こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2024.2.9] -[インフォメーション・活動トピックス]
自分と意見の違う人や気に入らない人に対して、暴力的行為です威圧したり傷をつける事は、そもそも許されないと思います。
今日の朝の訴えの時に、自転車を突っ込んでくる威圧行為を行った男性がいました。私はびっくりしてあぜんとしましたが、これは放置したらあかんと思って、ただちに追いかけてました。一緒に宣伝していた支部の人も目撃をしていて一緒についてきてくれました。
「お名前と住所を教えてください。警察に被害届を出します」「うるさい、気に入らんからじゃか」「ふらついただけじゃ」と、最後は「共産党なんか消えてしまえ」と言って逃げていきました。
逃げ去る男性、70才ぐらい。酔ってる言うたけど、嘘やん!
この時の様子は残念ながら撮影できませんでしたが、写真だけはかろうじて撮りました。
最近、嫌がらせが増えています。威圧的にスマホで撮影をされたり。今回のように至近距離まで自転車で突っ込んでくるのは久しぶりでしょうか。
私を含め、党派をこえて、全国で訴えをされている候補者や議員などの皆さんの言論の自由を暴力的行為によって妨害をすることは絶対に許せません。抗議をします。
そして、自分と意見の合わない人や気に入らない人に対して、そのような手段で妨害したらいいんだという風潮に対しても懸念をするものです。これが力の支配であり、戦争を肯定する思想の根流だと思います。
力の支配の肯定は人類社会の敗北です。
[2024.2.5] -[インフォメーション]
今回の交流会は少人数でじっくりお話しを聞かせていただきました。
保護者の方、現職の先生、退職した先生、障害児を守る会の事務局の方、教育市民会議の方などなど。
zoomでも参加でもいただきました。
議員団からは、この間明らかになった事実や問題点と通級指導教室へ見学に行った様子を報告。
①
大阪府内の支援学級の減少について、この間の増加傾向が鈍化するどころか、減少に転じている。子どもや現場での影響を懸念すること。
特に減りの激しい市町村をランキングすると…。(大阪教職員組合調べ)
大阪府内全体では 95% の減少 (クラス数)
ところが、豊能 75%、能勢 78%、、四條畷 81%、茨木 84%、、池田 85%、八尾 85% の減少です。
特に中学校の減少がきついのが、茨木 66%、八尾 67% ‼️
いったい何が起きているのでしょうか。八尾では中学校で保護者が高校進学にあたっての評定の問題で悩んでいることが明らかになっています。
子どもにとって必要な支援が、評定という問題で妨げられることがあってはなりません。
また、進路を含め就労など先を見通した長い視点が必要です。学びの多様性もまだまだ知られていません。
子どもや保護者との合意形成は本当に図られているのでしょうか?
これらの課題に教育現場や教育委員会は子どもや保護者の思いに正面から向かい合う必要があるのではないでしょうか!
子どもの発達成長のために何が必要なのか、学習会を持つなどご一緒に追及していきたいと思います。どうぞご意見お寄せください。
② 議員団の通級指導教室の見学の様子はブログをご覧下さい。
http://yuko.jcp-web.net/?p=7311 小学校
http://yuko.jcp-web.net/?p=7317 中学校
今回の交流会で、支援学級に在籍をしている子どもと通級教室に通いだした子どもさんがいらっしゃるお母さんからお話がありました。
小学校入学時には、文科の通知通りの説明を学校から受けて、支援学級か通常学級か決めることができず混乱し悩んだこと。支援学級では担任の先生が急にお休みになり、子どもが受け止め切れないのではと心配したが、新しい先生が素敵な先生で子どもも落ち着いていること。
通級教室の利用を学級担任や通級の先生が連携を持って進めてくれたことなど、本当に先生方の努力に感謝してますと。
議員団が見学させていただいた拠点校(小学校)でも、小学校と中学校の通級教室の保護者の交流や教材研究など積極的に取り組んでおられました。クラスへの巡回もされているとか。通級教室から支援学級に移行される子どもさんや、支援学級を退級するためにお試し通級教室を利用する子どもさんや…。
