こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

12月議会で保育虐待の問題を取り上げます。

[2024.12.6] -[インフォメーション活動トピックス]

10月22日のNEWS23で報道され、初めてこんなことが起きていたことを知り、翌日すぐに関連資料の情報公開請求をしました。

 

また、以前の八尾市内認定こども園で起きた性的虐待にも関わっていた保育関係の皆さんも急きょ緊急行動を組織。

 

12月議会に請願も提出し、長〜くて細かい質問状も市に提出、そして11月30日には、保育関係者の皆さんと学ぼうと普光院さんをお招きして緊急市民集会を開かれました。

 

本当に参考になるお話でした。感想では、八尾市が保育関係者に研修として聞いてもらうようにするべき内容だ。子どもの人権を尊重するにはどうしたらいいのか、子どもの権利条約に照らして大変わかりやすい納得のいく話だった。実践できる内容だったと。

 

この間、関係する保護者の方々から聞き取りもさせていただき、情報公開資料の分析も進めました。

 

明日の質問は、とにかく子どもたちや保護者の代弁者になりたいと思います。

 

この間の園の対応、行政の対応、問題だらけです。

 

虐待を受けた子どもたちへの対応が十分になされているのか、心身ともに深く傷ついた親御さんもいらっしゃいます。

 

子どもたちや保護者にとって、”保育虐待の問題は出発点にも立っていない”それが今回、質問にあたっての私の思いです。

 

それを知らせてくれた報道に感謝します。

 

子どもや保護者が、この問題で出発点に立ってこそ、園の保育のあり方を変えていくことができます。

 

そして、情報公開では、資料提出が非常に遅れました。そして出てきた資料で、特別指導監査に関わる部分はほとんどが黒塗りでした。しかも抜けている資料が多々あり、追加請求を相次いで行っています。

 

一部分を紹介

 

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まあ、こんなことは八尾市ではざらです。ごみ収集の民間委託の積算根拠を求める情報公開も、肝心な部分がのり弁、バーコードです。

 

なぜとにかくあらゆることを隠そうとするのか、その姿勢が虐待に正面から向き合い、解決する道を閉ざしていることになぜ気づかないのか。

 

メディアが注目するようなスクープはありません。ただ、当たり前の思いをぶつけるだけです。大変地味ですがとても大切な質問だと自負しています。

 

よければ傍聴お越しください。ご一緒にこの問題を考えていきましょう。保育虐待や不適切保育をなくしていくために。

 

 

 

八尾市内 保育虐待問題を質問して 国のガイドラインにも反しているのではと指摘 これで子どもたちを守れるのか❓❗️

[2024.12.6] -[インフォメーション活動トピックス]

12月3日(火)に八尾市内の保育虐待問題を質問しました。

 

現段階で質問によって明らかになったことを、情報公開資料を補足して報告したいと思います。

 

まず、八尾市の保育虐待に対する姿勢は国のガイドラインにも反していると言うことです。

 

そもそも保育虐待や不適切保育はようやく社会問題化されてきており、現在国や自治体が保育関係施設とともに積極的に向かい合っていこうという段階です。こども家庭庁のガイドラインもR5年に作成され、法改正も検討されています。

 

現実には、結局保護者がボイスレコーダーを入れ、メディアの力で園や行政をようやく動かしているケースや表沙汰にならず泣き寝入りをしているケースなどあるようです。

 

一方で、国のガイドラインを踏まえながら、保育虐待や不適切保育が明らかになった場合、積極的に対応している自治体もけっこうあります。

 

八尾市における今回の保育虐待への対応の問題点について指摘します。

 

① 保育虐待への対応の甘さ ”園が危険の排除を行わないことをそのまま保護者に伝える”

 

保護者がボイスレコーダーを市に持ち込んだ6月5日。保護者の相談記録や直接保護者からの聞き取りで明らかになりました。個人質問では時間がなくて扱っていません。市は、保護者のボイスレコーダーの一部分を聞き、その後園の責任者を来庁させ聞き取り確認を行い、心理的虐待を確認しました。翌日に当該クラス説明会が開かれることになるのですが、園はこの虐待をしている保育士たちを引き続き同じクラス担任体制で第三者がクラスに入るという対応をすると担当課に伝え、担当課はそのままその旨の概要を保護者に伝えています。この園の判断をそのまま保護者に伝えたという危機意識の甘さがあります。結果的には、保護者からの苦情によって保育士は現場から外されました。(諭旨退職)本来、危険は排除されるべきです。

