こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

八尾市介護保険料減免制度 やったー!使えた!2.5割も安くなった!

[2015.10.30] -[くらし・労働なんでも相談]

8月ごろに申請していた、介護保険料の減免。やっと結果が届きました。

やった!減免が通りました。今年から新しく拡充された減免制度です。

年間5万4千円が1万9千安くなって、3万9千円に。すでに4期まで払っているので、次の5期を払い終えると、6,7期はもう払わなくてもいいことになります。(年金から天引きされなくなる!)

結構大変でした。(申請者の方が)

基準は生活保護が目安です。けっこうぎりぎりで生活している人が多くいます。この方の場合、年金が90万円(年間)ほどのです。

この方は、医療費がかかっていたので、それが加味されて今回減免OKとなりました。

しかし領収書を3か月分提出したり、暑い中市役所を行ったり来たり。

でも、年度当初にさかのぼって適用されるので、努力が報われたと大喜びです。

介護保険料にお悩みのみなさん!ぜひチャレンジ!

お手伝いします。

連絡先 yuko1972@ezweb.ne.jp

 

保険料の減免について

次のような場合、保険料の徴収猶予または減免の制度があります。
  1. 風水害、火災などの災害により、住宅などの財産について著しい損害を受けた場合
  2. 生計中心者の死亡、心身の重大な障がいなどにより収入が著しく減少した場合
  3. 生計中心者の失業(自己都合の場合は除く)、事業の休廃止により収入が著しく減少した場合
  4. 最低限度の生活(生活保護法に規定する要保護者と同等の状態)を維持することが困難な場合  (預貯金等の保有限度額については、350万円に改正を行っております)

 

下の表の第2,3段階の人で非課税の方が対象となります。

 

平成27年度~平成29年度の介護保険料

所得段階 対 象 者 基準額からの割合 保険料(年額)
第1段階 生活保護を受給している方、老齢福祉年金(※1)受給者で世帯全員が市民税非課税の方、世帯全員が市民税非課税で、合計所得金額(※2)と課税年金収入額(※3)の合計が80万円以下の方 0.45 32,400円
第2段階 世帯全員が市民税非課税で、合計所得金額と課税年金収入額の合計が80万円を超え、120万円以下の方 0.75 53,980円
第3段階 世帯全員が市民税非課税で、合計所得金額と課税年金収入額の合計が120万円を超える方 0.75 53,980円
第4段階 本人が市民税非課税で、合計所得金額と課税年金収入額の合計が80万円以下で、同一世帯に市民税課税者がいる方 0.90 64,780円
第5段階 基準額(※4)本人が市民税非課税で、合計所得金額と課税年金収入額の合計が80万円を超え、同一世帯に市民税課税者がいる方 1.00 71,970円
第6段階 本人が市民税課税で、合計所得金額が100万円未満の方 1.20 86,370円
第7段階 本人が市民税課税で、合計所得金額が100万円以上120万円未満の方 1.25 89,970円
第8段階 本人が市民税課税で、合計所得金額が120万円以上170万円未満の方 1.40 100,760円
第9段階 本人が市民税課税で、合計所得金額が170万円以上190万円未満の方 1.50 107,960円
第10段階 本人が市民税課税で、合計所得金額が190万円以上290万円未満の方 1.70 122,350円
第11段階 本人が市民税課税で、合計所得金額が290万円以上500万円未満の方 1.85 133,150円
第12段階 本人が市民税課税で、合計所得金額が500万円以上800万円未満の方 1.90 136,750円
第13段階 本人が市民税課税で、合計所得金額が800万円以上1000万円未満の方 2.00 143,940円
第14段階 本人が市民税課税で、合計所得金額が1000万円以上の方 2.20 158,340円
※1 老齢福祉年金・・・明治44年4月1日以前に生まれた人などで、一定の所得がない人や、他の年金を受給できない人に支給される年金です。
※2 合計所得金額・・・年金・給与・事業などの所得(収入金額から必要経費に相当する金額を差し引いたもの)をすべて合算したもので、基礎控除や扶養控除などの所得控除をする前の金額です。株や土地などの申告分離課税の譲渡所得金額がある場合は、それらの特別控除を適用する前の金額を加算して算出されます。収入が公的年金収入のみの場合、公的年金収入金額から公的年金等控除額を差し引いたものとなります(地方税法第292条第1項第13号)。
※3 課税年金収入額・・・老齢年金・退職年金など、課税対象となる年金などの収入金額をいい、遺族年金・障害年金などの非課税年金は含まれません。
※4 基準額
・・・ 各段階の保険料額を決める基準となる額。 

