こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2018.6.24] -[インフォメーション・活動トピックス]
速記録がまだでてないので、正確な記述は追ってお知らせします。
「すべての子供を受け入れる。」と表明した言葉を実行するなら、堤や弓削保育所を残すべき!せめて待機児童(国基準)という言い訳を許しません。
委員会での請願審査の結果 2件の請願について
議会での採択適当 日本共産党(2人) 賛成討論あり
採択不適当 公明(1人)、大阪維新(1人)、市民クラブ(1人)、自民創生(1人) 反対討論なし
結果、議会での不採択多数で採択にはいたりませんでした。
しかし、今回の請願では、八尾市の押しつけが市民の願いと真逆で実態にそぐわないことが誰の目にも明らかになる状況がはっきりとするものでした。
それと八尾市が自ら言った言葉「すべてのこどもをうけいれる」に対し、言い訳を始めた逃げの姿勢がはっきりとしました。
そして、議会が市民の願いの立場に立つのか、八尾市の押しつけと言い訳に賛同するのかが問われる請願審査となりました。
今回の請願は、公立認定こども園整備計画に伴う、平成31年度に廃止予定の公立保育所(3ヶ所)のうち、堤と弓削保育所を引き続き存続させて欲しいという趣旨でした。
その理由として
堤保育所
認定こども園が八尾市にたくさんあるというが、地域偏在である。山本小学校区では、公立幼稚園と保育所が同時に失われるだけ。
この前の地震でも実感したが、子育てはできるだけ近くで。少なくとも小学校区で。
堤保育所をなくさないで欲しい。
弓削保育所
八尾市は、認定こども園建設地が、静かな環境であると強弁し、騒音問題を取り上げると、地元に失礼だと繰り返してきた。建物(のみ)も防音しているから大丈夫(なにが?)だと言っている。
しかし、今回署名を集めながら近隣と対話した。真となりの府営住宅の方は「うるさい、なんでこんなところに。」から始まり、「静かな環境で子どもに最適だ。」などという人はおらず、むしろかわいそう、気の毒、なんでという声ばかりだった。
なぜ今の静かな環境の弓削保育所を移動して、災害が起きればヘリコプターが飛ぶかう自衛隊、民間のヘリポートの真隣に移動するのか。
どんなに豪華な防音設備のある建物でも子どもへの影響は免れない。
両保育所に共通していること。
待機児童解消するまでは、せめて残して欲しい。
これに対しての八尾市の見解は、的が外れたものでした。
山本小学校区・上之島中学校区の子育て施設減少の件については、もともと保育所には園区はないので、遠いところに行っても当たり前。八尾市全域でみると、他市もうらやむほど数が多い。
自衛隊駐屯地の真隣については、引き続き従来の見解である、静かでいい環境、防音をしているでした。(イージスアショアの設置でも同じことをいっているなあ。)
そして、待機児童にいたっては、、請願の趣旨説明では「保留も含めた待機児童と」いっているのに、国の待機児童の基準を持ち出し18人、これは来年には解消できると強弁しました。
しかし、そもそも八尾市や教育委員その他は、こういっていました。(2年前)
「保育・教育を希望するすべてのこどもを受け入れるよう計画をすすめます。」と。下のビラが証拠です。公共施設・学校にも貼ってるよ!