 

②  こども家庭庁の”保育所等における虐待等の防止及び発生時の対応等に関するガイドライン”に反している

 

園は、ボイスレコーダーが市と園に持ち込まれた翌日に当該クラスだけ説明会を持ちました。しかし、情報公開資料で判明するのですが、園は保育虐待という認識がなく、頑なに不適切保育(保育虐待の疑いなど)という立場に立っていました。市はこのことについて修正を求めています。また、市が個々の保育士の問題ではなく、人権意識を持たせることができなかった園と法人の責任を組織的な問題として総括するよう求めていました。だから即開かれた園のクラス説明会や個別対応の説明は、保育虐待があったという報告は一切なく、3人の保育士さんが辞めましたという内容で、保護者が補足説明をせざる得ないという状況でした。このクラス説明会の内容を市が把握をしているのかと確認すると、「してません。ちゃんとやっているものと考えます」とあまりにも無責任な答弁が返ってきました。保護者の要望もあり、市としても保護者全体の説明会を求めているものの、園は応じておらず、この6月6日の不十分な説明会以降半年近くも説明会が開かれていません。もちろん特別指導監査が実施されていることも知らされていません。ガイドラインでは、「虐待等が行われた経緯や今後の保育所等としての対応方針等について、保育所等を利用する子供の保護者に対して、丁寧に説明をし、理解を得ることが重要である。」としています。八尾市の対応は、ガイドラインに沿っておらず、園任せになっています。その結果、園に通っている保護者でも事実を知らない、現場でも共有できているのか?など起きています。直ちに市が指導監督権限を行使して園に説明会を開かせるべきです。

 

③  虐待に晒された子どもたちの状態に寄り添おうとせず、園任せで保護者からは不安の声が。

虐待に晒された子どもたちが、毎晩夜泣き。1人になると「地獄に落とされる、トイレに閉じ込められる」と泣き出す。保育園に行くのを毎日泣いて嫌がる、便秘で通院など子どもたちに異変が起きていました。ようやく虐待から解放され、ようやく抑圧されていた自分の思いを『いや』という形で表現できるようになった子どもたち。しかし、そのこどもの姿をヒステリーを起こしているなど、断面的に受け止める園のあり方に、本当に情報が共有されておるのか、子供の心のケアを軽視しているのではと不安の声が上がっています。また、朝の体制は虐待時より脆弱になっており、時間帯によっては、泣いている子が放置されたり、玄関まで出て行ったり手が回っていない様子が傍目でもわかるそうです。より一層ケアが必要な時です。園が保育士を確保できないならば、市として保育士の派遣に踏み切るべきです。そして子供の心のケアを考えるならば臨床心理士の覇権も検討すべきです。しかし答弁はその気はありませんでした。

 

ちなみにこの園と法人について、市は虐待は個々の保育士の問題だけではなく、「第三者が見れば園長のマネジメントが機能していないことが今回の事案の背景にあることが読み取れる」と指摘しています。「雇用する保育士に人権意識を教えることができていなかった法人及び園長の責任について経緯報告書に修正記載を行うよう」求めています。組織として課題があることを認識していながら、園任せにすることは無責任ではないでしょうか。

 

④ 公表について 国のガイドラインの趣旨を理解せず。

 

ガイドラインには「事案の性質や重大性に応じ、事案の公表等の対応も判断していくことが重要である。公表は保育所等における虐待等の防止に向けた各自治体の取り組みに反映していくことを目的とするものであり、公表することにより当該施設に対して制裁を与えることを目的とするものではないことに配慮する」とあります。隠すのではなく共有して社会全体で取り組んでいこうという姿勢が表れています。ところが、八尾市として独自基準を作り、身体的虐待で命にかかわらないとか改善がなされているとし今回は処分も公表もしないとしました。改善されたら公表しないというのは、改善されない場合に公表となります。まさに制裁的措置であり、公表という行為をこのように捉えていること事態が、保育虐待に向き合う姿勢を理解していないのではと感じます。この姿勢が、情報公開資料に記載されていた「現在は沈静化しているが、予断は許さない」の市の見解につながると実感しました。保護者にも正確な情報を伝えず、表沙汰になってないが、録音データーは真実を物語るからです。