10月31日(土)7時からプリズムホールにて さよなら維新政治、府民大集合

[2015.10.27] -[インフォメーション]

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全有権者対象の選挙活動!こんな活動始めて!いっきに世界が広がったような気がします。オール大阪ってこういうことなのか!歴史的な選挙にしたいですね!

八尾市主催の第四回目の説明会(公立幼稚園・保育所全廃・公立認定こども園整備計画)緑ケ丘コミセン編

[2015.10.27] -[インフォメーション]

http://yuko.jcp-web.net/?p=1940

八尾市主催の第四回目の説明会(公立幼稚園・保育所全廃・公立認定こども園整備計画)緑ケ丘コミセン編

[2015.10.27] -[活動トピックス]

各中学校区で開催されてい八尾市主催の説明会、4回目を迎えました。

今回の説明会は、幼稚園のお母さんからの発言が中心であり、幼稚園の立場から言ってもこの計画は認めがたいということでした。

保育所組も参加していて、双子ちゃんをベビーカー(もちろん双子用)に乗せて、歩いて30分かけて来たお母さんもいました。

参加は40人ほど3分の2が赤ちゃんやちっちゃい子供連れの子育て世代でした。

説明会の様子

毎度のごとく市側の職員による計画の説明。(40分)

公立幼稚園の休園措置の説明の時には、会場がざわつく。

質疑応答が始まると、次々と手が上がりました。

西山本幼稚園の方から質問。

「休園が決定したら二次募集で希望のところに転園できますか?」

「平成28年度、h29年度に募集して、15人以下なら、10月に休園が決定、そして2次募集をします。公立幼稚園は、龍華以外は定員割れをしているので受け入れることは可能。」

用和幼稚園から質問。「用和は休園措置があるのか?」

「来年度の募集が10月7日に締め切られたが、21人の募集があった。この数が年度末まで続き、来年度も15人を超えたら平成29年度の休園はない。しかし平成30年度末で廃園にはします。」

「ただし、私立にも遠くの公立にも入れない子供がいる場合は、幼稚園の運営の継続の判断はあり得る。」(むむ、これは資料のどこにものっていないし、議会でも聞いていない?!)

「受け入れは可能だと考えているが・・・。」と続く・・。

用和幼稚園から質問。「平成30年の時点で、たくさんの子供がいても廃園するのか。」

(この質問については他の答えを行い、まともな答弁はなかった。)

続いて質問。「認定こども園は、働く予定のないママには、魅力のない施設です。①交通の便、通園距離が遠くなる。②250人の保育希望者幼児教育希望者が通園時に集中する。③家庭の子育て支援というが、子育て相談は気軽に身近にできてこそ!」

「平成29年度、30年度に休園措置をした園児を引き受けた幼稚園は人数が増え、集団維持につながるのでは、それならば廃園にする必要はないのでは。平成31年度に総ての園を認定こども園にするのではなく、公立幼稚園を残しながら様子を見るべきだ。段階をふんで欲しい。」

「平成30年度の公立幼稚園の4歳児募集が全園でたった100人(幼児教育希望)は少なすぎる。平成31年度の公立認定こども園の募集人数(幼児教育)も少なすぎる。

答弁。「100人で受け入れていける。」(会場がざわめく。なんでーと声も上がる。しかし司会が他の質問者を当てて話をそらした!)

