こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

八尾市ひきこもり等若者相談窓口へ見学に行きました。

[2026.9.29] -[インフォメーション・活動トピックス]

八尾市ひきこもり等若者相談窓口を見学しました

 

前から気になっていた「八尾市ひきこもり等若者相談窓口」。ようやく念願かなって見学に行くことができました。

場所は住宅地。外から見ると、ごく普通の民家です。

 

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これにも実は理由があるとお聞きしました。「行政の相談に行っています」という感じではなく、気兼ねなく自然に入ることのできる場所にするための工夫です。

相談室も、いつもの生活をしている部屋の延長のような雰囲気。これなら少し気持ちもリラックスできるのでは、と思いました。ちいかわの本も置いてある!

 

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ボードゲームもたくさんありました。ゲームができる大きなモニターも、パソコンもありました。

 

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昨年度、相談に来られた方は実人数で90人、相談延べ件数は1200件。

もともとは電話相談から始まり、現在は対面相談や同行支援、今年度からはアウトリーチによる訪問活動も行っています。

訪問してもなかなか面会できず、お手紙をポストに入れて帰ることもあるそうです。とにかく「まず、つながること」を大切にされています。

 

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ひきこもり等相談窓口  ← クリックして下さい。

 

注目したのは「重層的支援」

特に注目したのが、八尾市の重層的支援です。

保健所、つながる支援室、社会福祉協議会、ほっぷ、教育センター、SSWなど、さまざまな機関からこの相談窓口につながるケースが多いとのこと。

入り口はどこでもいい。それぞれの窓口で相談を受け止め、連携し、必要な場合はチームを組んで支援する。その仕組みについて教えていただきました。

実際に、その連携が力を発揮したケースもお聞きしました。

中学・高校時代、ひきこもりへの対応を学校だけで行っていたケースでは、SSWが社協につなぎ、3年かけてチームで支援。家族全体を支えながら関わり続け、2人の子どもさんが家から出られるようになったそうです。

また、おばあちゃんには介護が必要、実家に戻ってきたシングルマザーのお母さんは病気、子どもは不登校――という3世代にわたる困難を抱えたケースも。

まさに、ひとつの制度や窓口だけでは解決できない課題に「重層的支援」が力を発揮する場面です。

 

 

「つながる」ための支援を

この相談窓口には臨床心理士が3人おられ、専門家として一人ひとりに寄り添いながら、心の動きを丁寧に見守っています。

支援の幅をさらに広げるためには事業の多様化も必要であり、日々「どうやってつながりをつくるのか」を考えておられることが印象に残りました。

ふと思い出したのが、先日の不登校についての政府交渉です。

そこでは「中学校を卒業した後の相談窓口を明確にしてほしい」「家から出ることができない不登校の子どもへの支援を」との要望が出されていました。

まだ始まったばかりで、これからさらに充実させていく必要があります。

でも、学校を卒業した後も、家から出られなくても、まず「つながる」ことから始められる。

その一つの可能性を持った事業として、これからも注目していきたいと思います。

そうそう、この相談窓口やこの場所の何か親しみやすい覚えやすい愛称があってもいいなあとも思いました。

困った時のAI。例えば”むすびば”とか”ここから”とか”つながりハウス”とか提案がありました。なるほど。ぜひいいネーミングを考えていけたらいいですね!

 

また、ひきこもりの方がそろそろ足を踏み出して行きたいと心が動き始めたとに、しっかりと寄り添うはじめの第一歩として、中河内地域若者サポートステーション(サポステ)もあるそうです。ぜひアクセスしてみて下さい。

 

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いつまでもデアルク(出歩く)ことができる八尾のまちへ

[2026.9.23] -[インフォメーション・活動トピックス]

「出歩くことができる八尾へ!」市民の声から公共交通の未来を考える

「車に乗れなくなったら、どうやって病院に行けばいいの?」

そんな切実な声から始まった、9月21日の「デアルク(出歩く)ことができる八尾」シンポジウム。

 

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近藤先生のお話を聞くだけでなく、参加者自身が「困ったこと」「あったらいいな」「こうすれば」を出し合い、解決策まで一緒に考える参加型の企画です。

 

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■ バス停があっても、バスに乗れるとは限らない!