一方、通級教室の人数の多いところは31人!府の加配先生は1人。これではきめ細やかな支援はできません。
学校によってだいぶばらつきがあるようです。そもそも通級教室が無い学校がもあります。通級教室は始まったばかり。全校配置や複数先生体制を整え、週最大8時間を子どもたちに保証すべきです。
その大前提として、通常学級のクラスの人数を全て35人学級へ!そしてもっと少なくしないと全体的にとうてい手が回らないと感じました。
また、支援学級や通級教室に関する不登校などの相談も議員団に寄せられています。
そして、支援を必要とする子どもを育てる親のソワソワした気持ちをどこにぶつけ、相談したらいいのか…。コロナの影響もあって、保護者会が開かれていない学校も多いようです。
何か一つでも前に進めていけたら! 議員団もご一緒に力を合わせます。
[2024.2.2] -[インフォメーション・活動トピックス]
能登半島地震が起きた時、やっぱりここでも近い将来地震は起きるかもと確信しました。避けて通るわけにはいかないと。
八尾での最大被害想定は、生駒活断層が動いた時。山手の旧170号線を走っている活断層。(山手は土砂災害の危険がある)そして南海トラフ。
その時の被害想定は…。議員団ユースの一部抜粋より。
単純に人口の4割が避難所に来るとしたら…。
各小学校の避難所には、受け入れ可能人数の2〜3倍の人が来る予定。(体育館と校舎の面積を合わせて計算しても)
そもそも八尾市内の公共施設かき集めて避難者を受け入れてようやく間に合う計算。もちろん、1人辺りの面積は2 m2。大人用の敷布団一枚分。
備蓄物資は各指定避難所(小・中・高校)に配置されているものと、総合体育館など集中管理されているものがあり、即日に使えるものは、食・水・毛布・簡易トイレか?!
言うより、見るが早し!私の中学校区の指定避難所の備蓄物資を見せていただきました。(用和小学校、長池小学校、八尾中学校、八尾北高校)
まず、避難所は基本的に体育館。備蓄物資は学校内の防災倉庫にありました。
(備蓄物資倉庫前)
避難所開設は市職員。各学校に6人配備。(3人交代制)この市職員による学校の鍵の開錠から始まり、避難所開設が始まります。備蓄物資についても市職員と学校が把握をしていると言うことでした。地域住民との共有や連携をどう図っていくかが課題だと思いました。
八尾市全体の備蓄物資目標
(地域防災計画より)ちなみにお水は目標量が設定されていません。給水車が運んでくる前提らしいです。しかし給水者は八尾市内で2台しかありません…。
このように、指定避難所(学校)と総合体育館など備蓄物資の棲み分けが行われています。指定避難所は最低必要限度のもの、あとは運び込むというイメージです。生理用品や赤ちゃん用のミルクは、指定避難所にはなく総合体育館などにあります。
例えば、指定避難所である小学校では…。
(小学校の倉庫)
アルファー化米 1500人分(カレー味や炊き込みご飯などあり)
毛布 310枚
組み立てトイレ 2つ
簡易トイレ 約20個
トイレットペーパー 1600個
マスク 1500個
水 80人分(1日1人3リットルとして)
賞味期限が切れたものは生活用水として活用できるよう保存
発電機や自転車、車椅子(カバーしているもの)
リアカー、ラジオ、食器セットなどがありました。
ダンボールベットは指定避難所にはなく、発注方式です。
生理用品や赤ちゃん用ミルクは、ここにはありません。総合体育館からの運び込みになります。
ひととおり見せていただいての感想。
まず、最大被害想定だと避難所はあふれかえり、物資もとうてい足りない。特に水は絶望的。
避難所に避難してきた人を分散させてなんとか収容。問題は福祉避難所。身体が不自由な方や高齢者。体育館での避難所生活は過酷なので、早く移動させる必要がある。
しかし、まだ福祉避難所の開設員配置はしていない。指定避難所対応で現在精いっぱいのよう。
避難所の開設から始動まで、市の職員が行う。この市職員が被災して駆けつけることができない場合は、避難所が開けないこともありうる。
職員を削減している場合ではない!AIではいざという時は役に立たないと思う!