平成31年度4月は、国基準の待機児童は解消できるかもしれませんが、保留児(169人)も希望する児童(第一次希望 369人)も受け入れることはできません。
そこで、新たに”実質的待機児童を優先順位を付けて受け入れていきたい”など新たな言い訳を始めました。
委員会に出席している議員各位が、この見解を問われたことになります。
八尾市の強弁か市民の要求か。
保育所・幼稚園は小学校区など近くになくてもいい。
志紀の認定こども園は、静かな子どもに望ましい環境である。
平成26年の市長が配布したビラの「すべての子どもを受け入れる。」につては、なかったことにして、「せめて待機児童。」と言い換えるのを認めてあげる。
日本共産党の議員以外は、残念ながら市の強弁に賛同をされました。
中には、堤や弓削を残したら「財政問題が発生する」という議員さんもいらっしゃいました。
しかし、その苦情は、すべての子どもを受け入れる計画を進めていると、ほんの2年前にビラを配布しまくった八尾市い対して言うべきことではなのでしょうか。無責任なビラをまいたらあかんと。
市長さん、すべての子どもをと表明されたのですから、潔くそれがかなわない平成31年度については、公立保育所を残すべきです。
それでこそ、本当に子育て環境NO1の八尾市になるでしょう。
[2018.6.22] -[くらし・労働なんでも相談・インフォメーション]
(改善前)
近鉄八尾駅の2階、陸橋との連結部分。段差につまづく人が!前の3月議会でも私の個人質問、建設産業常任委員会での杉本議員の指摘で暫定的な改善が図られました。
さらに・・・。
駅下の八尾モールへの出入り口の段差でつまづく人が!という相談も市に交渉!市からモールへ段差解消の相談が・・・。
さっそく改善!相談にこられた方は、「目の前でこけた人がいて、これはアカンと思った。改善されてよかったです。」と仰っておられました。
まだ、駅周辺にはたくさんの段差があります。わだちみたいなんとか、タイルの凸凹とか。
老朽化と高齢化が重なってのつまづく段差。でもこれからの都市整備のあり方は、大きい道路や大きな開発、リニアやカジノの都構想ではなく、高齢化への対応とと合理的配慮の行き届いた町を!ソフトでもハードでも!
[2018.6.21] -[くらし・労働なんでも相談・活動トピックス]
障がい者手帳による運賃割引はありますが、乗り継ぎのときは、それぞれの鉄道会社の切符を買わなくてはいけません。
近鉄八尾から鶴橋経由でJRの乗り継ぎが中心となりますが、それが不便だー!という相談がありました。
調べてみたら、京阪電車が発行するスルッとKNSAIの特別割引用ICカードがありました。
近鉄八尾駅で申し込めるようです。
第一種であり、介添え者と二人同時出ないと使えませんが、乗り継ぎの切符をその都度買わなくてもOK!
障がい者差別禁止条約や法に基づく合理的配慮ですね!
京阪電車 スルッとKNSAI 特別割引ICカードについて http://www.surutto.com/tkwric/
使い勝手は未経験でよくわかりませんが・・・。(すみません)
他の鉄道会社のICカードも対応していただきたいと思いました。
[2018.6.19] -[活動トピックス]
自立生活センターやおが第三火曜日に行っている補聴器の相談に寄せていただきました。
ヒアリングループの活用についてです。
補聴器をヒアリングループへ対応させるための”テレコイル”への設定についてお聞きしました。
最近の補聴器は、テレコイルモード設定のスイッチが補聴器本体についているものは少なく、パソコンでの調整になるそうです。
具体的な作業としては
テレコイルに設定にしてヒアリングループ体験をしたい
補聴器屋さんに行って、「テレコイル設定にしてください。」と言う。
パソコンにつないであっという間に完了する。
実際にヒアリングループの中に入ったら、補聴器の小さなスイッチを入れる。
一度補聴器屋さんでテレコイルの設定をしといてもらったら、後はスイッチをオンオフで対応できるそうです。
京都市は広報を作って、ループの配置場所も知らせ、もちろんT耳マークも設置しているとのこと。
一度体験すると本当にクリアーに聞こえるので、どんどん普及をしていってほしいものです。
なを15日(金)の演説会の時はリースをしたヒアリングループの設置のために、プリズムホールさんが、市有のヒアリングループを龍華まで見に行って研究をしていただきました。ありがとうございます。
こちらの知識不足で補聴器の対応ができず、課題はありましたが、第一歩を踏み出せた気がします。
[2018.6.19] -[活動トピックス]
今日、本の偶然に知った八尾市自立生活センターやおの補聴器の相談にお伺いしたら、難聴者の方を中心につどいを持たれておられ、お話を聞かせていただく機会を得ました。
本当にありがとうございます。
