こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

長〜い9月議会が終わりました。決算審査では一般会計を不認定にし討論を行いました。

[2025.10.27] -[インフォメーション活動トピックス]

柏原の選挙から続いて9月議会に突入。個人質問に議案審査、そして続いて八尾市の令和6年度予算の決算審査が行われました。

 

この決算審査では、4つの点から審査を行いました。暮らし、平和、政治とカネ、公的責任です。

 

まず、暮らしです。国の悪政に対峙し、暮らしを守る姿勢を持って実行しているのかどうかです。残念ながら真逆です。

 

国保、介護保険、後期高齢の保険料をトリプル値上げ!しかも八尾市独自の国保の減免や下水道減免も無くしました。

 

保育では昨年発覚した施設内虐待について、調査の結果、新たな虐待がさらに発覚していることも答弁から明らかになりました。教育では不登校の問題を取り上げました。

 

日本共産党は、積立基金を活用し緊急財政出動で市民の暮らしを守ること求めています。

 

次に平和の問題です。自衛隊八尾駐屯地の拡張や八尾空港の規制撤廃に反対するよう求めていますが、その姿勢を持っていません。

 

また、政治とカネでは、八尾市政治倫理条例にのっとって政治資金パーティーを開かないよう求めています。今までのパーティー券購入業者との関係を説明責任を果たすよう求めています。

 

最後に公的責任です。昨年起きた環境部環境施設課職員の大量逮捕・懲戒免職について、職場の状況を現地(衛生庁舎・斎場)に行って確認をさせていただきました。現場での努力の途上は見せていただけましたが、前市長や副市長と一部職員の関係についての調査は未だ行われていらず、不十分だと判断しました。

 

また、桂・安中の3館合築について6つの施設を現地確認し、老人センターと青少年会館は全市事業として拡充する必要があり、条例廃止をするべきではないと主張。

 

人権コミセンは、現在の状況を改めないと市民への説明責任が果たせないことを指摘しました。同時に同和地区がまだあるという見解の撤回と人権条例の廃止を求めました。

 

また、ごみ収集事業については、不法就労で業者が捜査を受けていることに対し、詳細報告を求めるように要求。民間委託の再公営化を求めました。

 

文化会館や総合体育館などの指定管理者の赤字については、人件費高騰分を指定管理料として直ちに協議し増額するように求めました。

 

指定管理施設を直営(歴史民俗資料館)や非公募(しょうとく園やプリズムホールなど)にするよう求めています。

 

今回の決算審査にあたっては、現場を見ることを何よりも重視をし、15の公共施設を視察させていただきました。ご協力ありがとうございます。

 

問題点を確認すると同時に、一つ一つの施設の果たす役割をしっかりと見せていただきました。その報告もさせていただきたいと思います。

 

水道事業について、八尾市議会最後の決算審査になりました。4月から市から企業団に移管したからです。広域化に反対の立場から不認定としました。

 

下水道事業は下水道減免を廃止したことについて不認定とし、減免制度復活を求めました。

 

なを市立病院は、国の医療政策のもと赤字が出ています。公立病院としての使命を果たすために市としても全力を尽くすよう求め認定としました。ただし経営を担うSPCは当期純利益を出していることから、PFIのか変える矛盾について指摘をしました。

 

ざーとこんな感じです。

 

二人議員なので、4つの常任委員会を網羅するのに苦労しました〜。手が回らない!だからこそ現地を見に行きました。

 

でも疲れが溜まって、とうとう今日歯が割れました。夜に歯を食いしばっているようです。足の指は骨折するし大変な議会をなんとか終えました。