こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

特定所管事務調査事項について

[2011.9.30] -[活動トピックス]

難しい名前ですね。

ようは、各常任員会(文教、保健福祉、建設、総務)などは、現在予算や条例を中心に審議してきたのですが、

それ以外についても広げていこうというものです。

今回の9月議会では、この常任員会を議会の閉会中でも持てるようにするための確認の議決が行われ、現在閉会中に調査を進める具体的なテーマを決めているところです。

改選後、特別委員会がなくなり、例年の8月の委員会は開かれないといった今までに経験をしたことのないような事態が起きていました。

八尾市議会初の特定所管事務調査事項で、審議を深めることができるようしなければ・・・。

しかし、特別委員会にせよ特別所管事務調査事項にせよ、次の二つのことを議員ががんばらんと本格的な議論にはならないのではないでしょうか。

市民の代表として切実な要求の立場に立つこと。

また、自民・公明政権からつづく地域分権という名の国の責任放棄で地方自治体に丸投げの法改正、二元代表制の解体をどれだけ理解し、立ち向かっていくのか。

情勢がめまぐるしく進んでいくのでついていくのも必死!

 

9月議会が終わりました。緊急請願署名は残念ながら日本共産党以外の会派の反対で採択ならず・・・。引き続きがんばりましょう!!

[2011.9.30] -[活動トピックス]

この9月議会では、

「市民のくらしを守る緊急請願」

が3288人分提出され

日本共産党が紹介議員となって、各常任員会で審査されました。

市民のくらし緊急請願.jpg

 署名用紙は市民のくらし緊急請願.jpgをクリック!

日本共産党は、日ごろから暮らし守る市政であってこそ災害からも市民の命を守ることができると議会での採択適当の立場に立って討論しました。

しかし、自民・公明・市民クラブ・創造やおなど他の会派の皆さんは、採択に反対。

その理由は、「緊急」はできない。

         「できないものはできないとはっきり市民に伝えたほうがいい。」

         「うらづけがない」等でした・・。

これら、請願項目は全国では当たり前のこととして実施されていることです。八尾はあまりにも遅れすぎているから緊急の請願なのに・・・。

しかも、請願項目4の避難所機能の強化についてまでなぜ反対するのでしょうか。

 

反対された会派の所属議員さん 敬称略・順不同・名字のみ

自民・改革(前田、露原、奥田、吉村、大道、大松、西川、小林、平田) 議長は採決に参加せず

公明党(西田、花村、岡田、重松、土井田、永田)

市民クラブ(大星、小枝、吉村)

創造やお(竹田、村松(反対討論)、)

ひきつづき、日本共産党は市民の声と運動で市議会と市政を動かすためにがんばります。

12月議会に向けて”中学校給食の署名”に取り組むとお聞きしています。

ともにがんばりましょう!

 

市民の緊急請願署名になぜ反対?!自民・公明・市民クラブなど

[2011.9.27] -[活動トピックス]

29日に最終本会議が開かれ、最終的な態度が明らかになりますが、これまでの常任委員会での”市民からの緊急請願の”各会派の態度を報告します。

請願の中身は、

国保料・介護保険料の引き下げ

中学校給食の実現

小中学校へのクーラー設置

小中学校耐震化の前倒し、避難所機能の強化

などです。

2000人以上の署名が集まりました。

日本共産党は紹介議員となり、各会派にこの当たり前の市民の願いを議会として採択するよう働きかけ、採択賛成の立場で討論しましたが、自民・公明・市民クラブなど他の会派のみなさんは、採択をしない立場に立たれています。

とりわけ、避難所機能の強化は、まさにいつ大地震が、大水害がくるか分からない中での課題であり、避難を余儀なくされる市民にとっては切実な要求です。

しかも、避難所機能を充実せよと個人質問をされたり、国に対してその意見書をあげようと提案したりしている会派がなぜこの請願項目に反対するのでしょうか。

総務の常任員会では「誰もが願うこと」といいつつ、また、「はっきりしないから」などという意見も・・・。

なによりも、なぜ反対をするのかという、自らの意見を討論で明確にされませんでした。

本会議では討論をされると思いますが、せめて避難所機能の強化については、党派を超えて一致をして市政を一歩でも二歩でも動かすよ共闘できたらよかったのにと残念でなりません。

八尾市の水害・土砂災害・大規模地震対策 あまりにも不十分では!!