他の質問。「公立と私立の幼稚園は同じというが、自信を持って言えるのか。認定こども園は効率でも私立でも保育料は同じというが、民間は他の料金を上乗せで徴収するのでは。」

答弁「公立は民間と連携して質の向上を図る。ちなみに公と民が違いがない幼児教育をしたら、機械のように同じような子供が作られる。」(4回目になって、答弁する職員も余裕が生まれたか、市民を馬鹿にする発言が目立つようになってきた・・・。でもひどい答え。)

「保育料以外の負担については経費ですよ。」(つまり私立の教育を受けるためにはそれ相応のお金がかかって当然である。自分で選んでいくんでしょう、という意味らしい。だんだん答弁がひどくなっていくなあ・・・。)

他の質問が

「私は公立幼稚園に満足しています。私立の幼稚園は11万円かかるところもある。これでは働かないといけない。私たちは選択をしたい。公立幼稚園を残して欲しい。

答弁「公立幼稚園の人数は少ない。この状態では質を高めていけない。」(だから3歳児保育を実施して欲しいとみんな言っているのに・・・。)

他の質問「小学校の接続について、認定こども園ではないと支障があるのか?そのように説明があったような気がしたが」

ここから長々とそんな説明はしていないといいながら、認定こども園は保育と幼稚園の機能を併せ持った素晴らしい施設だから子供の育ちが豊かになると宣伝を長々と展開をする。会場からもういいから!長すぎる!質問させて!と次々と言葉が飛ぶ。

「やめればいいんでしょう。」と説明を止める。すると司会者が「長い質問をしたから、答えが長くなりました。」と質問者を攻撃。(私は質問も答弁も聞いていたが、どう聞いてもひとつの質問に対してナガーイ答弁だった。議会だったら確実に野次られる答弁かな。)

再び幼稚園から質問。「いきなり認定こども園ではなくて、段階的にならないのか。」

「子育てママはほとんど反対している。遠い、車もない、自転車の事故の補償はない。一気にやるのは厳しいのでは。」

次々質問。

「市がやりたいのはよくわかるが、いきなりは心がついていかない。研究しているので平成31年から大丈夫というが、実践がない。交通面も何が解消するのかわからない。せめて場末お出してもらえないのか。何も解消されない中でいきなり平成31年度から全部はじめるというのは無謀だ。思考的に2ヶ所でやってみて、様子を見るとか。」(職員一同嫌な顔。恐らく2年前の2箇所のリーディング施設の失敗が頭をよぎったのでは・・・。この時はなんで2ヶ所だけと意見が出て、だから全部について計画を作ったのに・・・。どっちもダメ?!)

地域の方から発言。「こんな無謀な計画を平然と出してくることに怒りを覚える。子育て支援どころか、破壊だ。本当は公立施設を激減させたいんでしょう。子供と保護者の立場に立っていない!白紙撤回して欲しい。(大きな拍手)用和のはしから西郡まで自転車で通うのですか?自転車の許可書は、大人に出すのか、子供に出すのかどっちか知らないけど通園不安が増すばかりだ。」

答弁「段階的に認定こども園化にするという考え方もあるかもしれないが・・・。公立幼稚園での統廃合を行えばという意見もあるが、そうすると通園が遠くなることは、変わりがないのでは・・・。平成31年度に開園してから実践をしたらいい。」(19の公立幼稚園を5つに再編をしろと言っているわけではないのに話をすり替えた!こんなんばっかり。)

「小規模はデメリットが大きい。」(その科学的根拠を示しなさいよ!大規模か広域化、効率の大幅減少をさせたいための政策的なメリット・デメリットでしょう!小規模はつぶさなあかんとか、発達に害悪があるという公式な学説はありません。)

質問。

「幼稚園に満足して行かせている。家に近いところに通わせたい。仮に私立に行くとしても、就学奨励金は年度末払いだが、、前払いにできないのか。」

答弁。「困難です。」

「公立幼稚園の保育料が値上げしたけど何に使われるのか。」

「幼稚園の運営です。」(保育内容が一切変わらないのに保育料の値上げの言い訳がこれですか・・・。他市の調査に行ったとき、そこの職員さんは「保育内容も変わらないのに、保育料の値上げはできません。市民に説明ができません。」と言っていました。八尾市の職員はいとも簡単にサクっと答弁しちゃいました。説明する気が最初からないのでしょう。)

