こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2012.10.20] -[活動トピックス]
年金機構から届いたハガキを見つめ、なにげに年金の支給金額を知りたくなった私は、とりあえず行動に出ることでることにしました。
まず、このはがきから知り得る情報は・・・。
保険料を払っている期間は現在20年。(学生時代は親が払ってくれていた。)
国民年金のみ(厚生年金は数ヶ月)、議員になってからは、議員年金に加入。(しかし議員年金は事実上破綻しました。)
あと5年以上掛けないと年金の受給資格はない。
現段階での支給金額を仮に算定すると3万円ほどと書いてある。
「では、あと5年以上掛けるとなんぼの年金がもらえるのか。」
ねんきんネットのホームページを見よと書いてある。
しかし、実際アクセスをすると・・・。苦労の末わかったのは、IDナンバーを入手しなければいけないということでした。
後日郵送で届いたIDナンバーを手に再び年金ネットに。しかしパスワードを覚えているかとか、秘密の暗号を覚えているかとか「何日か前のことを覚えているか!!」
と怒り心頭!!
もういい。社会保険事務所に行く!と現地に向かいました。
ところが現在混雑中で一時間以上待ち時間ではないですか。がっくりして帰る羽目になりました。
年金にたどり着くまでまだ道半ばです。
紹介 我が家のしょうじょうバッタです。
なでなでしても逃げません。小さい頃からいてるからでしょうか。
[2012.10.20] -[活動トピックス]
秋晴れの中、曽爾高原に行ってきました。
4歳児を筆頭に、妊婦も一緒に挑戦。
とりあえず山頂に・・・。
っと思ったら、まだ続きがありました。
えらい急な坂ではないですか。
妊娠7ヶ月の私に行けるのか?!しかも高所恐怖症なので、一点地面を見ながらひたすら登る。
すすき野原のなかにナンバンギセル(?)がありました。
[2012.10.15] -[活動トピックス]
3時間ほどかけての救急救命講習でした。
救急車が来るまでの8分、できることを学び、手ほどきを受けました。
この講習は、平成6年から実施され、1336回、2万3千人の市民(人口の1割)が受けているようです。
まずは、DVDを見て・・・。
次に、実際に胸骨圧迫を体験。(人工呼吸)
栄町分署の救急隊の職員さんが実演指導。さすがに緊張感があって、緊迫した雰囲気が・・・、圧倒されました。
現場でもされているんだろうなあ。
次に、実践を・・・。妊婦ということで手加減しながらの練習です。
中央私です。太ってるなあ、体重制限かかってます。
AEDも使いました。(名前が覚えにくい。LEDと間違って叫ぶ方も・・・。救心君とか日本人になじみのある名前がいるのでは。)
現在、年間救急搬送が14595件、一日40台、36分に一台です。
ところが八尾市内には救急車が6台、本署と各分署に配置されている状況です。
職員数も、消防自動車、救急車の台数も国の基準を下回っています。
分署も本来あと2箇所が必要です。
命と防災のとりでの基盤整備が急がれます。
[2012.10.12] -[活動トピックス]
日曜参観に行って、つくづく感じました。2年と5年の違いです。
大阪では、2年まで35人が上限の学級定数、3年からは中学校卒業まで40人の上限学級学級定数です。だから平均のクラスの人数が、3年生からはグーと上昇します。
私の5年生の子どもの学級数は、39人です。ちなみに、2年の子は31人です。
これは、大きな違いなんですね。見て分かります。
先生も大変でしょう。
少人数学級を求める私の質問は、2011年12月議会でしました。
世界では、ダントツに遅れています。
しんぶん赤旗の資料より。
しかし、驚くことなかれ、日本全国の中でもダントツにさらに遅れているのが大阪の少人数学級です。
2011年12月の私の個人質問より
全国でも、大阪みたいに35人上限学級をたった小学校1年、2年だけしか実施していない都道府県はごく少数派。進んだところは、小中学校すべてで実施しています。
[2012.10.9] -[活動トピックス]
土曜日は会議、日曜日は日曜参観を無事終え、月曜と代休の火曜日は、思いっきりお出かけをしました。
まずは、月曜日。八尾労連の恒例のぶどう狩りに参加。友人家族と一緒に。
大集団で駅から山道を歩いて現地に向かい、子供たちはわいわいと遊んでいました。パパさんたちは、家族サービスにいそしんでおりました。
火曜日は、小学校が代休だったので、またお出かけです。
定番の信貴さんに行きました。
今回は初めて弁財天の滝へ。