平成26年に手話言語法の制定を国に求める意見書を要請に来られた方もいらっしゃいました。
現在は、条例制定に力を入れておられるそうです。
大阪府、大阪市、堺市、熊取町など大阪でも制定がされており、議会での決議なども進んでいるようです。
八尾市でも昨年他の会派の議員さんが条例制定を求めておられました。
恥ずかしながら不勉強!これを機会に勉強させてもらいます。
その他、電話手話サービスやスマホの日本財団のアプリ・手話サービスも教えていただきました。
市役所に急な用事で行ったときに、手話サービスを受けることができないといった現状も聞かせていただきました。
明日文教常任委員会なので一段落ついたら調べさせてもらいます。
[2018.6.19] -[インフォメーション・活動トピックス]
6月19日に市長と教育長に対して、八尾市内学校施設を始め、全公共施設の危険個所の緊急点検とともに、通学路の安全確認を行うよう求めました。
また、大雨が予想される中、土砂災害の危険地域などの対策の総点検と対策を求め、懇談しました。
(市長)大阪市から要請があって、市の職員を危険度判定のために4人派遣をしました。
(市長)16班、32人体制で緊急点検を行っています。結果は報告はしたいと思います。
通学路については、かつて交通安全対策で地域、警察、教育委員会、市長部局で連携して危険個所を把握し対応をしてきた経験をいかして対応をしていけたらと思います。
(議員団)例えば、長池小学校の南側にブロック塀があるが、安全対策は万全か心配の声が上がっている。よろしくお願いします。
(議員団)東久宝寺2丁目の危険家屋が、通学路に面している。地域あげて安全対策を求めいるところである。今回の地震でも地域が大変心配している。
(市長)場所は承知している。危険家屋に対しての対応を強化してきた。除去についても助成の予算をつけた。前を向いて対応をしていきたい。
空き家については、2000件強調査をし、重点的にできるところから対応を考えている。国の補助金も申請し、土地不明者約90件など全部あたっていけたらと考えている。
他議員団から、土砂災害への対応、職員対応マニュアルの検証、防災マップの各コミセン・出張所でも完備など求めました。
[2018.6.13] -[インフォメーション・活動トピックス]
[2018.6.13] -[活動トピックス]
十分な時間がなくて、不十分な質問になりました。傍聴に来ていただいた皆さんすみません。
まず、高齢者難聴者で公的支援を受けている方の数を明らかにしました。
65歳以上で聴覚障害で手帳を取得し、補聴器の支給を受けておられる件数は、平成29年度の新規で30件でした。(全体で132件)
65才以上で耳の聴こえの障害を持っておられるかたは、WHO(世界保健機構)では、だいたい2割ということ。
八尾市内での65歳以上の高齢者は、約7万人なので、1万人以上が何らかの聴こえに問題があるかもしれません。
その数から言えば、公的支援の対象者は不十分ではないでしょうか。
補聴器はとても高い!”聴こえ”に経済的格差をなくすべきです。
中・軽度の難聴者への補聴器購入助成を求めました。(困難との答弁。)
高齢者難聴の実態をつかむために、65歳以上で人間ドックでの聴力検査を受けておられる方、1162人の集計結果と分析の結果を求めました。(要望)
今回の質問のために調査している中で、大発見がありました。
設置を求めようと思っていたヒアリングループが、すでに設置されていたとうことです。
一つは、市役所本会議場の傍聴席。そして龍華コミセンの3部屋。なんと移動式のヒアリングループも3台ありました。安中小学校の難聴学級にも設置され、教育現場で活用されていました。(すごい!)
龍華では、この部屋を使って、バリアフリー映画の上映会を一昨年からされていました。
プリズムホールでは、なんとヒアリングループをレンタルして、9月11日にランチタイム演奏会も企画。合理的配慮を徹底した演奏会とか!
個々で進んだ取り組みをしているが、集約して共有して推進していく事が必要だと思い、要望しました。
移動式のヒアリングループは、市民・団体へのレンタルも検討して欲しいと要望。
前向きな答弁が返ってきました。
ヒアリングループシステムを設置している場所には、その存在を知らせるための耳マーク(ヒアリングるーぷT)の設置を早急に行うよう求めました。
感想としては、ヒアリングループの存在があまりにも知られてなくて、その活用にはまだまだ至っていないということでした。
市役所がその段階なので、市民レベルでは、もっと遠い存在だと思います。
ヒアリングループがあっても、補聴器をTモードにセットしなくては効果を発揮しません。
そのことをまだまだ知らない方がたくさんいます。
宝の持ち腐れなのです。
文化行事などで突破口を切り開いていただいてますが、公的施設であとに続いて広げていただきたいと思います。
これが、第一歩の質問!