 

また、ガイドラインに要請のある国への報告も、ニュース23で報道されてから、国から聞き取りがあり報告したということです。

 

⑤ 防犯カメラと映像データー、ボイスレコーダーを確認しているという答弁について 6月3日と4日の防犯カメラの映像データーが無い❓❗️本当なのか

 

ガイドラインでは虐待等と判断した場合に、「助言・指導を行う立場である市町村として丁寧に把握することが重要である」としています。しかし、保護者の録音データーも一部分しか確認をしておらず、防犯カメラと映像データーについてはどこまで何を確認しているのかいっさい答えませんでした。

 

なぜでしょうか。

 

時間がなかったので、ズバリ聞きました。「関係者から6月3日、4日の保護者が録音をした日の防犯カメラの映像データーがないと園が言っていると聞いたか事実なのか、この映像を市として確認したのか」っと。するとこれも「お答えできません」でした。答えることができないのです。庇っているとしか思えませんでした。

 

時間切れで突っ込めなかったのですが、この映像データーを確認する必要性を市は認識しているのか聞けばよかった。後になっての後悔です。

 

質問を通しての感想は、当該保護者の皆さんと同じです。行政の姿勢があまりにも子どもや保護者に寄り添っていない。国のガイドラインにも沿っていない、一体誰の立場に立って虐待問題に取り組んでいるのか。

 

保育虐待を社会全体で現場とも一緒に取り組んで、子どもをどう守るのか保護者の理解と納得を得て解決していこうという姿勢を持つべきです。

 

八尾ではかつてファミサポ事故での重篤になった乳児、民間園での性的虐待、そして今回の保育士による保育虐待。過去の経験から何を学んでいるんでしょうか。

 

現在、八尾市内でR5年度で 保育虐待が2件、不適切保育が8件起きています。今回のように特別指導監査に至ったケースは初めてですが、決して他人事ではありません。明日はもしかしたら我が子かもしれません。だから隠すのではなく共有し、社会みんなで考えていこう。個々の保育士の問題、個々の保育園の問題ではなく組織のあり方や背景にも言及して考えていこうというのが現在の到達点です。八尾市は遅れているのではないでしょうか。中核市にあるにもかかわらず。

 

現在、引き続き情報公開を請求しています。いろんな事実がまだまだ出てくると思いますが、残念ながら12月議会での発言のチャンスはもうありません。日本共産党の議席が少なすぎる!痛恨の思いです。

 

明日、八尾市内認定こども園の保育虐待について質問します。市役所10階本会議場 3番目 

[2024.12.2] -[インフォメーション活動トピックス]

10月22日のNEWS23で報道され、初めてこんなことが起きていたことを知り、翌日すぐに関連資料の情報公開請求をしました。

 

また、以前の八尾市内認定こども園で起きた性的虐待にも関わっていた保育関係の皆さんも急きょ緊急行動を組織。

 

12月議会に請願も提出し、長〜くて細かい質問状も市に提出、そして11月30日には、保育関係者の皆さんと学ぼうと普光院さんをお招きして緊急市民集会を開かれました。

 

本当に参考になるお話でした。感想では、八尾市が保育関係者に研修として聞いてもらうようにするべき内容だ。子どもの人権を尊重するにはどうしたらいいのか、子どもの権利条約に照らして大変わかりやすい納得のいく話だった。実践できる内容だったと。

 

この間、関係する保護者の方々から聞き取りもさせていただき、情報公開資料の分析も進めました。

 

明日の質問は、とにかく子どもたちや保護者の代弁者になりたいと思います。

 

この間の園の対応、行政の対応、問題だらけです。

 

虐待を受けた子どもたちへの対応が十分になされているのか、心身ともに深く傷ついた親御さんもいらっしゃいます。

 

子どもたちや保護者にとって、”保育虐待の問題は出発点にも立っていない”それが今回、質問にあたっての私の思いです。

 

それを知らせてくれた報道に感謝します。

 

子どもや保護者が、この問題で出発点に立ってこそ、園の保育のあり方を変えていくことができます。

 