保育所の保護者からの質問が始まりました。

「公立保育園に通わせている。満足している。親の代から通っている。パブコメの意見が反映されていない。この計画は市民委員も入っていない。」

「「(職員に対して)あなたたちは、市民の態度が悪いと攻撃をするけど、自分自身はどうなのですか。目をつぶって瞑想に老けている人がいたり、貧乏ゆすりをしたり、そこの鏡に姿を写してご覧になって、市民の前に出る練習をしたらどうですか。」(そういや司会に対して、私たちは日本人だからいちいち通訳しないで欲しい。時間がもったいないと指摘したお母さんもいたな。)

質問「ゼロ歳児を小規模園に入れている。次の山本南保育所は、平成30年度で廃園、次は認定こども園。子供は3回保育園をかわることになる。」小学校にひとつは公立施設が必要。今のままでいいと思う。」

幼稚園から

「5歳児は必ず希望すれば入れると聞いていた。」(確かにその通り。)「公立の認定こども園は、八尾市内全体でも5歳児で100人だけ。希望者は必ずはいられないのか、何人がはいられないのか。遠い民間に行かなければならないのか。」

「八尾市は計画を立てたかもしれないが、今、0歳1歳の子供の就学前の計画はもう立てている。今更変更はできない。平成31年を区切るのは理不尽だ。平成31年をのばして、時間をかけてできないのか。」

答弁「私立幼稚園は定員割れをしているので、公立認定こども園には入れない大量の子供たちはそこに吸収される。」(つまり行き場は理論上あるということを言いたかったらしい。)

質問。

「4月から保育所を希望している。お迎えが遅くなるが、幼稚園の子は先に帰ると聞いている。同じ教室でバラバラは子供にどう影響があるのか、配慮してもらえるのか。(涙声)」(この間の説明会の時にこの質問をする親御さんは、たいてい言葉を詰まらせて涙声になります。)

答弁「保育所にあずけているだけで罪悪感がある上に時間のことが心配なんでしょうね。先進市の認定こども園に視察をいったら「心配ない」と言われている。子供たちには言い聞かせる。キラキラ組とかワクワクさんとか名前をつけて早く帰るこ子や遅く帰る子を楽しい気持ちにさせる。ふびんとかかわいそうかではなく、残ってよかったねと教えます。」留々流暢に説明をされていましたが、記憶に残らない話。結局現場対応か。

質問。「帰る時間は、子供自身の努力でどうにもならないこと。絵が上手くなるとか、かけっこを頑張るとかとは、訳が違う。大人の都合を子供に理解させようとしているが、子供は我慢をするだけだ。」(涙声)

さらに厳しい意見が。「2年前のリーディング施設の説明会に出席した。子供のための計画をと求めたら、部長がわかりましたと答えた。でもその部長はここにはいない。ここにいる誰が答弁しても信用できない。今の保育所でも、短時間と長時間の子供がいて、子供たちが傷ついている。同じクラスの仲のいい子達が帰って行き、子供たちが寂しい思いをするのを、きれいな言葉で取り繕うのはやめてほしい。子どもの心がどれだけ傷つくのかわかっているのか。違いを子供に認めさせる必要はない。これは教育でも保育でもない、子供の成長ではない。公立幼稚園で3歳児を受け入れていけば、公立幼稚園のニーズは高まっていく。認定こども園はすばらしいといいことばかり言うのはやめてほしい。」(日曜日の龍華の説明会の時に、認定こども園はデメリットはないと部長は言い切ったらしい・・・。保育所と幼稚園の課題はたくさんあるというが・・・。よっぽどすごい施設なのか!?でも全国的には私立幼稚園で認定こども園に移行しているのは3割だけ。大阪、八尾では異常な認定こども園フィーバーが起きているが、大丈夫なのか。全国では見合わせているのに・・・。もう少し冷静になった方がいいのでは?誰かが責任を取れるのか?)

最後は「貴重な意見をありがとうございます。」と司会がしめました。

ではお聞きしたい、今日あった貴重な意見をどう計画に反映するのか。ありがとうとお礼だけなのか?!