 

 最初に5人の方から移動の実態を発言していただきました。

大田にお住まいの方は、900メートル先のバス停まで手押し車で15分。途中には危険な坂道も。「バス停に自転車置き場があれば」という要望です。

別の方は、バス停まで800メートルなので交通不便地域には該当しません。しかし、バスは1時間4本から1本に減便。昼間はゼロ、最終便は午後5時です。

「通勤は行きはよいよい、帰りは歩き」

山手地域では、ようやく乗合タクシーが走り始めたものの、車がなければ生活できず、子どもに頼らざるを得ない実態も。

JR八尾駅付近では、近鉄バスの路線廃止後に走り始めた大阪バスが住民のニーズに合っていないのではないか、路線がなくなるのではないかという不安が語られました。

目の手術で一時的に運転できなくなった方からは、妻を病院に連れていくこともできず、免許を失ったらどうなるのか不安だというお話が。

「近所にバス停があるというのは、心の安心です」

胸に響く言葉でした。

 

■ 「病院まで往復3,300円!」グループワークで次々と出された声

 

グループに分かれ、日頃の困りごとを出し合いました。

「歯医者に行くのにタクシーで往復3,300円」

「市立病院の送迎車は助かるけれど、帰りの便がない」

「近所のスーパーがなくなり、子どもに買い物を頼んでいる」

「今は自転車に乗れるけれど、乗れなくなったらどうしよう」

さらに、バス停にベンチや屋根がないこと、真夏の暑さや冬の寒さ、危険な道路など、バスに乗るまでの環境にも問題があることが見えてきました。

 

■ 「あったらいいな」から「こうすれば」へ!

話し合いでは、具体的な提案が次々と生まれました。

100円バスの復活、高齢者へのタクシーチケット、小型バスの導入、市立病院の送迎車の充実、イベントに参加するための送迎バスなど。

意外に多かったのが、公共交通の情報が十分に知られていないという問題です。

「乗合タクシーがあることを知らなかった」「大阪バスがどこを走っているかわからない」

そこで、防災マップのように、バスや乗合タクシーの路線、乗り換え方法が一目でわかる「公共交通マップ」を全世帯に配布してほしいという提案も。

町会や高齢者クラブでアンケートを実施することや、住民の声を反映してバスの経路を柔軟に見直すことなど、住民参加のアイデアも出されました。

 

■ 近藤先生「採算から必要へ。発想の転換を」

 

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近藤先生が強調されたのは、「なぜ、どこへ、どんな人が移動するのか」を細かくつかむこと。

高齢になるほど、バス停まで歩けないために、かえってマイカーを手放せなくなる場合もあります。

買い物も、単に商品を手に入れるだけではなく、人と話し、社会とつながる大切な機会です。

最後のコメントでは、移動の実態を整理すれば、必要な対策が見えてくると指摘されました。

バスの本数が少なければ、待ち時間を過ごすベンチや屋根が必要。バスでは行けない場所があるなら、タクシー補助や乗合タクシーの充実を考える。

一つの交通手段だけで解決しようとせず、福祉やまちづくりとも連携する柔軟な発想が必要です。

そして、空いているバスを単純に「税金の無駄」と考えるのではなく、必要な人の移動を保障できているのかという視点が重要だというお話でした。

行政が継続的にワークショップを開き、住民の実態や声をつかみながら交通政策をつくっていくことも提起されました。

 

■ 出歩けることは、暮らしを豊かにすること

 

病院に行く。買い物をする。友人に会う。コンサートを楽しむ。

移動は、単に目的地にたどり着くためだけのものではありません。人とつながり、自分らしく暮らし続けるために欠かせないものです。

今回のシンポジウムでは、困りごとを共有するだけでなく、市民自身が解決策を考えるところまで進むことができました。

ここからが大切です。

一人ひとりの移動の実態をさらに明らかにし、具体的な改善につなげていきたいと思います。

誰もが安心して「デアルク(出歩く)」ことができる八尾へ!

ご参加いただいた皆さん、近藤先生、ありがとうございました!