そして、情報公開では、資料提出が非常に遅れました。そして出てきた資料は9割が黒塗りでした。しかも抜けている資料が多々あり、追加請求を相次いで行っています。

 

なぜとにかくあらゆることを隠そうとするのか、その姿勢が虐待に正面から向き合い、解決する道を閉ざしていることになぜ気づかないのか。

 

メディアが注目するようなスクープはありません。ただ、当たり前の思いをぶつけるだけです。大変地味ですがとても大切な質問だと自負しています。

 

よければ傍聴お越しください。ご一緒にこの問題を考えていきましょう。保育虐待や不適切保育をなくしていくために。

 

 

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八尾市の保育虐待を考えるつどいの参加して

[2024.12.1] -[インフォメーション活動トピックス]

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ニュース23の報道によって明らかになった、八尾市内の認定こども園の保育虐待問題。

 

子どもの権利尊重の立場に立って、子どもたちをどう守るのか、保育虐待を防ぐためにはどのような環境が必要なのか、共に考えていこうと普光院亜紀さんをお迎えして講演が行われました。

 

冒頭、この問題が発覚して急きょ結成された八尾市から保育虐待をなくすための緊急行動の皆さんから、ニュース23の内容を踏まえて、保護者の方々からの聞き取りや情報公開情報などから判明した経過の報告や明らかになったことが報告されました。

 

5月には、保護者が子どもの異変を感じ、保育虐待を疑うような場面を複数の保護者が目撃。さすがにおかしいと思い園に申し入れ。しかし、園の対応は、「まだ慣れていない」などの説明を受け、市役所に転園の相談。しかし、子どもを守るための手応えを得ることができず、ボイスレーコーダーを入れることを決意。1週間入れたら確証が得ることができるかと思ったら、1日で十分だった。

 

6月5日に、保護者が市役所へボイスレコーダーを持って転園交渉。市は保護者が聞かせた録音の一部で心理的虐待に相当すると判断。対応が始まり、結果的には週明けには3人の保育士が諭示退職。

 

6月24日の特別指導監査が開始され、今に至っている。

 

会が提出した質問状にもまともに答えようとせず、八尾では2018年にも私立認定こども園で性的虐待も起きているが、その時の経験も生かされていない。他の自治体で行われている当たり前の対応から程遠いのではないかという問題提起もありました。

 

普光院さんのお話。

 

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保育虐待の相談があったがなかなか園や行政が動いてくれないなど問題があった。報道がきっかけで自治体がようやく動くようになり、国も各所管課に通知を行った。(2022年)親の会も関係者の啓発を推進して欲しいと緊急要望を行った。啓発とは、子どもの権利の立場から保育虐待を考えること、子どもに与える影響を理解すること、保育士としての知識と例示、アンガーマネージメント等など。

 

国がR5年にガイドラインを示した。しかし、この冒頭のフルーチャートに戸惑った。園として虐待の振り返りや改善が見られない場合市に相談をすることなど示されているが、そもそもこれができる園は保育虐待を防ぐことができている可能性が高い。しかし、実際に保育虐待が起きている園で、内部告発や保護者の訴えに対する対応として適切なフローチャートなのか、このフローチャートを実践できる前提が崩れているから起きているのではないかという指摘をされました。そく市が入って緊急対応をしてほしい!これが保護者の願いであると。

 

虐待は色々あるが、心理的・ネグレクトはわかりにくい。子どもに屈辱を与えて、罰を与える。放置や脅迫、激しい長期間にわたる叱責や給食のムリイジなど。「子ども自身は自分がどのように扱われたのかを理解しており、心に傷を負う」ということを忘れてはならないということ。音楽発表会の時にピアニカにテープを貼って音を出させないようにしたケースもあったということです。

 

不適切保育とは、子どもの気持ちを受け止め、一人ひとり主体的な保育をすることで防ぐことができる。その基準は子どもの権利条約一般的意見8号(2006年)にあると。

施設として、個々の子どもの立場に立ち、研修や話し合いを実践する職員体制、それぞれののそれぞれのの保育に意見や助言ができる関係性、保護者同士が繋がりを持ち、園との信頼関係を築いていくことが大切であることなど強調されました。

 