 

 

 

 

 

八尾市主催の説明会に2回参加して思うこと・・・。

[2015.10.21] -[活動トピックス]

参加者の質問に対して、きちんと答えていない。また、かみ合っていない。

 

① 認定こども園は、保育所と幼稚園の機能を併せ持っているから、公立保育所、幼稚園全廃ではない。

 このあわせわざは、保育時間の違う子供たちを生み出すが、そんなの関係ない。現場の先生が対応すれば十分である。

 認定こども園では、1時半に帰りの会をし、その後保育の子供は5時6時まで施設に残るが、何か問題があるのか。

「認定こども園は、保育所でもなく、幼稚園でもない!保育時間の違う子供の問題は、現場の対応では解決しない!」(保護者)

② 公立を大幅に削減して、民間に委ねることがなぜ不満なのか財源が浮くというのに・・・。公立施設を大幅削減して、通園が

 遠くなったら、民間に通えばいいではないか。バスも出してくれているし。

「公立を選びたいという選択権を奪わないで欲しい。公立を大幅削減をするということは、保育の公的責任の後退にもつながる。」(保護者)

③ 公立幼稚園で15人以下の環境は、子供にとんでもないからから休園措置をしなければならない。複数クラスでないと子供た

 ちに良くないので、大規模化、広域化が必要。

「岸和田市は、少人数でも公立幼稚園を存続させ、子供にとって必要だとしている。来年度からは3歳児から受け入れる。」(保護者)

④ 保育所に申し込んでもはいれない子や定員外入所について、解決の道筋は示すことができなくてもいい。

「喫緊の問題は、保育所を増やすということでは?!公立の認定こども園の整備は、待機児童の解消には全くつながらない。それどころか、公立西郡保育所は来年度2歳児の募集が停止になる!!逆行だ!!」(保護者)

⑤ とにかく認定こども園は、すばらしい。国も民間会社もそう言っている。by部長。

「八尾市が行ったアンケート調査では、圧倒的に9割近く保育所・幼稚園に満足しているという答えが帰ってきていた。」(保護者)

これってリーディング施設の時の説明会の時のやりとりと同じですね。それに公立の大幅削減で民間への移行が加わって、公立幼稚園の大規模・広域化そして認定こども園化が補強されたものですね。

こんなやりとり、何回繰り返すつもりですか?

あと13回こなしたら終わりと思っているのですか?

八尾市は、参加者の質問にいっさい答えていないのですよ。

そんな説明会ありますか。

しかも数字のマジックを使って待機児童はたった19人だから来年は誰でも入れるとか、嘘までついて。

子育て世代の思いに向き合うべきです。

行政としての答弁が成り立っていません。これは強弁というのです。

 

 

八尾市主催の公立の認定こども園整備計画(公立保育所・幼稚園全廃計画)の説明会について

[2015.10.21] -[活動トピックス]

一回目が17日に青少年センターで80人ほど参加で、2回目が今日(21日)で桂の青少年会館で11人ほどの参加で行われました。

 

客観的な報告をまずしたいと思います。

 

一回目の説明会(青少年センター)

説明会は一時間、そのうち40分は説明に終始。これから質疑応答です。

質問が始まりました。

Q 自転車通園のことで、安全確保について。親御さんが自転車に乗れない場合は?保育所希望の人も半数なので自転車や自動車歩行者が混在で安全か?

A 通園の安全や確保について、緊急のお迎えについては、子どもを園に預かっておく。

認定こども園は、駐車場と駐輪場の整備をするので、歩行者、自転車、自動車が混在しても安全。

遠方の人は遠回りしてないか検証してもらう。

Q なぜ認定こども園なのか?デメリットは?

認定こども園は、素晴らしい施設。小学校の就学に対応できるし、国も推進している。

デメリットは在園児の転園による環境の変化。先生がよりそい、なぐさめる。

Q 市民のニーズがあるのか。

A 市民は必要だと思っていると思う。

Q パブリックコメントをどう受けとめているのか。パブリックコメントをとるときは、こっそり。やっと説明会。しかもパブコミの意見どう処理されたのかきちんと説明しなさい。

民間の認定こども園はどこまでやってくれるのか。医療ケアの必要なこどもは、民間でも受け入れてもらえるのか?