 

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学費と不登校の政府交渉に参加しました。

[2026.9.21] -[インフォメーション・活動トピックス]

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取り急ぎ新聞記事でご報告。

 

自分自身も直面している現在進行形の問題に仲間とともに取り組めるなんて幸せです。

 

今は辛い時期だけど必ず子どもは変化します。

 

今笑顔がなくてもそこに生きて返事(生返事)を返してくれていればそれでいい。だんだん欲張ったり、焦ったりはしますが、交流会や相談機関と連携して諦めではなく落ち着いていきたいと思います。

さ〜て今週のKinpachi行動は?18日金曜日の19時からです

[2026.9.16] -[インフォメーション・活動トピックス]

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沖縄の県知事選挙の悔しさを胸に、新たな闘いに確信を持って歩みましょう!

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学童保育のトイレが改善!子どもたちが大喜び

[2026.9.10] -[インフォメーション・活動トピックス]

学童保育のトイレが改善!子どもたちが大喜び

 

これまで議会で取り上げてきた、学童保育のトイレ問題。

 

うれしい改善が進んでいます!

 

きっかけの一つは、子育て請願でした。

 

学童保育のトイレ改善を求める要望があげられ、日本共産党は紹介議員として議会で採択を求めました。残念ながら賛成したのは我が党だけでしたが、そこで終わりにはしませんでした。

 

実際に現地へ足を運び、トイレの状況を調査。3月議会の代表質問でも取り上げました。

 

現場を見てみると、

 

「障がい児用のベッドがない」

「トイレが丸見え」

「和式ばかり」

「これは“昭和遺産”では…と思うような古いトイレも」

 

など、改善が必要な実態がありました。

 

指導員のみなさんも、労働組合を通じて改善を求めておられました。

 

市民の声、現場の声、議会での追及が状況を動かした!

 

そして今回、実際に改善が進みました。

 

久宝寺小学校では、校舎内のトイレの洋式化が進み、元幼稚園園舎を使用している学童保育のトイレは全面改修の予定です。

 

東山本小学校では、学童と学校が共用しているトイレについて、1階から4階まで縦一列を乾式化。

 

和式5つが洋式3つに改善されました。

 

あの「昭和遺産」のようだったトイレも、立派な洋式トイレに!

 

床も乾式となり、消臭機能付きの新しいシートになりました。

 

さらに、志紀小学校の学童別棟のトイレも現在工事中。

 

長池小学校の旧幼稚園園舎を利用している学童保育でも、トイレの配管工事が進められています。

 

担当課の職員のみなさんにも頑張っていただきました。

 

そして何よりうれしかったのが、

 

「学童や学校の子どもたちが大喜びだった」

 

と聞いたことです。

 

トイレの数が少ない。和式しかない。使いづらい。

 

大人にとっては「トイレの問題」でも、毎日そこで過ごす子どもたちにとっては、とても切実な問題です。

 

これまで辛い思いをさせていたんだな、と改めて感じました。

 

だからこそ、本当によかった!

 

声をあげれば、変えられる

 

今回の改善は、誰か一人の力で実現したものではありません。

 

市民のみなさんが請願で声をあげたこと。

現場の指導員のみなさんが改善を求め続けたこと。

そして、その声を受けて日本共産党が現地を調査し、議会で具体的に取り上げてきたこと。

 

それぞれの力が重なって、大きな前進につながりました。

 

「困っている」という声を聞き、現場を見て、議会で取り上げ、実際の改善につなげる。

 

そして、子どもたちの「うれしい!」という声が返ってくる。

 

これが、市会議員をさせていただいている醍醐味です。

 

まだ改善が必要なところもあります。

 

これからも現場の声を聞きながら、子どもたちが安心して気持ちよく過ごせる学童保育をめざして取り組んでいきます。

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9月議会 個人質問を終えて 防災 交通 不登校 コミセン格差

[2026.9.9] -[インフォメーション・活動トピックス]

