こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

さあ、歴史的な総選挙だ!

[2017.9.29] -[インフォメーション活動トピックス]

昨日、9月議会の議案審査の最終本会議が終わると同時に、始まった総選挙。

国民の世論と運動に包囲されての疑惑隠しの解散で幕が開けしました。

最大の争点は、この5年間の安倍暴走政治を続けさせていいのか!です。

しっかし、野党再編が一気に進んでびっくり。

民進が市民と野党共闘を裏切り、新党の軍門に下るなど、共闘に重大な後退が生まれましたが、この共闘を発展させるためにも共産党が頑張らなくては!

北朝鮮の核ミサイル問題の解決策、消費税10%増税の中止とその対案の改革、安倍政権の憲法9条改悪を許さず、核兵器禁止条約にサインする政府をなど訴え抜きます。

今回、共産党は3つの旗を持っています。

①大義の旗 戦争法廃止、立憲主義の回復

②共闘の旗 市民と野党の共闘

③戦前戦中に各政党が解散をし大政翼賛会になっても、治安維持法のもとで命をかけて反戦平和を貫いた唯一の政党、95年の歴史と実績

体力を整えながら、秋の行事をこなしながら、やるしかない!

(決算委員会もあるけど・・・。)

市長から議長に「平成29年9月定例会における発言に係るお詫び」がありました。平成29年9月11日

[2017.9.12] -[インフォメーション活動トピックス]

 「良識のある市民にはご理解いただいている」とのこども未来部長発言に対し、不適切だとし深くお詫び申し上げると市長から議長に申し入れがありました。

この度の発言について、こども未来部長自ら改めて定例会の場でお詫びを申し上げたいとのことです。

執行機関の相次ぐ市民に対する問題発言に対し、市民からの抗議や議長を代表とする議会の対応が生み出した結果です。

「良識のある市民はご理解いただいている」の部長発言に対する議会の対応のお知らせ

[2017.9.8] -[インフォメーション活動トピックス]

  1. 昨日のある議員の質問で、子ども部長が「良識ある市民は理解いただいている等」の発言。議長から直ちに議事録の修正意思が述べられ、その後部長発言に対する抗議文が市民から提出され、議会の品位と秩序を重んじた議会対応を執行機関に求める注意喚起が議会の総意として議長からありました

     

     

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さらに、本日は議長から市長に申し入れたと幹事長会議に報告がありました。「市民に対してのあの発言」はあってはならないという立場からです。昨年も「こころない批判」と市民に対しての発言もあり、重ねての執行機関の態度に議会が意思を示したことになります。

 

個人質問を終えて 感想

[2017.9.8] -[活動トピックス]

柏原市議会選挙の告示とともに始まった本会議の週。選挙を横目に個人質問の準備をしていました。

平和と商業の質問。

平和の問題は、今回質問時間を割くことができずに、12月議会に持ち越すことになりました。

商業の問題は、時間をかけた割には、後から何回も自問自答を繰り返す質問となりました。その原因については分析・追跡中です。

こんなこともあるのもんなんだあ。

でも今回の財産は、平和の問題で調査活動を通じて、新たな世界やつながりが持てたこと。平和の問題ではいろんな分野でいろんな人が、自分の置かれている立場で頑張っていることを実感しました。

まさに党派を超えて。

これが今の立憲主義を求める市民と野党の共同のゆるぎない土台になっていると思います。

八尾でもその動きを作らなければ・・・。

それと八尾の民主的な団体が培ってきた平和運動の到達がすごい。それは戦争展に表れています。平和教育への熱い思いから生まれ、育てられてきた戦争展が今後どのように発展してくのか…。次世代に引き継いでいくかは課題だあなと思いました。

12月議会にはぜひ平和問題を取り上げたい。大きな問題がおきなければ…。

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子や孫たちに、反戦平和の願いを

 

 

戦争史跡や資料をどう次世代に”つなぐ”のか 歴史民俗資料館、久宝寺小学校を訪ねて 忘備録 3

[2017.9.8] -[活動トピックス]

歴史民俗資料館に、保管している戦争中の資料を見せていただきに訪問しました。

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昨年は、戦争中の戦争紙芝居の企画展をしたそうです。(選挙のさなかだったので気づきませんでした…。)

今回、資料を見せていただくだけでなく、文化財を通じて、憲法や市民憲章にある平和を尊ぶメッセージをどう伝えるのかの努力を教えていただきました。

その根底には、歴史を正しく捉え、伝えていくという立場が不可欠ということです。

郷土史や文化財の中には、歴史の事実とは異なる、皇国史観によるつくられたものなどもあり、その事実は正しく検証し、捉える必要があるということです。

それは、現在にも通じる事であり、歴史を修正しようとする動きとの闘いであると言っておられました。

その戦いを支えるのが、学問の自主独立性であり、社会教育施設のあり方であり、学芸員の見識であると思いました。

また、平和を尊ぶメッセージは、どの企画展にも静かに込めている努力をしていると言っておられました。歴史をみれば、いくさや戦争が愚かなことは一目瞭然だからです。

戦争遺跡については、大正飛行場は戦争遺跡そのものであり、説明資料は展示しているということでした。

山のふもとで静かに憲法と市民憲章の立場に立って頑張っておられる施設があります。

その後久宝寺小学校に被弾ダンスを見に行きました。これは、万願寺で機銃掃射を受けたタンスを歴民が所有し、博・学連携の文化庁予算で小学校での展示に使っているということでした。

小学校の3階で被弾ダンスは、子ども達に見守られてひっそりとたたずんでいました。その他郷土資料がたくさんあってビックリ!農具から台所用品まで。校長先生は一昔前は普通にあったものが、今はないので子どもたちは見たことも触ったこともないものばかりですと言っておられました。教材に使ったり、活用しているそうです。

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歴民の学芸員さんとご訪問したのですが、資料を見せていただくと同時に、今本当に大変な学校現場の話をじっくり聞かせていただくことともなりました。

大変だー!