[2011.9.14] -[活動トピックス]

9月議会の個人質問がありました。

私は、八尾市の”防災と原発撤退・再生可能エネルギーの普及”について質問しました。

防災で手間取って先に進めませんでした。自然エネルギー活用などで視察などご協力いただいたみなさん、すみません。また改めて質問します!

さて、今回質問をするためにいろいろ調べたり、本番での答弁で実感したことがあります。

想定内の水害・土砂災害・大規模地震に対してすら対応できていないということです。ましてや想定外の災害には言わずとかなです。

では、想定内の災害とは、どんなものでしょうか。皆さんご存知ですか?

今回の議会の副市長答弁では「市民には全戸に防災マップを配った。その目的は認識してもらうためだ。」でしたが、配るだけでは不十分という認識を持っているのでしょうか。

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 防災マップについて、詳しくは、ここをクリック 

 

この中に、大和川が溢水したとき(200年に一度、2日間で280ミリ)の浸水想定がのってます。

地図全体に色がついているのがそれです。要は八尾市全域で50センチから5メートルの浸水がおきるんですね!

実は、恥ずかしながら私はこの地図を意識していませんでした。今回の台風12号の被害をうけて、改めて見直しその重大さを実感しています。

また、右側の山手のふもとの黄土色の部分ですが、土石流の危険地域です。旧170号線の右側が直撃となります。

治水事業も、土砂災害対策も、国の予算が10年前に比べ5分の1に減らされているので、半分ぐらいしか進んでいません。

 

大規模地震についてはどうでしょうか。想定されている被害・震度は

SKMBT_C25311091418170.jpg

しかし、学校耐震化は約20%台全国でワースト3となっており、木造住宅の耐震化は目標に比べて1%の進捗率となっています。

もし、直近に大規模地震がきたら・・・、台風が直撃したら・・・。予測できる被害を解消できていない中で、避難のあり方、どのように身を守るのか、具体的に対策を講じるべきです。

災害の初動期の住民による”自助・共助”の訓練といっていますが、それはいわれんでも・・・。

市として、避難所(小中学校)の未耐震化は80%避難が本当にできるのか、そのときはどうするのか。

備蓄物資は足りているのか、災害弱者は耐震化されていなければどのようの身を守ればいいのか、

浸水のときに土砂災害のときに逃げることができるのか、想定内の災害への備えこそが、想定外の災害への最大の備えでは・・・。

災害対策後回し、大型開発などの税金を投じてきた政治のあり方が今ほど問われることはありません。

自然災害に謙虚に向き合って、猛省をすべきです。

しかし、今回の議会での答弁は「想定内の災害には、地域防災計画があり、対応できる」でした。

何かかみ合っていない・・・。

市民の命と財産を最優先に守りたいとう、現場職員の思いと方向性は一緒だと思うのですが、なぜかぜんぜんかみ合わないのはなぜでしょうか。

自分でもその理由がよくわからないのでいらいらしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月4日(日) ”中学校給食を実現させるためのつどい” 確信になりました!

[2011.9.5] -[活動トピックス]

中学校給食の案内ビラ.jpg

当日は、40人以上の参加でした。現役の保護者の方や子供連れでの参加、新婦人や全教八尾、八尾民商や八尾市職労など幅広い参加がありました。

DSC_0240.JPG 給食.JPG

日本共産党議員団からは、杉本議員から八尾市の運動と経過報告がありました。

現在八尾市では、耐震化が全国でワースト3になっている、クーラー設置もずべての特別教室にすら設置されておらず、教育委員会と市長の姿勢が大きく問われていると指摘。

この間、3月議会では新婦人から中学校給食の実現を求める請願が議会で提出され、賛成派日本共産党のみ、自民は「愛情弁当は伝統文化、公明は「業者弁当を給品部へ」など市民の立場に立たなかったことを報告。教育委員会も同様の姿勢でした。