市民の願いと職員の知恵を力に、一歩でも前へ

個人質問が終わりました。

今回は、どうしても取り上げたいテーマを欲張って盛り込んだので、私らしくないほどの早口に(笑)。時間いっぱい、いっぱいの質問になりました。

やっぱり議員を増やしたい!と改めて実感です。

今回取り上げたのは、

① 防災・災害
② 交通不便地域・移動困難者
③ 不登校
④ コミセン格差

の4つです。

今回、私が心がけたのは、単に行政を「追及する」だけではなく、市民の願いをどう実現へと前に進めるのかということでした。

市民のみなさんの切実な思いを届ける。
そして、現場を一番よく知る職員のみなさんの知恵や力も引き出す。

一緒に前へ進めるものは前へ進めたい。

そんな思いで質問しました。

どのテーマも、日頃の地域活動や市民のみなさんとの対話から生まれてきたものばかりです。

そして調べれば調べるほど、さらに新しい課題が見え、世界が広がっていくような思いがしました。

防災――「避難できる場所」が本当にあるのか

防災・災害について考えるうえで、大きな刺激になったのが「緒(いとぐち)」での交流会でした。

能登半島地震の被災地のお話を聞き、仮設住宅の無償期間が終わり家賃負担が発生する問題、発達障がいのある子どもと家族が避難所で直面する困難などを知りました。

酷暑の避難所。
厳冬の避難所。

災害関連死を防ぎ、誰もが安心して避難できる環境をどうつくるのか。

八尾市では、発達障がいなどのある方への理解を進めることに加え、直接、福祉避難所へ避難できる仕組みも広がりつつあります。

今回の質問では、その対象をさらに広げていくことを提案しました。

そして、母子避難所についても提案しました。

自治体の努力だけでは限界があります。災害から命と暮らしを守るために、国が果たすべき役割を正面から問う必要があると強く感じています。

「移動できる」は暮らしの土台

交通不便地域については、私自身も乗合タクシーに乗ってみました。

実際に乗ってみると、制度の良さも課題もよく分かります。素敵なドライブも楽しませてもらいました。

そして今回、100円バスの復活などによって公共交通の利用を促進することも提案しました。

八尾は自転車利用の多いまちです。

地域を回っていると、

「自転車に乗れなくなったら、買い物にも行かれへん」

そんな不安をよく聞きます。

一方で、90歳になっても四輪自転車を使って、行きたいところへ颯爽と出かけている方もいらっしゃいます。

車の免許返納だけではありません。

「自転車に乗れなくなること」も、八尾では移動困難者になる大きなきっかけではないか。

八尾市地域公共交通計画にも「移動困難者」は位置づけられていますが、具体的な施策はまだまだこれからです。

「移動する権利」をどう保障するのか。

9月21日には交通シンポジウムも企画しています。市民のみなさんと一緒に考え、前へ進めていきたいと思います。

「デアルク(出歩く)ことができる町へ!」

これを実現したい。

不登校――子どもの権利から考える

不登校については、日本共産党の不登校提言を力に質問しました。

大切なのは、「学校へ戻すこと」をゴールにするのではなく、子どもの権利から不登校をとらえること。

安心して休めること。
安心して過ごせる場所があること。
そして、子ども自身の声を聞くこと。

校内支援センターも実際に視察し、その取り組みを議会で紹介しながら、さらなる充実を求めました。

また、競争と管理が強まり、授業時間が増え、学習の進度も速くなる学校現場の中で、子どもだけでなく先生も追い詰められているのではないか。

資料も示しながら、公教育そのもののあり方を問いかけました。

悲鳴をあげる前に、子どもの声を聞こう。
倒れてしまう前に、先生の実態を直視しよう。

16日には、不登校問題について文部科学省との政府交渉も行います。

議会で終わりではありません。

コミセン格差をなくしたい

コミセンについては、鍵の開け閉めをするために、床に這いつくばらなければならない状況を写真で議場のみなさんに見てもらいました。

そして、引き続き緑ヶ丘コミセンへのエレベーター設置を求めました。

今回、実現に向けた足がかりとなる答弁を引き出すことができたと受け止めています。

小さな一歩かもしれません。

でも、利用している市民のみなさんにとっては、とても大切な一歩です。

市民の願いと、現場の力で政治を動かす

今回、それぞれのテーマで着実な前進もありました。

それは何より、市民のみなさんの切実な願いがあったから。

同時に、担当する現場の職員のみなさんにも「少しでも前へ進めたい」という思いがあったからだと感じています。

日本共産党は、維新市政の問題点を厳しくチェックし、市政の転換を求めています。

だからこそ同時に、市民の立場に徹底して立ちながら、現場の職員の知恵や意欲も引き出し、要求実現のために力を合わせたい。

今回の個人質問を通して、その大切さを改めて感じました。

そして、防災・災害対策、衰退する公共交通、競争と管理が強まる公教育――。

八尾市だけでは解決できない問題の根っこには、国の政治があります。

だからこそ、憲法と地方自治の立場に立ち返り、国の政治そのものを変えていく。

市民と一緒に声をあげ、議会で取り上げ、行政を動かし、必要なら国にも届ける。

一つひとつは小さな一歩でも、その積み重ねの先に希望がある。

そんなことを強く感じた今回の個人質問でした。

 