 

A パブコミについて、一昨年方針を出しリーディング施設の説明会をした。全体像示せなかったこと、待機児童もあったことが理解を得られなかった原因だと考えている。

今回の素案を公表し、市民意見募集を行った。施設規模や通園距離などの不安がでてました。(件数も答えずあまりにも乱暴な答弁に怒りだす保護者も。)

民間の認定こども園について在宅支援はやる。

小学校一年生の接続については、教育、保育内容を検討してきた。看護師の配置は、公立保育園と一緒。民間については、保育園で9施設配置。更なる推進に努めていく。

Q パブリックコメントは、公立幼稚園や保育所を残してほしいでした。選択権を奪っている。

Q 認定こども園は、1時半に帰りの会をするけど保育所の子はまだ帰らない。涙声。

A 認定こども園は、保育所と幼稚園機能をあわせもつ。保育所の施設はなくなるが、機能はある無くなるわけではない。(どっちも無くなるで!とやじの声)

帰りの会については、気持ちの区切りをつけるために必要。(こわーいと会場から口々にヤジ。)

Q なんでこんなひどいことするのか教えてほしい。

A パブコミは公立幼稚園や保育所を残してほしいは約200件あった。でも保育所も幼稚園も建物は無くなるが、機能は引き継ぐ。この計画に書いてあるとおりです。

小学校の接続については、アンケートもとって手引きを作った。それを実践するのが、認定こども園。

Q 今までやって来た保育所をなんで全部無くすのですか。あまりにも乱暴。

A 保育所と幼稚園のいいところが認定こども園なので問題ありません。幼稚園児が減っている。幼稚園公立幼稚園の予算と保育所の予算を大幅に削減できるのがこの計画。しかも、幼稚園の敷地は400倍になるんですよ。すばらしいでしょ。

 

Q 少子化が進んでいると言いますが、施設が増えたら子どもも増えます!!

Q 岸和田市では3才児保育で公立幼稚園の生き残りを図る。八尾市はその逆。

A 公立幼稚園での単数クラスでは、先生同士の交流や相談ができないなど限界がある。集団保育の限界が見えている。休園措置や認定こども園化が必要。

Q 結論ありきの説明会ではないのでしょうか。国会の公聴会とおんなじでんな。認定こども園の説明が公立、民間ごっちゃに説明。公立を17作りなさい。私の孫が他府県の認定こども園に行っているが、保育の子は少数で集団保育が引き継がれていない。矛盾が生まれている。

Q 民間保育所は市が充分関与している。民間の認定こども園へも場合によっては、関与していく。公立を17作る必要はない。5つで十分。

Q 最初から聞いているけど、答えをもらっていない。場所にしても未定。すべてにおいて不安。

A 用地については、今進行中。相手があることなので。

平成28年度までの確保し、間に合わせたい。

Q 施設規模と配置基準。乳児。243人の公立認定こども園の配置基準は、30対1。帰る子もいる。だから副担が入る。つまり15対1。強化では無いとの指摘。

Q 公立の認定こども園が5施設の根拠。高安ではとても遠くなる。

Q 窓口で遠くの公立が嫌なら私立に行ってくださいと言われている。説明会も不十分です。答弁。五つの公立のA 公立の認定こども園が5つなのは、民間を考慮して決めた。子どもが大量に増えたら修正。

既存施設の施設活用については、どうせ、いずれ近い将来立て替えが必要。近い将来。

公立幼稚園については、学童保育の使用の検討。

A 民間の協力なしでは待機児童解消出来ない。民間と協力するため認定こども園は公立は五つ。(?)

Q 保育所希望者は、公立の認定こども園5ヶ所は必ず遠くなる。子どもの推計数が減っているのは、この計画を実施すると八尾市から子育て世代が逃げ出すと見込んでいるのか?