しかし、4月の選挙戦での日本共産党の中学校給食の公約への共感、大阪府を動かしている府民要望におされ、情勢が大きく動いていることを報告。

6月議会では、中学生の昼食を考える検討委員会の設置の予算が提案され、現在2回目の会議が終了。保護者・学校へのアンケートの実施とその結果報告もされています。

栄養教諭などの参加がなく、こどもへの食育の立場からの視点が抜け落ちているのではと危惧がされるものの、市のアンケート調査では、78%の保護者が給食を選択させたいと答えていること、4人に一人の先生は全員喫食給食が必要だと感じていること、選択制につ

いては、15%の支持しかなく全員喫食を下回っていることが明らかになりました。

また、子どもたちについては、朝食を毎日ほとんど食べないが6.7%

家庭弁当をまったく持参しないは、1.2%

弁当を持参しないときは、88%がコンビニやパンやで購入があるものの、食べないと答えた生徒が2.2% その他が9.8%

成長期の中学生の体をつくる栄養面からも、これからの人生を生きていく命の基本という食育の立場から考えても、深刻な事態が放置されていることも明らかになりました。

八尾市教育委員会のアンケート結果の速報はまたお知らせします。(うまく操作できなくて貼り付けられていません。)

 

講師の石川先生からのお話は、今の運動に確信を持つ内容でした。   レジュメはこちら→ 石川先生のレジュメ表.jpg  石川先生のレジュメ 裏.jpg

学校給食を福祉の点のみでとらえるのではなく、教育の視点でとらえることの重要さ、学校で食べるから教育になるのではなく、教育の一環だから学校で給食を実施されなければならない。学習指導要領にも中学校給食を教材に食育指導が位置づけられていることも

紹介されました。

特に、小学校の取り組みから、体温をはかって、朝食の果たす役割、給食の果たす役割を科学的にとらえる食育教育や、食べることを大切にしないと学力は保障できないことなど納得!のお話でした。

また、スクールランチや選択制給食のデリバリー弁当では、給食を教材にした食育はできないと栄養教諭の立場から断言されたことは勇気がもてました。

今家庭でも、食育の点で困難を抱えており、学校給食の果たす役割の大きさが改めて注目されていることにもふれておられました。

学校現場での給食実施の困難性については、他の問題同様に保護者とともに力を合わせながら乗り越えていくべきではないでしょうかともありました。

 

参加者からの発言

中学校の教師 

給食がなくて当たり前という環境が長く続いている。給食を実施するうえの困難に不安としんどさを現場の教師は感じている。しかし、今回八尾市が実施した教師向けのアンケートに全員喫食の給食を4人に1人が望んでいるという結果は予想外だ。

いがいと受け入れているという実感だ。

小学校の保護者

中学校給食は実施してほしい。小学校給食を通じて、その大切や重要性を今学んでいる。

山本市議と一緒に柏原市から参加の橋本市議から

7年間子どものお弁当をつくりつづけた。冷凍食品に頼らざる得なかった。栄養面でも食育の点でも給食は絶対必要だ。

前府会議員 小松ひさし

石川先生がスクールランチの検討委員会に参加しているとき、食育の立場から意見を言ってくださり、状況を動かしていることを府議会把握し、感謝していました。国の補助金も貧しすぎる。

給食をどうするのか12月までに、府に返事をあげるというのはあまりにも性急ではないのか。子どもによりよい給食をどうするのかと、もっとゆっくり時間をかけて議論を保障すべきではないのか。市教委からもその声を上げさせなければ。

退職教員から

こんな学習会をもっとひらいて、中学校の教師にきてほしい、学んでほしい。

 

最後に12月議会に向けて署名を集めようおいうことになりました!

皆さん一緒にがんばりましょう!

 

9月本会議 個人質問 9月9日(金)に4人の日本共産党議員が質問

[2011.9.5] -[インフォメーション]

本会議 個人質問の日程 9月9日(金) のお知らせ ぜひ 傍聴にお越しください!

八尾市議会9月定例会 本会議 個人質問が 9月8日(木)、9月9日(金)二日にわたって行われます。

日本共産党の4人の議員が質問に立ちます。