さ〜て今週のKinpachi行動は9月11日です。

[2026.9.6] -[インフォメーション・活動トピックス]

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校内支援センターの見学に行かせていただきました

[2026.9.3] -[インフォメーション・活動トピックス]

「行く・行かない」ではなく、こども自身の心の動きを大切に

 

志紀中学校の校内支援センター「toi toi toi」を訪ねました

八尾市内のすべての小中学校に校内支援センターが設置され、10校に支援員が配置されています。

9月3日、志紀中学校の校内支援センターを訪問し、校長先生や教育センターの方からお話を聞かせていただきました。

志紀中学校の校内支援センターの名前は、「toi toi toi(トイトイトイ)」。

 

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「願いごとがかないますように」という意味を込めた、おまじないの言葉だそうです。

登録制で、毎日利用するだけではなく、必要な時に部分的に利用する生徒もいます。

教室を間仕切りして、ひとりで落ち着いて過ごせる個別スペースと、机を並べて過ごせるスペースがつくられていました。

「いつ来ても大丈夫」先生が全時間に配置

支援員さんは、月・火・木・金曜日の2時間目から5時間目までサポートに入っています。

そして、志紀中学校で特に印象に残ったのが、月曜日の1時間目から金曜日の6時間目まで、30コマすべてに先生を配置していることです。

この体制なら、突然、生徒が「今日は行ってみようかな」とやって来ても、慌てて対応する必要がありません。

生徒が来ていない時間には、先生が「toi toi toi」で仕事をすることもできます。

「いつ来ても大丈夫」

そういう体制そのものが、子どもにとっても先生にとっても安心につながっているのではないでしょうか。

入学式でも「toi toi toi」についてガイダンスを行い、学校全体に周知しています。

そのためか、他の生徒たちも「サボりに行っている」「楽をしに行っている」というような見方ではなく、ごく自然に受け止めている様子です。

 

クラスとのつながりを保つ「トイゾン」(toizon)

面白い工夫もありました。

 

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「トイゾン」という連絡袋があり、同じクラス、同じ班の生徒が、クラスからのお知らせなどをその袋に入れて届けてくれるそうです。

教室には入れなくても、クラスとのつながりは切らない。

こうしたちょっとした工夫も、とても大切だと感じました。

もちろん、担任の先生をはじめ、教職員の間でも、不登校への対応について研修や資料配布などを行い、認識を共有する努力が続けられています。

この10年で、不登校への対応は大きく変わった

校長先生のお話で、とても心に残った言葉がありました。

「学校に行くか、行かないかではない」

教育機会確保法の考え方に基づき、社会的自立を支援すること。そして、本人が頑張れたことを評価する。

そういうことを大切にしているとのことでした。

特に重視しているのが、子どもの自己決定です。

「子どもはちゃんと自分の考えを持っている。時間がかかっても、本人が決めることがとても大事」

保護者にも、そのことを丁寧に伝えているそうです。

「1時間行けたら、よかったね」と

不登校になると、保護者も大きな不安を抱えます。

毎日のように学校へ電話をかけ、

「何とか授業を受けさせてほしい」
「課題をやらせてほしい」

と強く願う保護者もおられたそうです。

その気持ちも、とてもよく分かります。

それでも学校は、まず本人の状態や意向を尊重しました。

そして保護者には、

「学校へ行く時は、1時間行けたら『よかったね』と伝えてあげてください」

と話したそうです。

徐々に保護者も理解し、子どもの声を聞くことの大切さを学校と共有できるようになっていったとのことです。

とても大切な実践だと感じました。

 

不登校の保護者が安心して話せる場所も

進路については、それぞれのケースに応じて個別に説明し、必要な情報を提供しています。

さらに昨年度からは、コミセンで希望する不登校の子どもの保護者を対象にした懇談会も行われています。

そこでは、安心して、外にはなかなか話せないことも話すことができます。

小学校にも案内し、参加した保護者同士がつながり、励まし合ったり、交流したりする関係も持たれているそうです。

今後は、通信制高校の先生を招いて話を聞くなど、さまざまな企画も考えているとのことでした。

 

