こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

生理の貧困について

[2021.3.25] -[インフォメーション活動トピックス]

 

この3月議会では日本共産党の代表質問で防災備蓄用の生理用品を今こそ女性の深刻な影響に対して活用すべきだと求めました。

 

女性への深刻な影響は、市会議員団アンケートでもはっきりと現れています。(私のブログの市会議員団アンケート結果速報をご覧ください。シリーズ①から⑤まで http://yuko.jcp-web.net/?p=4907

 

ひとり親家庭では、経済的困窮を訴える方は4割、影響がないとは言えないと言う方を含めると8割になりました。

 

生理用品はなくてはならないものです。

 

フードバンクに取り組む団体にお聞きしたら、こんな声を紹介してもらえました。

 

「生理用品への余裕がない時、布を当てたりしている。」など。

 

「なかなか状況が掴めませんよね。」と感想をお伝えすると、「自分では言えませんからねえ。」とお返事が。

 

フードバンクの品物の中に生理用品は必ず入れてます!とのこと。

 

そうですよね。積極的に発信しづらいですよね。誰かが意識的に掘り下げて調査しないと…。

 

中学生の娘さんが2人いてる、ひとり親家庭のお母さんにお聞きしました。

 

1ヶ月1万円かかることもあるとか。我が家も私と3人の娘が生理用品を必要としていますが、ドラッグストアーでまさに箱買いの状態!廃棄物もすごい量になります。

 

学生さん向けのフードバンク(八尾市内で民青同盟が中心となって開催している)でも女子学生さんが生理用品を持って行ってたなあ。

 

学校の現場でも掴みにくい内容かもしれません。生徒さんの経済状況を1番掴んでいるのは事務職員さん(就学援助の手続きなどで)とお聞きしますが、なかなかなかなか大変ですよね。

 

では、保健の先生?生理の貧困問題まで掴みにくいですよね。どうなんでしょうか。

 

意識して聞き取らないと表に出ないのが生理の貧困だけれど、確実に困っている人はいる。だって生理用品は必ず必要なものだから。経済困窮に陥ると直撃!だから。

 

今、どこの自治体でも生理用品を防災備蓄倉庫に蓄えています。これは予算を組んで買わなくてもいますぐ使えると言うことです。使った分はもちろん補充して、次の災害に備えていただく!

 

例えば、学校や公共施設には生理用品を常備して使えるようにするとか、無償配布をするとか。

 

政府もようやく動き出したようだし。具体的に進めたいものです。なんらかを。実態を掴みながら。

 

しかし、ブログで生理の問題を堂々と書ける時代が来るなんて。

 

以前は生理痛のことを書くのも躊躇していました。素敵な時代が来たもんだ。

 

生理のことをオープンにもっと語れるようになって欲しい!