必要ではないか。そのために八尾市平和行政が果たす役割が重要であることを指摘し要望しました。

 

前日に他の会派の議員が、中国での軍事パレードを脅威とし、平和は防衛力(軍事力)で成り立ち、水と平和はただではないと主張。

 

私は翌日の質問で、日本全国で長射程距離ミサイルが配備される計画が進んでいること、お互い脅威を与え合うことに(戦争の準備)に平和が訪れないことは歴史の事実だ。日中共同宣言での一致点(お互い脅威にならない)での対話の模索が必要なことや日韓共同プレスリリースで久方ぶりに歴史認識へ踏み込んだことを紹介。

 

平和憲法の原則が最も現実的であることを指摘しました。それは八尾市が答弁した「対話」そのものであることを確認。

 

その時にヤジが飛びました。(それまでにもワイワイ言われていたのですが)「中国に行け」っと。中国に帰れとまでは言われなかったのですが、このようなやじが公然と発せられること時代こそがまさに排外主義・極右主義が闊歩している表れだと感じました。

 

時流に流されず、正論を貫く政党としてこれからもどんな困難にも立ち向かっていく決意です。