しかし、行政の対応があまりにも腰が引けている!と。そら、園長が動くがベスト。ここで全然ダメなケースがほとんど。組織の中で解決できないことが多々ある。証拠がなくても園に入ってほしい、事業所任せでは解決できないケースが多いと。

 

行政には捜査権限はないが、指導監督権限がある。行政すら適切な対応が不十分な場合は、こどもオンブズマンのような機関も必要。12月議会に請願で求めているとお聞きしているが、利用者(保護者)アンケートも有効だと思いますと。

 

ここで防犯カメラについて少し詳細に触れられました。安易に場面を切り取って見ると混乱が生じる時もある。保育者や子どものプライバシーに配慮して、ドライブレコーダー的な運用が有効では。原則非公開で再生のルール化。職員の同意のもとで必要な時に振り返りへの活用。警察・自治体への提供など。むしろ保育現場を守ることにつながる。

 

非認知スキルの大切さも訴えられました。自己肯定感や共感、思いやりは幼児期に育つ。アタッチメントで人権が侵害されず、自分が大切にされてこそ他者と同様の関わりができる。2歳児が泣いて収まらない時、見守り優しくハグし、気持ちに寄り添う。「こうして欲しかったんだよね」と成功体験を主体的に経験させていく。

 

これら実践しようと思ったら、やっぱり職員体制、配置基準などの充実がどうしても必要であるなどお話がありました。

 

フロアー発言もありました。

 

私立の園長先生から

 

。保育の現場は、子どもが本当に好きで、子どもが可愛くて魅力的で元気をくれると頑張って働くところ。働く仲間と保育のこと子どものことを話し、保護者と子どもの成長を喜び合える職場のはず。しんどいことも多いし給料も安い。どうしてこんなことが起きるのか。子どもや保護者の気持ちを考えると経営者としても苦しい。誰のせいにするのではなく、その背景をしっかり考えていく必要があるのでは。多くの経営者が人ごとではないと思っているはず。経営者として、法人の理念を忘れないこと、なぜ保育園を作ったのか、そして働く皆さんと理念を共有したい・「どんな保育をしたいのか」どうしようもない時、行政に助けてほしい。制度も変えてほしい。子どもを絶対に大切にするために。そんな保育を作るためには、保育士も大切にされる必要がある。心から笑顔があふれる保育を作ることがみんなの理想のはず。

 

2018年の八尾市内の性的虐待のあった認定こども園の保護者の裁判に関わっておられる弁護士さんから

 

行政が調査しなければ内部のことがわからない。内部調査しなかったら進まない。裁判になったら何もない。子どもの権利が守られない状態にあることを裁判やメディアは知らしめる役割があると思う。中核市は特別指導監査の権限があるが、未熟な状況にあるのではないかと感じる。このような有事の時の対応の悪さをを見るにつけ、平時でその機能が発揮できているのか。保育虐待の問題は、多数派になりにくいが誰にでも起きうること。そのことを踏まえて政治家は共有し、政策に反映すべきではないか。いま、政策的に規制緩和など保育の専門性の軽視の傾向がある。これも見過ごすことはできない。

 

2010年の八尾市ファミサポ事故で子どもさんを失った当事者の方からも発言がありました。

 

当時、行政に対応を求めたが、そういう制度ではないので裁判をしてもらうしかないと言われた。娘が生死をさまよっているときに。事故の調査を求め、議会にも請願を提出し、最終裁判に至った。結果的にちょっと進んだこともあったかもしれないが、今回のお話を聞いて、また対応が同じだと思った。「まずは園で対応」そんなことのできる園だったらこんなことは起きない!通報や相談がないと動かない。発見があっても解決までほど遠く、時間がかかる。

 

最後に行動的で議会への傍聴やカンパの訴えがありました。12月10日(火)の文教常任委員会では保育虐待の請願が審査されます。市役所8階委員会室。

 

なを、当日の資料などご希望の方は、以下にご連絡下さいとのことです。

 

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そして、私田中ゆうこは12月3日に保育虐待の問題を個人質問で取り上げます。(3番目なので午後から?)市役所10階の本会議場。

 

追伸 普光院さんと初めてお話させていただきました。とても気さくでチャーミングな方でした。これら経験を活かして、大学院で児童関係を学び大学で教えておられるとか。子どもや保育に関わる方々は本当に人間的魅力に溢れておられます。