「誰一人取り残さない」を本当に実現するために

学校に来ている子も、来ることができない子も、すべての子どもの状況を把握して対応していく。

担任は家庭訪問をしたり、連絡ツールを使って家庭とつながったり、本人と直接話す機会をつくったりしています。

そして校長先生も、そうした取り組みを学校全体で支えていきたいと話されていました。

一方で、大きな課題もあります。

先生たちがもともと抱えている授業時間数が多く、そこにさまざまな課題への対応が加わっていることです。

どれほど「一人ひとりの子どもに向き合いたい」と願っても、先生たちに時間と余裕がなければ限界があります。

校内支援センターという「場所」をつくるだけでは十分ではありません。

そこに人を配置すること。
子どもが来たいと思った時に受け止められる体制をつくること。
保護者を孤立させないこと。
そして、先生たちが子どもと向き合える時間を保障すること。

志紀中学校の「toi toi toi」の取り組みから、不登校支援とは、子どもを何とか学校に戻すことではなく、その子自身の気持ちと選択を大切にすることなのだと改めて感じました。

「今日はここまでできたね」
「1時間行けたね」
「自分で決められたね」

そんな一歩一歩を大切にできる学校へ。

そして、学校に来ている子も、来ることができない子も、誰一人取り残さない教育を実現するために、現場の努力だけに任せず、必要な人員と体制を保障していくことが行政の役割だと思います。

 

国保逃れ問題、ついに議員へ厳重注意。でもこれで幕引きにはさせない

[2026.9.2] -[インフォメーション・活動トピックス]

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「国保逃れ」問題――ここまで来た。でも、まだ終わっていません。

八尾市議会議員による「国保逃れ」問題。

この問題について、日本共産党市会議員団は一貫して追及してきました。

6月議会では、市民から提出された「国保料の引き下げと、国民健康保険料逃れに関する請願」の紹介議員となり、実態の解明と厳正な対応を求めました。

残念ながら、この請願は日本共産党以外の反対で不採択となりました。

しかし、問題をここで終わらせるわけにはいきません。

6月議会の閉会にあたり、議長はこの問題に議会として取り組んでいく決意を表明しました。

その後、各派代表者会議で協議が重ねられ、8月19日には当該議員に対して議長から「厳重注意」が行われました。

その内容は、議員としての責任を厳しく問い、今後の進退について自ら判断することにまで踏み込む厳しいものとなりました。

さらに、当該議員を除く全議員を対象に、公的医療保険への加入状況などについて確認が行われ、全議員から「国保逃れ」に関与していないことを示す誓約書も提出されました。

これは、市民のみなさんの声と追及があったからこその大きな一歩だと思います。

一方で、全会派一致で進めてきた対応であるため、私たちから見れば、まだまだ不十分な点もあります。

何より、これで幕引きにしてはいけません。

問われているのは、議員個人の問題だけではありません。

八尾市自身が、この問題についてどこまで実態を明らかにするのか。

そして「国保逃れ」によって、本来納めるべき国民健康保険料が納められていなかった場合、どう対応するのかという問題が残っています。

現在、八尾市はこの問題について独自の調査を行っておらず、「国保逃れ」をしていた被保険者への自主納付の要請も行っていません。

高い国保料に苦しみながら、まじめに保険料を納めている市民から見れば、「なぜ?」という思いは当然ではないでしょうか。

ここまで動かしてきた力を、次につなげたい。

議会の中からの追及と、市民のみなさんの声。その両方でもっと実態解明を進め、公平・公正な国保制度を求めていきたいと思います。

この到達を力に、次は市民の力でさらに一歩前へ。

9月議会では、日本共産党のおち妙子市議が、この問題を引き続き徹底追及します。

「これで終わり」ではなく、「ここからが次の一歩」です。

ぜひ注目してください。

 

乗合タクシーに乗ってみた!百聞は一乗にしかず⁉️

[2026.9.1] -[インフォメーション・活動トピックス]

乗合タクシーに乗ってみた!

 

300円でどこまで行ける? 実際に体験してわかったこと

 

八尾市内の交通困難地域で、公共交通を補う役割を果たしている「乗合タクシー」。

 

八尾市内の7ヶ所で走ってます。

 

「実際のところ、どんな感じなんやろ?」

 

ということで、乗ってみました!