今の保育所でも短時間長時間保育がバラバラになっている。この差でも子どもには影響が出ている。大人が子どもに区別を作ったらあかん。

A 子どもの数の推計や確保量については、アンケート調査の結果。通園距離についての不安は、パブコミでもあった。駐輪場と駐車場を作る。それでも無理な人は、民間に行ってください。民間はバス出ます。

Q 公立に預けたい。選択肢を奪わないで。

A 公立ですべてを担えない。

公立を大幅に減らすので、財源が浮く。職員数も減らせる。認定こども園は国の補助金を使う。保育所の跡地は貸し付け等収入源。幼稚園は学童の活用などに。

Q 中学校区で1つというなら、公立ですべて作るべきでは。この説明会は、なんのためなんでしょうか。認定こども園は、やっぱり苦労している。公立保育の先生も苦労している。今一生懸命やっている。仕事をしながら子どもを育てるには、祖父母にたよるしかない。遠くなるのは困る。せめてバスだすとかしてほしい。(涙声)

A 公立を削減をして民間にゆだねる。問題ない。認定こども園は、保育と教育の質を高める。認定こども園は保育教諭になる。研修も受ける。一番苦労するのは、現場の先生。子どものために頑張っている。いいもの作っていきます。(by部長)。国や民間会社のアンケートでも、みんないいといっている。

※ちなみに八尾市の実施したアンケート調査では、保育所と幼稚園に対して「満足」という答えが圧倒的でした。

説明会終わりましたー。時間返してという声が。

 

二回目の説明会(桂青少年会館)

質問。待機児童がでているのに、西郡保育所の2才児がゼロ募集になっている件について。

答弁。認定こども園化のために、人数調整。

質問。西郡が認定こども園なったら待機児童が解消するのか?

答弁。保育所は平成27年度は待機児童が19人。入所枠を増やす計画を予定している。すべてのかたの入所が確保できる。保育所の希望は4つ書けるので公民で調整する。

質問。もう入れると考えていいいんですね。

答弁。その通りです。しかも認定こども園は、共働きでなくても入れますよ。

これは、事実と違うので、質問が相次ぐ。

保育所に申し込んでもはいれない子は何人いるのか。

138人。この人数のうち0、1、2歳は、128人。来年度は、374人定員を増やすが、0.1.2.歳児の受け入れは69人。つまり、全員は入れないことが明らかになりました。

しかも、定員外入所は330人もいており、これについても平成31年度までには解消しなければならないということでした。

 

質問。公立の認定こども園はなぜ五つですか?

答弁。民間を優先。その残りが公立。ただ変化があれば変更。

質問。公立の施設が増える可能性は?

答弁。はいれない子供がいれば必要。

質問。公立と民間差はないのか?各中学校区で公立が必要では?

答弁。公立は教育保育の拠点となる。民間公立ともに充実したい。

質問。この計画では、待機児童が解消とされない。誰の意見を反映したのか、保育料も上がって、大規模化は質の低下。しかも遠くなったら更に大変になる。負担ばかり。議事録を公開してください。司会に要望。変な繰り返しで時間を潰さないで欲しい。

答弁。リーディング施設のときに意見を聞いた。集いの広場など意見交換した。リーディングの説明会の時に、在園の親よりも就園前の保護者に意見を聞いたほうがいいと言われたのでやったまで。これらの意見で素案を作った。市民意見募集の意見は、リーディングのときと同じ意見が多かった。変更する必要がなかった。会議録は、概要としてホームページにあげたい。

質問。就園前の子どもの意見を聞いたと言ったが、公立の保育所や幼稚園の全廃を説明したのか。リーディング施設のときの説明会は、反対意見多数だったと思うが。

答弁。公立の施設の再編が必要だとは言った。そもそも認定こども園の説明をしたついでに聞いたまで。

(何度も繰り返すが、みなさんは勘違いをしている。)公立保育所と幼稚園は、全廃ではなく、二つの機能は認定こども園に残る。(いいかげん)ご理解下さい。

質問。認定こども園は、幼稚園でも保育所でもない。機能も親の願いでもない。納得いかない。市民意見募集は反対が8割以上。(私は拍手したかった。)