やっぱり怪しい滝でした。修行用の滝だそうです。
帰り道の途中、かなり怪しいかたつむりが・・・。殻に毛みたいなんがはえていました。
ネットで調べたら、オオケマイマイだそうです。びっくりしました。
ちなみに柏原の山の上の農園で猪吉と出会いました。よくなついていました。
あっという間の連休が終わりました。
[2012.10.5] -[活動トピックス]
9月議会に市長から提案があった、”八尾市市民参画と協働のまちづくり基本条例”(通称 まちづくり基本条例)を改定する件について、日本共産党(6人)と無所属(1人)は反対、自民・公明・その他会派は賛成で賛成多数で可決されました。
今回の条例の改定は、小学校区(一部中学校区)にまちづくりの代表として八尾市が認定する校区まちづくり協議会を設置し、この協議会は、市が作成した地区別計画に基づいた”わがまち推進計画”をつくる事となります。また、来年度から”地域予算制度といっておおむね200万円の交付金がこの協議会に使い方を含めて支給されます。
日本共産党の反対理由は、以下の点です。
まず、この条例の流れの背景にあるものです。
本来、国と地方が協力をし、憲法に基づく国民の権利保障をはかるべきなのに、国はナショナルミニマムを放棄し、財政負担を含め地方に権限や基準を移譲しています。この間201の法律がそのために変えられ、地方自治体では条例策定でてんやわんやです。
同時に進められているのが、社会保障の解体です。消費税増税と同時にそのための法律が民主・自民・公明の3党によって作られ、憲法25条を真っ向から否定し、”自助”と”助け合い”の社会保障を行うとしています。(もはや社会保障とはいえません。)
八尾市では、この背景といったいとなって、まちづくり基本条例の策定(平成18年)そして第5次総合計画の策定(平成22年)そして今回の条例改定となっています。そこを貫く基本的な考え方は、”自助”です。そしてその”自助”を基本とした、新しい公共です。この新しい公共とは、「公共サービスは、行政のみが行うのではなく、多様な担い手によって・・・。(団体・事業所等)」という考え方です。この考え方を地域の隅々まで実践するためにすすめられているのが八尾市版”地域分権”です。
自民・改革の賛成討論では、この考え方を端的にまとめていました。「小さい政府と新しい地域のあり方」と。
では、具体的にどうしていこうとしているのでしょうか。
それは、八尾市と地方自治研究機構が行った、研究調査の中で”目指すべき姿”であらわれています。
地域の協議会が八尾市から交付金をうけ、またその協議会が事業所やNPOなどに事業委託をしている図です。しかも協議会は、部会に別れ、各種団体(自治振興委員会、福祉委員会等)は、団体としての存在はなくなっています。
しかも、行政の役割はどうなっていくのでしょうか、住民の福祉増進、奉仕者ではなく、”コーディネーター”になるといいます。これってなに?この間の市長のやってきたことを見れば明らかです。公立保育所を5つなくし、公共施設は指定管理者に権限を丸投げ、現在”しぶき”というプール施設は、事実上株式会社に丸投げ状態になっています。しかも今度開設される八尾南高校跡地の防災公園、体育館では防災施設でありながら、権限を含め指定管理者に丸投げ、防災公園はにもかかわらず、フェンスで囲って鍵をかけ、金を払ったものだけが使用できます。国民権保険の一部と後期高齢の窓口全部は、派遣会社に丸投げです。しかも市民からは取れるところからお金をとろうと家庭ごみの有料化のための審議会が開かれているところです。
校区まちづくり協議会は、従来地域が行ってきた”自主的団体”が”自主的”に”行政の施策に協力をする”まちづくりとは違います。
”まちづくり”という名で新しい公共「つまり行政の仕事はコーディネーター、地域で”自助”を基本とした新しい公共サービスを担ってもらいますよ」そのための組織です。
この矛盾は、たちまちでてくるでしょう。
まず、来年度から実施予定の地域予算制度です。交付額200万円、使い方の権限含めてです。
もし、使い方に疑義が生じ、住民監査請求を経て、住民訴訟になれば、最終的に返還を行うのは、監査含めた協議会のメンバーとなります。
まさに、自己責任。これだけ大きな金額を権限含めて”自助でのまちづくり”の名で託される・・・。このことが知らされているのでしょうか。知らされているのは、お金の使い方はこうしましょうという研修会ばかりではないでしょうか。
詳しくは、9月28日の最終本会議の討論での私の反対討論の映像をご覧ください。始まってから、19分目が私です。ここをクリック。