能登半島地震の避難所で起きている、未だ車中泊やビニールテントでの避難所生活、断水でトイレが…、ダンボールベットや飲料水が届かない、昼食が十分に用意されないなど八尾でも同じ事態になるなあと思いました。
特に水問題です。飲料水の備蓄目標はなく、各指定避難所で80人分しかありません。給水車が前提になっているからです。
確かに八尾市内では各配水場や受水場(市内4ヶ所)や緊急貯水槽(7ヶ所)があります。
この11ヶ所とベンチ型給水栓(6ヶ所)で17ヶ所の給水所はできますが、避難所での給水を可能にするためには、2台の給水車で 48ヶ所の指定避難所に水を運ばなくてはなりません。道路の状況を考えてもかなりの時間はかかるにではないでしょうか。
能登の被災地では、山の湧き水や川の水を使用しているところもあるとお聞きしますが、八尾では難しいでしょう…。
水道管の耐震化は 25,8% !
熊本の地震を経験したいとこに話を聞いたら、やっぱり飲み水に困ったと。あんなに水が至る所で沸いている豊富なところでも。
八尾市水道事業を企業団に統合(広域化)している場合ではないはず。(3月議会の再び議案提案予定)
避難所の国際基準であるスフィア基準なんて遥か彼方の世界に感じました。今、国あげてしなければいけないことが見えてきます。しかし、国あげてやっていることは…中央リニアに万博に軍拡ですか???
[2024.2.1] -[インフォメーション・活動トピックス]
現在、八尾市では全員中学校給食を2学期から実施しています。
民間工場で調理をし、デリバリーで学校に運び、スチーム室で温めて食べる方式です。
この日は、サバを中心とした和食メニュー。
議員団としてもこの方式で中学校の全員給食に賛成するかどうか悩みました。
あまりにも遅れている中学校での全員給食の状況を考え、賛成の決断をしました。ただし、親子方式や自校方式の追求を行うことを主張しています。
現段階で課題はたくさんあります。量の問題は改善がはかられてきました。
味の問題では、いろいろ課題があるようです。中学生の娘が言うには、今日の親子丼は卵と汁が分離していたそうな。フライものも油っこいらしい…。
今、生徒や保護者などのアンケートも実施をする予定です。しっかりと児童生徒の意見が反映されたらと思います。
保護者の試食会では、応募者が多く抽選となったとか。関心の高さがうかがえます。
私の個人的感想では、小学校給食で磨き上げられた食育によって、数々の課題を感じながら、生産者や作っていただいた食べ物への感謝を忘れずに向かい合っていると言う感じ?でしょうか。
同時に、食材選びや購入は民間丸投げであること。栄養職員が全校配置されていないこと。民間での調理は衛生管理や安定性で直営・自校方式には敵わないことなど等々、根本的な課題があることは確かです。
そのことを踏まえながら、なにより実際の現場を見てみたかったのです。
再加熱室のスチームで温められる給食。
配膳室へ
一階に並べられた給食を取りにくる生徒たち。
冷菜を取り分ける。
最初は量の問題が大きな課題となりました。ご飯やおかずを追加する工夫が行われました。
ご飯2段やおかず2段の生徒も!
放送で給食の紹介など生徒自身が行なっていました。
今回見学させていただいた学校では栄養教諭さんがいらっしゃいました。給食時に教室を回ったり、生徒たちがじゃれついていたり。
子どもたちの表情は?笑顔の顔、顔でしたがお写真は載せることができません
想像してください!みんなで給食を食べている姿!
その後、子どもが通う小学校に用事で行ったとき!やっぱり八尾の小学校給食の実力を見せつけられてしまった。
民間委託ですが、全校自校方式で栄養職員も全校配置!
給食コンテストの優勝メニューが給食に登場!みそクリームスープとは恐れ入った!
今月は郷土食に力を入れているとか。
そして極め付けは久々に復活した”揚げパン”。
実は、私が子どもの頃、八尾の給食はセンター方式でした。その時は、物理的な制限のために、自校方式とは違い、既製品が多かったり、パンばっかりだったりで今のような給食のイメージとはずいぶん違いました。その時でも大人気だったのが”揚げパン”と”ミルメイク”
いっとき揚げパンが途絶えていたとか。再び降臨!子どもたちにも大好評だったとか。これを楽しみに学校に一刻も早くと信号も間違って駆けつけた生徒もいたとか。
目指すは中学校給食も小学校給食の水準へ!