最初のきっかけは、医療生協の会合の時に、「耳の聞こえが悪いねん。」の雑談から興味を持ったのが始まりでです。調べてみると奥深く、切実で、そしてこれからの課題ではありませんか!
活動家の方が高齢化に伴い、”聴こえ”の問題で悩みをもっておられることも分かりました。対応が必要です!
”聴こえ””補聴器”そして”集団補聴(ヒアリングループなど)”引き続き取り上げていきたいと思います。
[2018.6.13] -[活動トピックス]
本会議の個人質問のために、”聴こえ”の聞き取りをしました。ご協力ありがとうございました。
73才 男性
2~3年前から聞こえが悪くなった。
きっかけは「TVの音が大きいと妻に言われた。」
片耳の一定の音域が聞こえづらい。
耳鼻咽喉科に受診し、聴力検査。
医師に紹介され、補聴器屋さんに行って、資格を持った技師さんに対応してもらう。(メガネの●✖)
補聴器はシーメンスの50万円程度のもの。
補聴器のメーカーの専門の技師さんが巡回している。
フィッティングをしてもらう。耳にあわし、脳にも合わす感じ。今でも調整をしてもらう。繊細なので夏、冬で変わる。(温度や湿度か?)
早めに付けて良かった。悪くなってからだと慣れるまで手間がかかると思う。
73才 男性
2~3年前からき声が悪くなった。両方。低音聞き取りにくい。
71才の時耳鼻科に通院。(右40db、左48db)
医師の紹介で補聴器屋さん(個人商店)へ。技師さんが対応。聞こえのいい方に補聴器。6万8千円ほど。
半月ほど調整。
補聴器の具合は、場所による。家の中で対面だと支障ない。(満足度100%)
集会だとマイクの音が割れたり、こもったり。マイク無しの会議も聞こえが悪い。
どこをぎろんしているかわからず、聞こえたふりをしていることもある。(満足度30%)
人の話を十分聞けないので、責任のある立場にはもう付けないと思う。
70代男性
ここ10年前から健康診断で難聴度が最低レベル(1から5段階)80から90db。
耳鼻科で、他の病気で受診し、検査と診断の結果、補聴器をすぐに付けないとダメと言われる。個人商店の補聴器屋さんへ。
最初、10万円の補聴器を一週間に2回のフィッティングで調整。しあkし4ヶ月で落とす!
補聴器は、対面での対話は支障ないが、演説会は雑音が入る。使い勝手は良くはない。補聴器屋さんに検査や調整を何回も時間をかけてやってほしいと思っている。
もっと、よく聞こえる補聴器を買いたいが、本当に高い!
体験談や悩みなどあればお寄せください。今後の参考にさせていただけたら幸いです。
また、八尾市の自立支援センターでは、月に一回、補聴器相談もやっておられますので、ご案内します。
[2018.6.13] -[活動トピックス]
本会議での無所属議員への答弁で、またまた重大な答弁がありました。
「平成31年度に保育希望を受け入れる定員枠が足りなければ、公立保育所を残すべき。」と質問した無所属議員に対し、「11月の結果を見ないとわからない。使わないとは言わない。使うならどんな形で使うのか検討が必要。しかし、決して公立としては残さない。」と答弁。「公立として残さない」という立場は初めての表明です。
そもそも八尾市認定こども園計画では、すべての子どもを受け入れると市民に宣言をし、ビラまで巻きまくりました。
それは、市民の願いでもあったのです。
現在、保育の要望はこの計画を作った時よりも激しく変化しています。
保育料の無償化に向けた動きも拍車をかけるでしょう。
この間の八尾市の保育ニーズを分析すると、保育所を増やせば、希望者は増える!です。潜在的な保育ニーズがあるからです。このニーズは、下がることなく増え続けるのは間違いありません。
市民の要求である、”すべての子どもを”に答えるならば、足りないから施設を使うではなく、潔く3つの公立保育所を残したらいいのです。
必ず保育希望者は増えるでしょう。
もしかしたらそのために引越しを検討する子育て世代も増加するかもしれません。
結果を見てから判断をしても遅くはありません。
それが市民の願いです。
今回の答弁で、「平成31年度に向け定員枠を公立で78、民間で716人増加させるが、保育士確保については、必ずしも保育士でなくてもいい、臨時でもいい。」とありました。重大な答弁です!どういうこと?!