 

今回は西郡号です。

 

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まずは電話で予約

 

最初は電話で予約。

とても親切に対応していただきました。

 

ただ、ここで一つ「なるほど!」と思ったことが。

 

バス停と重なっているところでは、乗車も降車もできません。

 

私が最初に希望した「タク停(タクシー停留所)」も、近くにバス停があるため予約できませんでした。

 

理由は、乗合タクシーがあくまでも「既存の公共交通を補完するもの」だから。

 

バス停から遠い方の移動を支えたり、既存のバス路線と競合しないようにしたりする仕組みになっています。

 

公共交通そのものを守るためのルールなんですね。

 

15分前に到着。じーっと待つ私

 

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予約した時間より15分も早く着いてしまい、タク停でじーっと待つ私。

 

「来た来た!乗合タクシー!」

 

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普段、タクシーに乗ることがほとんどないので、ちょっとドキドキです。

 

この日の予約は2人。

 

私は一番早い便の始発、8時13分に乗車しました。

 

もう1人の方は、一番最後のタク停から予約されていて、その予定時刻は8時36分。

 

それまでは、その方のところへ向かいながら待つことになります。

 

ちなみに予約が1人だけなら、目的地のタク停まで直行してくれます。

 

「けっこう時間がかかるかな?」

 

と思っていましたが、運転手さんがお話し上手!

いろいろ聞いているうちに、あっという間に時間が過ぎました。

 

ところが、予約した方が来ない!

 

最後のタク停に到着。

 

ところが、予約されていた方が時間になっても来られません。

 

こういう場合は、時間になれば出発するそうです。

 

ここは「乗合」で運行している以上、仕方がありません。

 

「準備に手間取られたのかなあ」などと話しながら出発し、無事に最終目的地の近鉄八尾駅に到着しました。

 

ちなみに、少しでも時間を短縮したければ、途中でバスに乗り換える方法もあります。

 

時間を取るか、お金を取るか。

使い方次第ですね。

 

運転手さんから聞いたタクシー事情

 

乗車中には、運転手さんからいろいろなお話も聞かせていただきました。

 

最近、「普通のタクシーを予約したくても、なかなか取れない」という声をよく聞くことをお話しすると、

 

「うちの会社は大丈夫ですよ〜。電話でも連絡できますよ〜」

 

とのこと。

 

さらに、タクシー運転手の仕事についても、「自分のペースで働ける」「新人さんも続々と増えている」といった現場のお話を聞くことができました。

 

こういう話を直接聞けるのも、実際に乗ってみる面白さです。

 

300円はやっぱり安い!

 

最初はシステムに少し戸惑いました。

 

でも、慣れて上手に使いこなせれば、

 

もっと「デアルク(出歩く)」ことができる!

 

そう感じました。

 

実際、乗合タクシーの利用が圧倒的に多いのは、外環状線より東側の山手地域だそうです。

 

交通手段が少ない地域ほど、こうした移動手段が大切になっていることがわかります。

 

そして何より、300円!

 

普通のタクシー料金を考えると、これは本当に安い。

 

ただし、乗合タクシーからバス、さらに電車へ……と乗り継いでいくと、交通費はどんどん増えていきます。

 

ここは大きな課題だと思いました。

 

「移動できる」だけでなく「出歩きたくなる」まちへ

 

今回、実際に乗ってみて、

 

「もっとこうなったら使いやすいのでは?」

 

と感じたこともいくつかありました。

ここはもう少し研究してみたいと思います。

 

そして改めて感じたのが、交通費への支援の必要性です。

 

たとえば、

 

・バスや乗合タクシーを100円で利用できる仕組み

・高齢者向けのシルバーパス

・学生向けの学生パス

・乗り継いでも負担が大きくならない仕組み

 

こうした工夫があれば、公共交通の利用そのものを増やすことにもつながるのではないでしょうか。

 

公共交通は、単なる「移動手段」ではありません。

 

買い物に行く。

病院に行く。

友達に会う。

ちょっとお茶を飲みに行く。

 

そんな当たり前の暮らしを支えるものです。

 

誰もが「デアルク(出歩く)」ことのできる八尾へ!

 

実際に乗って、使って、利用されている方や現場の声も聞きながら、積極的に提案していきたいと思います。

 

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