補正予算と請願(子育て、国保)の審査始まる。常任委員会は9月12日~15日まで

[2017.9.8] -[インフォメーション]

9月12日(火) 保健福祉    協議会(非公開)と所管事務調査(公開)で中核市移行の報告あり。12月議会に大量に議案が提出されるので、その前段階の詳細報告があるということです。保健所に関しての報告が中心となります。

 

国保料の引き下げと減免制度を守れの請願書

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来年度実施の国保の都道府県化、保険料の統一化に伴う保険料の値上げに対し、保険料の引き下げと、低所得者減免の復活と、医療費を半年間無料にする制度の継続・充実を求めています。

 

9月13日(水) 建設産業    新八尾駅前商業ビル・大型集客商業施設(旧西武・新リノアス)を活用し、人を集めるための事業をするためのコンサルへの委託料3500万円など

 

9月14日(木) 文教常任    社協が認定こども園を運営するための補助金増額。平成31年度、竜華コミセン跡地に開園予定。

子育てしやすい八尾市にすることを求める請願書

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公立認定こども園整備より保育所残して待機保留解消を

公立幼稚園のニーズは明確。希望者が入園できるように残してほしい

自衛隊駐屯地隣の志紀の認定こども園は中止を

 

9月15日(金)総務    

 

最終本会議は 9月28日です。

   

戦争史跡や資料をどう次世代に”つなぐ”のか 八尾の戦争展と戦争遺跡  忘備録2

[2017.9.8] -[活動トピックス]

今回の個人質問では、一回目の質問と答弁でとどまった、平和の問題。12月議会ではぜひ続きを取り上げたいと思っています。

この質問調査のために、平和委員会兼八尾の戦争展の実行委員会の中心の方や八尾の戦争史跡を本にまとめられた方に直接お話を聞かせていただきました。

八尾市歴史民俗資料館、久宝寺小学校の郷土資料室などに戦争に関する文化財や資料を見せていただきました。

新たな分野への挑戦だったので、新しい出会いや、知識の広がり、学ぶことがたくさんあり、世界が広がった思いです。この仕事冥利につきます。

戦争展の立ち上げの時からかかわっておられる方から戦争展のきっかけとなったお話をお聞きしました。

平和教育に取り組むなか、当時八尾市内の旅館に特攻隊の方が遺書を残しておられ、その身内の方と旅館の方が出会うという感動的な始まりだったとお聞きしました。

民主的な教育・反戦平和の立場に立った教育活動が大きく広がり戦争展の企画に結び付き、調査活動、展示を続けて来られ、パネル展示だけにとどまらない八尾の戦争展の特徴だそうです。

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たくさんの調査資料の蓄積や戦争展に寄せられた資料なの一部を見せていただきました。テレビでも取り上げられたものがあります。

しかし一歩で課題もあります。この戦争展を若い世代にどう引き継いでいくのかということ。そして、膨大な調査資料や戦争中の物品などの保管管理です。

現在は個人で保管をしていますが、もし私に何かあったときはと心配されていました。

また、八尾には「日常の中の戦争遺跡」という本を書かれたかたもいらっしゃいます。この方にもお会いしてお話を聞かせていただきました。

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高知で開かれた第21回戦争遺跡保存全国シンポジウム高知大会にも参加され、報告もされていました。

八尾市内の垣内の掩体壕や対象飛行所、久宝寺緑地の話など聞かせていただき、現在の都市計画や街並みそのものが戦争当時の影響で成り立っていることがよくわかりました。

平和な時代だからこそ、戦時中の軍事目的の道路や緑地がくらしに役立っているんのだと思います。

お隣の柏原市の玉手山公園の当時軍部が大正飛行場から物資などを運び隠すための大穴など最新の調査も教えていただきました。(どんづるぼうにはもっと大きな本土決戦に備えた洞窟がつくられたことなども)

掩体壕についても劣化をどうとめるか、どうすれば保存できるか、いろいろ考えておられました。

戦争遺跡の保存と活用は今後の課題です。

「ところでこの前の市政だよりの北朝鮮のミサイルの避難の仕方がのっていたでしょう。あれは80年前とちょうど同じことを言っているんですよ。防空法なんです。」とおっしゃっておられました。

なるほど、ぶきみな広報と感じていたが、そうだったのか。戦争への対応であることがはっきりとわかりました。しかし防空法は国民の命は守れませんでした。

「戦争を抑止するルーはがないですからね。」とも言われていました。

ほんとにそうです。だからこそ、直接対話と憲法9条の立場が必要だと思いました。

憲法9条の立場は、戦争をしないためには軍隊すらもたない!これが世界のルールとなる日が来ることを願います。核兵器禁止条約はその第一歩ですね。

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これは、八尾図書館で八尾市での戦争に関する図書を調べてもらった一部分です。参考になりました。

次は歴史民俗資料館と久宝寺小学校へ訪問したことの報告をします。(続く)