市民意見募集はアリバイ作り。なぜ反対意見が多かったのに変えないのか。説明会の冒頭に市民意見募集の件数と中身とどう受け止めたのか言うべきだ。

答弁。幼稚園審議会で適正規模の答申。認定こども園化もあった。唐突ではない。国や民間の調査でも満足度が高い。認定こども園はすばらしい制度だ。(by部長)

※ちなみに八尾市の実施したアンケート調査では、保育所と幼稚園に対して「満足」という答えが圧倒的でした。

(この計画への反対意見は無視するけど)認定こども園についての、こうしてほしいとか前向きな要望は聞く耳持ちます。取り入れますよ。保育所は枠を増やしてきた。待機児童は解消します。嘘はつきません。(by部長)。

質問に答えていない。

答弁。市民意見募集はひとつの手法。数は問題ではない。存続の意見数はたしかに多かった。しかし認定こども園化が必要。人数が少ない幼稚園はなくすのが子供のため。

質問。市民意見募集の意見を説明会の冒頭で説明すべき。

答弁。ホームページで載ってるから必要ない。

※( )は、おそらく答弁している職員の心の声を代弁してみました。間違っていたらすみません。

 

これら問題に対する、Twitterやフェイスブックについて

八尾 幼保一体化計画を考える会フェイスブック

https://m.facebook.com/pages/%E5%85%AB%E5%B0%BE%E5%B8%82%E5%B9%BC%E4%BF%9D%E4%B8%80%E4%BD%93%E5%8C%96%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B%E4%BC%9A/478192185694651

Twitter

https://twitter.com/yohokangaeru

超忙しかったこの数週間を振り返って

[2015.10.19] -[活動トピックス]

なぜこんなに忙しかったのか・・・。

戦争法の強行採決

9月議会と決算委員会(保健福祉)

中学校から始まった保育園、小学校、地域の市民スポーツ祭・・・。4つの運動会を経験し・・・。

これらの事が同時に進んでいたからだと思います。まわりの助けのおかげで乗り切らせてもらっているものの。やっぱり無茶やったかな?

特に決算委員会は、久しぶりの保健福祉。何日も本や資料と格闘、関係団体や職場からも話を聞いてまとめて、意見交換して・・・。

4年間ほど不在のうちに、社会保障のこの変わりよう!憲法25条が解釈改憲されている。ひどい。

すこし落ち着きを取り戻し、次の行事とダブル選挙に向けて進む事にします。

次回のブログは、決算委員会での到達点です。

17日に行われた青少年センターでの八尾市主催の公立幼稚園と保育所つぶしの説明会の模様は、八尾の幼保一体化を考える会のフェイスブックやツイッターをのぞいてみてください。

https://twitter.com/YoHoKangaeru

 

地域要望について

[2015.10.19] -[くらし・労働なんでも相談]

 

小畑町の信号機のない横断歩道への信号機の設置について長池小学校にも保護者の方と相談に行きました。学校からもPTAとも連携して要望したいと言うことでした。どんな道路かは、ゆう子のブログをhttp://yuko.jcp-web.net/?p=1856 

 

道路の修復、補修の要望を行いました。北本町2丁目の商店街通りの裏道です。 

10月23日(金)「戦争法廃止は可能か?」八尾革新懇秋のつどい 10月31日(土)さよなら維新!府民大集合

[2015.10.19] -[インフォメーション]

10月23日(金)「戦争法廃止は可能か?」

時間 6時30分から9時まで

場所 プリズムレセプションホール

フルート演奏 経田耕一郎さん

シンポジウム 富田宏治 関学大教授

       ママの会・青年・憲法Cafe主宰者ほか

 進歩と革新をめざす八尾の会(八尾革新懇 連絡先 全教八尾 072-996-6701)

 

10月31日(土)さよなら維新!府民大集合(中河内)

八尾プリズム大ホール 6時半から会場7時からスタート

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八尾市議会の良識しめされず 公立幼稚園・保育所の全廃計画に対する市民の請願署名不採択 9月議会本会議(10月6日)

[2015.10.6] -[インフォメーション]

http://yuko.jcp-web.net/?p=1917

活動トピックに更新しました。